ナノサイズポリマーアロイの設計と環境適合材料(バイオ由来樹脂、再生樹脂)の最新開発動向 ~ポリマーアロイ化技術の有用性と適用事例~
■本テキストの注目ポイント
★異種ポリマーの混合によって物性を向上させるポリマーアロイ技術は、21世紀に入ってからも顕著な進展を遂げています。特に、非相溶性ポリマーアロイ中の分散粒子径を従来のμmレベルから数ナノメートルレベルへと微細化することで、靭性や誘電特性など、従来にはない新たな機能を発現させる革新的なポリマーアロイの工業化が進行しています。これらナノサイズ分散技術はバイオ由来樹脂や回収ポリマーを用いた再生樹脂の製造にも応用されており、環境適合型材料の開発にも大きく貢献しています。本テキストでは、ポリマーアロイ製法の基礎知識からナノサイズ分散ポリマーアロイ関連技術まで、さらには最新の技術開発動向やその実例まで紹介します。
■注目ポイント
★ポリマーアロイの相分離構造とその形成機構について学習、習得できる!
★ナノサイズ分散粒子を有するポリマーアロイについて学習、習得できる!
★ポリマーアロイ化技術を適用した環境適合材料の開発について学習、習得できる!
執筆者
元住友化学 株式会社AndTech 技術顧問 今井 昭夫 氏
目次
【プログラム】
1.ポリマーアロイの相分離構造とその形成機構
1.1 相溶領域から非相溶領域へのシフト:相図(組成-温度線図)とスピノーダル分解
1.2 モルフォロジ―形成の熱力学的解釈
1.3 モルフォロジ―(分散粒径・粒径分布)が樹脂物性に及ぼす影響
1.4 非相溶性ポリマーアロイにおける分散相粒径の制御技術
1.5 相溶化剤(相容化剤)を用いるμmレベルの分散制御とリアクティブプロセッシング法による「第三世代ポリマーアロイ」
2. ナノサイズ分散粒子を有するポリマーアロイ
2.1 高せん断力による分散制御
2.2 ナノサイズ分散系ポリマーのモルフォロジー解析
2.2 ナノサイズ分散系ポリマーアロイの物性
2.3 ナノサイズ分散系ポリマーアロイ材料の工業分野への応用
3.ポリマーアロイ化技術を適用した環境適合材料の開発
3.1 植物成分を原料とするポリマー工業材料の開発事例
3.2 植物由来成分を分散相とするポリマーアロイ材料の開発事例
3.3 セルロース、セルロースナノファイバー組成物の開発事例
3.3 回収ポリマーのリサイクルによる再生樹脂の開発事例
3.4 回収樹脂の性能向上のためのポリマーアロイ化技術
4.まとめ
【キーワード】
モルフォロジー設計、界面構造設計、混練と混合、分配と分散、ミクロ分散とナノ分散、非相溶性ポリマーアロイ、ポリマーリサイクル、再生樹脂、植物由来樹脂
【最大のPRポイント】
永年の各種ポリマーアロイ材料の開発経験や技術指導経験に基づいて、20世紀までに技術確立されたポリマーアロイ製法の知識や、21世紀に入って急速に進展したナノサイズ分散ポリマーアロイ関連技術に関する知識・情報を体系的に整理して解説する。
【習得できる知識】
モルフォロジー設計、界面構造設計、混練混合による分配と分散、ミクロ分散とナノ分散、非相溶性ポリマーアロイ、ポリマーリサイクル、植物由来樹脂材料