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エポキシ樹脂用硬化剤・硬化促進剤の種類と特徴 および 塗料・プリント基板・半導体封止材用途での特性

★2025年8月8日開講。横山技術事務所・代表 (元・新日鉄住金化学(株) 総合研究所) 横山先生が、硬化剤、硬化促進剤の種類と特徴について解説します。


■本講座の注目ポイント
 本セミナーでは、多様なエポキシ樹脂硬化剤の構造・反応機構と、それらが硬化物特性や用途(半導体封止材、低誘電性プリント基板など)に与える影響を比較・整理し、最適な選定と応用展開のための知識を解説します。

セミナー番号
S250801
セミナー名
エポキシ樹脂用硬化剤・硬化促進剤の種類と特徴 および 塗料・プリント基板・半導体封止材用途での特性
講師名
  • 横山技術事務所  代表  (元・新日鉄住金化学(株) 総合研究所)  工学博士   横山 直樹 氏
開催日
2025年08月08日(金) 13:00-17:00
会場名
※会社やご自宅のパソコンで視聴可能な講座です
受講料(税込)

●1名様  :45,100円(税込、資料作成費用を含む)
●2名様以上:16,500円(お一人につき)
 ※受講料の振り込みは、開催翌月の月末までで問題ありません

詳細

定員:30名

※ お申し込み後、受講票と請求書のURLが自動で返信されます。基本的にはこちらで受付完了です。開催前日16:00までに再度最終のご連絡をいたします。請求書と受講票は郵送ではないため必ずダウンロードください。また、同時に送られるWEBセミナー利用規約・マニュアルを必ずご確認ください。

※ セミナー前日夕方16:00までにWEB会議のURL、事前配布資料のパスワードについて、別途メールでご案内いたします。基本的にはマイページからのダウンロードの流れとなります。なお、事前配布資料については、講師側の作成完了次第のお知らせになりますので、この点、ご理解のほどお願い申し上げます。

※ 請求書の宛名の「株式会社」や「(株)」の「会社名の表記」は、お客様の入力通りになりますので、ご希望の表記で入力をお願いします。

※ お支払いは銀行振込、クレジット決済も可能です。銀行振込でお支払いの場合、開催月の翌月末までにお支払いください。お支払いの際は、社名の前に請求書番号をご入力ください。

※ 領収書のご要望があれば、お申込み時、領収書要にチェックを入れてください。

※ 2名以上でお申し込みをされた場合は、受講票と請求書を代表者様にご連絡します。

※ 当講座では、同一部署の申込者様からのご紹介があれば、何名でもお1人につき16,500円で追加申し込みいただけます (申込者様は正規料金、お2人目以降は16,500円となります)。追加の際は、申し込まれる方が追加の方を取りまとめいただくか、申込時期が異なる場合は紹介者様のお名前を備考欄にお書きくださいますようお願いいたします。

※ なお、ご参加手続きの際、自宅住所やフリーアドレス、個人携帯番号のみで登録された場合は、ご所属確認をさせいただくことがございます。

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【時間】 13:00-17:00

【講師】横山技術事務所 代表  (元・新日鉄住金化学(株) 総合研究所)  工学博士  横山 直樹 氏

【講演主旨】

◆    セミナー対象者と趣旨
塗料、半導体封止材、プリント基板などのエポキシ樹脂製品の企画、開発、製造に携われている事業企画部門、研究開発部門、生産技術部門、製造部門の技術者・研究者を対象に、硬化剤、硬化促進剤の種類と特徴を解説いたします。


◆    習得できる知識
 1.    エポキシ樹脂の概要
  主要なエポキシ樹脂の種類と分子構造、機能と用途

 2. 硬化剤・硬化促進剤の概要
  ポリアミン、ジシアンジアミド、フェノール樹脂系、酸無水物、3級アミン類、イミダゾール類、トリフェニルホスフィンなど主要な硬化剤・硬化促進剤の種類とその硬化反応式。

 3. ポリアミン
  脂肪族ポリアミン、脂環式ポリアミン、芳香族ポリアミンといったポリアミンの種類と特徴。Tgと架橋密度の関係など硬化物特性に及ぼす各種脂肪族ポリアミンの分子構造の影響。

 4. 変性ポリアミン
  アミン-エポキシアダクト、カルボン酸変性アミン、マイケル付加ポリアミン、マンニッヒ塩基といった各種変性ポリアミンの種類と特徴。塗膜特性に及ぼす各種アミン-エポキシアダクト硬化剤の分子構造の影響。

