AT20190502:ハードコートの基礎と高機能化技術、トラブル対策、最新技術動向

★ハードコートに視点を当てたUV塗料の設計、構成成分、塗装方法を解説

★付着性原理、各設計工程での詳細説明を行い、ハードコートの仕様設計に関して詳しく解説

★開発経験豊か講師による機能付与のポイントと既存技術の組み合わせによる商品設計も含めて解説

 

※本セミナーは、2019年5月29日に実施したセミナー資料です。

 

番号
AT20190502
出版社
株式会社AndTech
発行年月
2019/05/29
体裁
A4判, 100ページ
フォーマット
紙版
定価
27,500 円(本体25,000円+消費税、送料込)
冊数:

執筆者

(株)AndTech 顧問 大原 昇 氏
(元藤倉化成(株) コーティング事業部技術部長)

目次

【講演主旨】

 

ハードコートに視点を当てたUV塗料の設計、構成成分、塗装方法を解説するとともに、特にハードコートの設計に関しては付着性の原理などを含め各設計工程での詳細説明を行い、ハードコートの仕様設計に関して詳しく解説する。また、今後の塗料設計における機能付与の概略を説明と既存技術の組み合わせによる商品設計などを解説する。

 

【プログラム】

 

1.素材となるプラスチックに関する説明
 1-1 プラスチックの種類
 1-2 成型方法
 1-3 ハードコート塗装の目的

2.ハードコートの種類
 2-1 UV硬化型‐有機系ハードコート
 2-2 加熱硬化型‐無機系ハードコート
 2-3 有機系/無機系ハードコートの比較
 2-4 特殊工法によるハードコート‐CVD工法

3.UV硬化型ハードコートの構成成分
 3-1 ハードコートの構成
 3-2 反応性モノマー
 3-3 反応性オリゴマー
 3-4 その他添加剤

4.UVハードコートの塗装方法
 4-1スプレー、ディッピング、フローコーター、ロールコーター

5.UV硬化装置
 5-1硬化装置の構造
 5-2 硬化ランプ、リフレクター、ランプのハウジング
 5-3 光源出力と硬化エネルギー

6.耐擦傷性評価方法
 6-1 鉛筆引っかき試験
 6-2 RCA摩耗
 6-3 テーバー摩耗
 6-4 ABREX試験機
 6-5 マーチンデール試験機

7.UVハードコートの設計 1
 7-1 耐候性を要求されないハードコートの設計
 7-2 付着性の種類と原理
 7-3 表面張力と付着性
 7-4 硬化時の収縮応力と付着性
 7-5 溶剤の影響
 7-6 使用例

8.UVハードコートの設計 2
 8-1 高耐候性が要求されるハードコートの設計
 8-2 開始剤
 8-3 紫外線吸収剤
 8-4 HALS
 8-5 酸化防止剤
 8-6 用途例(自動車部品)

9.ハードコートの不具合
 9-1 硬化不良
 9-2 耐候性不良
 9-3 耐候性ハードコートの設計例

10.今後の塗料設計
 10-1 環境対応とその課題
 10-2 耐擦傷性の一つの方向性

11.組み合わせ技術による製品設計
 11-1 最近の技術例
 11-2 既存技術組み合わせの提案