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★全固体電池を構成する各部材の開発から電池作製までの各段階について、最近の取り組みと課題を紹介!
★電池の全固体化によって実現される新たな電池の用途とは?
★本格的に取り組みが増え始めた本技術の最新動向を第一人者がお話いたします!
※本セミナーは、2019年2月27日に実施したセミナー資料です。
首都大学東京 都市環境学部 分子応用化学コース 都市環境科学研究科 分子応用化学域 助教 棟方 裕一 氏
【講演主旨】
不燃性の固体電解質の適用は、安全性の改善だけなく、体積エネルギー密度の向上や使用可能な温度範囲の拡大につながり、リチウム二次電池の可能性を大きく広げる。しかし、従来の電池技術だけでは、この新しい電池を実現することは難しい。本講演では、全固体電池を構成する各部材の開発から電池作製までの各段階について、最近の取り組みと課題を紹介する。また、電池の全固体化によって実現される新たな電池の用途についても言及する。
【プログラム】
1.リチウム二次電池の基礎
1-1 電池の構成部材
1-2 充放電反応とは
2.全固体リチウム二次電池
2-1 現行の電池における課題
2-2 全固体化のメリット
3.全固体リチウム二次電池の構成材料
3-1 様々な固体電解質
3-2 電解液との比較
3-3 電極材料の選択
4.界面設計技術
4-1 電気化学界面とは
4-2 固体同士の接合
4-3 助剤の適用
5. 固体電解質の特徴を活かした電池設計
5-1 構造化のメリット
5-2 バイポーラ型とは
5-3 最新研究動向
6. 今後の展望と課題