AT20190301:フィルムコンデンサにおける市場・技術動向と製造技術~自己回復性、小型化、耐熱性、メーカーからの要望~

★フィルムコンデンサに求められる要求とは?
★今後のトレンドであるフィルムコンデンサの耐熱性について紹介!

 

※本セミナーは、2019年3月25日に実施したセミナー資料です。

 

番号
AT20190301
出版社
株式会社AndTech
発行年月
2019/03/25
体裁
A4判, 100ページ
フォーマット
紙版
定価
27,500 円(本体25,000円+消費税、送料込)
冊数:

執筆者

マシン・テクノロジー(株) 代表取締役社長 加瀬部 強 氏

目次

【講演趣旨】

 地球環境問題への対応が急務となる中、ハイブリッド車(HEV)や電気自動車(EV)の開発、高速鉄道、再生可能エネルギーの活用や高圧電送が世界的な潮流となって、その競争も激化しています。
 これらの基本要素技術はインバータ回路から成り立っており、小型・軽量や高効率化、耐熱性が課題となっています。このような背景のもとで、インバータメーカーが着目している要素部品としてフィルムコンデンサがあります。
 従来、これらの用途ではアルミ電解コンデンサを使用されていましたが、フィルムコンデンサの技術発展によりインバータ用コンデンサ市場に大きな変化が現れました。また、最近ではフィルムコンデンサに求められる要求も進化しています。
 そのような中、本セミナーでは、フィルムコンデンサを中心とした市場動向、業界及び技術動向を詳しく解説し、特に今後のトレンドであるフィルムコンデンサの耐熱性について紹介いたします。

 

【プログラム】

1.車載用フィルムコンデンサの技術トレンドと市場動向
 1-1 はじめに
 1-2 アルミ電解からフィルムコンデンサへ
 1-3 フィルムコンデンサの技術革新
 1-4 フィルムコンデンサ製造技術
 1-5 フィルムコンデンサの構造
 1-6 フィルムコンデンサの自己回復性

2.HEV・EV用フィルムコンデンサの仕様推定
 2-1 小型化
 2-2 耐熱化
 2-3 安全性
 2-4 コンデンサへの要求まとめ

3.市場動向
 3-1 自動車メーカーの動向
 3-2 既存材料メーカーの動向
 3-3 フィルムコンデンサ開発事例(巻回型、積層型)

4.今後の技術革新動向
 4-1 市場要望
 4-2 新たな素材の開発動向
 4-3 コンデンサメーカーからの要望

5.まとめ