医療・医薬向け軟包装技術の最新動向と応用・国内外市場 ~今後より求められていくSDGs対策の模索~
★SDGs対応が企業で着々と進みつつある中で、包装も対応が必要となる!
★包装素材、インキ、接着剤、印刷、ラミネート加工、包装形態、小ロット対応、インタラクティブ、チャイルドレジスタント、偽造防止、開封性、再封性、2室配合シール、内面非吸着性など多くの面を考慮した包装設計対応とは?
※本セミナーは、2019年2月27日に実施したセミナー資料です。
執筆者
住本技術士事務所 技術士(経営工学)・包装管理士 住本 充弘 氏(元大日本印刷(株))
目次
【講演主旨】
SDGs対応が企業で着々と進みつつある中で、包装も対応が必要である。今までの延長線上での対応だけでは十分でない。包装素材、インキ、接着剤、印刷、ラミネート加工、包装形態、小ロット対応、インタラクティブ、チャイルドレジスタント、偽造防止、開封性、再封性、2室配合シール、内面非吸着性など多くの面で包装設計対応を考えなくてはいけない。どのように対応すべきか事例をあげて説明し方向性を模索する。
【講演キーワード】
Bio-based polymer, 再生可能原材料、情報提供技術、チャイルドレジスタント、偽造防止、SDGs対応包装、デジタル印刷、小ロット生産、less package, リサイクルしやすい包装、無溶剤化、水性化、バリア性、共押出し多層フィルム
【プログラム】
1.包装素材
1-1 再生可能素材の活用、bio-based polymer
1-2 再生材料を配合した包材の「可能性は」
1-3 パルプ由来のプラスチック性能を有するsustainable material(VTT開発商品)
1-4 アルミ箔の今後(包装設計に必要であり再生再利用)
2.包装設計
2-1 複合包材の見直しの可能性(ラミネート万能からの脱却法は、共押出し多層フィルムの利用)
2-2 モノマテリアルの実用化方法(バリア性の確保法、充填機適性は)
2-3 回収再利用のための包装設計対応(再生可能回数は、二次包装材としての活用)
2-4 欧州の適合宣言への対応(包装設計者が責任をもって設計)
3.包装製造材料
3-1 インキの対応(EUのインキのPL化、スイス条例対応)
3-2 接着剤の対応(bio-based materialsの利用、無溶剤化、水性化、ガスバリア性付与)
4.軟包装材料の加工法
4-1 印刷(小ロット印刷対応とその後の大量印刷、デジタル印刷の活用法)
4-2 ラミネート(ラミネートとリサイクルのための剥離法の関係、熱ラミは)
4-3 リサイクルしやすい包装形態製造(包装設計の事例)
5. 医薬品包装に求められる機能
5-1 チャイルドレジスタント(CRSF)、軟包装にも必要か
5-2 偽造防止(各種技術の対応事例、visible & invisible、輸出製品には必要、個品管理は)
6. 今後に必要な機能
海外で盛んに提案されているスマホと連動した包装表面利用の情報提供方法