 5. ジシアンジアミド (DICY)
  DICYの構造と特徴、活性水素による付加反応による硬化、CN基とOH基の架橋による硬化、塩基性触媒作用によるエポキシ樹脂の自己重合による硬化、という複雑な硬化反応機構。硬化物特性に及ぼす当量比の影響と硬化反応機構からの解析。

 6. フェノール樹脂系
   フェノールノボラック(PN)、フェノール-アラルキル(Ph-Ar)、ビフェニル-アラルキル(BPh-Ar)、ナフトール-アラルキル系(NAR系)などフェノール樹脂系硬化剤の種類と特徴。半導体封止材用途におけるPN, Ph-Ar, NAR系の硬化剤特性比較。

 7. 酸無水物
  メチルテトラヒドロ無水フタル酸、メチルヘキサヒドロ無水フタル酸、ヘキサヒドロ無水フタル酸など種類と特徴。製造法、硬化反応機構、硬化物特性に及ぼす各種酸無水物の分子構造の影響。昇華や吸湿などによるトラブルとその対策例。

 8. シアネートエステル
  ビスフェノールA型、ノボラック型など種類と特徴。製造法、硬化反応機構。低誘電性プリント基板用硬化物特性に及ぼすシアネート基濃度の影響

 9. 活性エステル
  ジシクロペンタジエン構造を有する新規活性エステルの合成法と硬化反応。低誘電性プリント基板用硬化物におけるフェノールノボラックとの硬化剤特性比較。

 10. 硬化促進剤:3級アミン類, イミダゾール類, トリフェニルホスフィン (TPP)
  種類と特徴、硬化促進機構。半導体封止材用硬化物におけるトリフェニルホスフィンと3級アミン類およびイミダゾール類の硬化促進剤特性比較。

【プログラム】

 1.エポキシ樹脂の概要

 2.硬化剤・硬化促進剤の概要

 3.ポリアミン
  3-1. 脂肪族ポリアミン
   (1)種類と特徴
   (2)硬化物特性に及ぼす各種脂肪族ポリアミン分子構造の影響
  3-2. 脂環式ポリアミン
   (1)種類と特徴
  3-3. 芳香族ポリアミン
   (1)種類と特徴

 4. 変性ポリアミン
  4-1. アミン-エポキシアダクト
   (1)構造と特徴
   (2)塗膜特性に及ぼす各種アミン-エポキシアダクト分子構造の影響
  4-2. カルボン酸変性ポリアミン
   (1)構造と特徴
  4-3. マイケル付加ポリアミン
   (1)構造と特徴
   4-4. マンニッヒ塩基
   (1)構造と特徴

 5.ジシアンジアミド (DICY)
   (1) 構造と特徴
   (2) 硬化反応機構
   (3) 硬化物特性に及ぼす当量比の影響と硬化反応機構からの考察

 6.フェノール樹脂系
  6-1. フェノールノボラック (PN)
   (1)構造と特徴
  6-2.フェノール-アラルキル (Ph-Ar)
   (1)構造と特徴
  6-3.ビフェニル-アラルキル (BPh-Ar)
   (1)構造と特徴
  6-4.ナフトール-アラルキル系 (NAR系)
   (1)構造と特徴
    6-5. 半導体封止材用硬化物におけるPN, Ph-Ar, NAR系の硬化剤特性比較

 7.酸無水物
   (1)種類と特徴, 製造法, 硬化反応機構
   (2)硬化物特性に及ぼす各種酸無水物の分子構造の影響
   (3)トラブルと対策例

 8.シアネートエステル
   (1)    種類と特徴, 製造法, 硬化反応機構
   (2)低誘電性プリント基板用硬化物特性に及ぼすシアネート基濃度の影響

 9.活性エステル
   (1)合成法, 硬化反応
   (2)低誘電性プリント基板用硬化物特性における活性エステルとフェノールノボラックの比較
   (3)ビルドアップ基板用接着フィルム特性における活性エステル、シアネートエステル、PNの機能

 10.硬化促進剤:3級アミン類, イミダゾール類, トリフェニルホスフィン(TPP)
   (1)種類と特徴
   (2)硬化促進機構
   (3)半導体封止材用硬化物特性におけるTPPと3級アミン類およびイミダゾール類の硬化促進剤特性比較

 質疑応答


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