AT20190403:シュリンクフィルムの基礎とフィルム収縮率・収縮仕上り性と製膜

★シュリンクフィルムに適用されているフィルムの収縮原理、その製法、および種類と用途について解説!
★エージングによる物性変化、環境対応シュリンクフィルムの紹介もございます!

 

※本セミナーは、2019年4月26日に実施したセミナー資料です。

 

番号
AT20190403
出版社
株式会社AndTech
発行年月
2019/04/26
体裁
A4判, 100ページ
フォーマット
紙版
定価
27,500 円(本体25,000円+消費税、送料込)
冊数:

執筆者

東洋紡(株) 敦賀フイルム技術センター グループリーダー 工学博士 春田 雅幸 氏

目次

【講演主旨】

 

 シュリンクフィルムとは,加熱するとシュリンク(収縮)するフィルムを意味する。すなわち,フィルムをガラス転移点以上融点以下で延伸して分子配向を与え熱処理を制御し,常温では収縮せずに加熱によって収縮する特性を付与したフィルムである。密封性が高い包装手法として広く採用されており,主に包装用とラベル用に使用される。本編ではラベル用に用いられるPET系シュリンクフィルムの収縮率と収縮仕上り性、製膜方法による特性変化について述べる。

 

【プログラム】

1.PET系シュリンクフィルムについて
 1-1 用途、原料
 1-2 一般的な生産方法
2.シュリンクフィルムの収縮率と収縮仕上り性
 2-1 製膜条件と収縮率の変化
 2-2 得られたフィルムと収縮仕上り性
3.タテ収縮フィルム
 3-1 製膜方式と物性
 3-2 タテ収縮フィルムの実験結果
4.エージングによる物性変化
 4-1 エージングによるシュリンクフィルムの物性変化
 4-2 エージングによるフィルム構造変化
5.環境対応シュリンクフィルム
 5-1 環境対応シュリンクフィルムの紹介
 5-2 フィルムの構造