アクリル樹脂の原料と工業的製法、基本的な性能と高機能化
★2025年9月30日WEBでオンライン開講。三菱ケミカル株式会社 大谷氏が、【アクリル樹脂の原料と工業的製法、基本的な性能と高機能化】について解説する講座です。
■注目ポイント
★アクリル樹脂のモノマーからポリマーまでの工業的製造法からアクリル樹脂の用途や機能、競合材料との比較や高機能化までアクリル樹脂の特徴を理解して活用するための基礎知識を解説!
- 三菱ケミカル株式会社 MMA&デリバティブズ コーティング&アディティブスグローバルビジネス本部 コーティング&アディティブス技術部 C&A広島室 機能材料グループ / チームリーダー・高度専門職 主席研究員 大谷 剛 氏
【1名の場合】45,100円(税込、資料作成費用を含む)
2名以上は一人につき、16,500円が加算されます。
定員:30名
※ お申し込み後、受講票と請求書のURLが自動で返信されます。基本的にはこちらで受付完了です。開催前日16:00までに再度最終のご連絡をいたしますので、しばらくお待ちください。請求書と受講票は郵送ではないため必ずダウンロードください。また、同時に送られるWEBセミナー利用規約・マニュアルを必ずご確認ください。
※ セミナー前日夕方16:00までにWEB会議のURL、事前配布資料のパスワードについては、別途メールでご案内いたします。基本的には、事前配布資料はマイページからのダウンロードの流れとなります。なお、事前配布資料については、講師側の作成完了次第のお知らせになりますので、この点、ご理解のほどお願い申し上げます。
※ 請求書の宛名の「株式会社」や「(株)」の「会社名の表記」は、お客様の入力通りになりますので、ご希望の表記で入力をお願いします。
※ お支払いは銀行振込、クレジット決済も可能です。銀行振込でお支払いの場合、開催月の翌月末までにお支払いください。お支払いの際は、社名の前に請求書番号をご入力ください。
※ 領収書のご要望があれば、お申込み時、領収書要にチェックを入れてください。
※ 2名以上でお申し込みをされた場合は、受講票と請求書を代表者様にご連絡します。
※ 当講座では、同一部署の申込者様からのご紹介があれば、何名でもお1人につき16,500円で追加申し込みいただけます (申込者様は正規料金、お2人目以降は16,500円となります)。追加の際は、申し込まれる方が追加の方を取りまとめいただくか、申込時期が異なる場合は紹介者様のお名前を備考欄にお書きくださいますようお願いいたします。
※ なお、ご参加手続きの際、自宅住所やフリーアドレス、個人携帯番号のみで登録された場合は、ご所属確認をさせいただくことがございます。
【本セミナーの主題および状況・本講座の注目ポイント】
■本セミナーの主題および状況(講師より)
★メタクリル系ポリマーを中心とするアクリル樹脂は優れた耐候性、透明性および表面光沢などの特性を兼ね備えております。
★上記の特性により、車両部材、光学部材、土木・建築部材、塗料用樹脂などの分野で幅広く使用されております。
■注目ポイント
★アクリル樹脂についてその原料であるモノマーの合成法、工業的ポリマー製造法を説明!
★具体的製品例によりアクリル樹脂を紹介するとともに性能・特性を他樹脂との比較において解説!
★劣っている性質(技術的課題)及びその解決の考え方、新しい機能付与や構造制御重合によるメタクリル系ポリマーの分子設計の現状について概説!
講座担当:牛田孝平
≪こちらの講座は、WEB上での開催のオンライン講座になります≫
【時間】 13:00-16:30
【講師】三菱ケミカル株式会社 MMA&デリバティブズ コーティング&アディティブスグローバルビジネス本部 コーティング&アディティブス技術部 C&A広島室 機能材料グループ / チームリーダー・高度専門職 主席研究員 大谷 剛 氏
【講演主旨】
メタクリル系ポリマーを中心とするアクリル樹脂は、その優れた耐候性、透明性および表面光沢などの特性により、車両部材、光学部材、土木・建築部材、塗料用樹脂などの分野で幅広く使用されている。
まず、アクリル樹脂についてその原料であるモノマーの合成法、工業的ポリマー製造法を説明する。具体的製品例によりアクリル樹脂を紹介するとともに、性能・特性を他樹脂との比較において解説する。 その際、劣っている性質(技術的課題)及びその解決の考え方、新しい機能付与や構造制御重合によるメタクリル系ポリマーの分子設計の現状について概説する。
【プログラム】
1.アクリル樹脂の基礎知識
1.1 アクリル樹脂とは?
1.2 アクリル樹脂の歴史
2.アクリル樹脂に使用されるモノマー
2.1 メタクリル酸メチル(MMA)の工業的製造方法
2.2 各種メタクリレートモノマーとそのポリマーの特性
3.アクリル樹脂の工業的製造法
3.1 重合の基礎
3.2 各種工業的製造法(塊状重合、懸濁重合、乳化溶液重合、光ラジカル重合)
4.実用製品例
4.1 成形材料、シート、フィルム、樹脂添加剤、塗料用樹脂、UV硬化樹脂
4.2 土木部材、光学部材など
5.アクリル樹脂の特性
5.1 他の透明樹脂との特性比較(光学的性質、耐候性、色調、硬度、吸水特性など)
5.2 メタクリル系ポリマーの特性から見た課題
6.アクリル樹脂の高性能化
6.1 改良方法
6.2 性能・機能の改良(耐衝撃性、耐熱性、難燃性、表面特性など)
7.アクリル樹脂の分子設計
7.1 構造制御重合の基礎(アニオン重合、ラジカル重合)
7.2 分子量制御、立体規則性制御
7.3 ブロック・グラフトポリマーとその応用
【質疑応答】
【キーワード】
アクリル、メタクリル、MMA、PMMA、ポリマー、高分子、重合、構造制御
【講演のポイント】
アクリル樹脂のモノマーからポリマーまでの工業的製造法から、アクリル樹脂の用途や機能、競合材料との比較や高機能化まで、アクリル樹脂の特徴を理解して活用するための基礎知識を提供する。
【習得できる知識】
・アクリル樹脂の特性(他の透明樹脂との比較)
・ラジカル重合法の基礎
・アクリル樹脂の改質法
・構造制御重合法の基礎