AT20191003: ワイヤレス電力伝送技術の現状と技術課題および対策、国内外の規格・規制動向、応用例
★WPTの各種方式、電磁誘導/磁界共振方式ワイヤレス給電システムの回路構成、内部使用している高周波用電力部品、実装上の課題について解説。
※本セミナーは、2019年10月23日に実施したセミナー資料です。
執筆者
電気興業(株) 技術開発統括部 電気通信開発部 副参事 洲崎 泰利 氏
目次
【プログラム】
1.ワイヤレス電力伝送技術の概要
1-1 実用例、応用例、今後の展開
1-2 非放射型(電磁誘導方式・磁界共振方式、電界結合方式、空洞共振方式)
1-3 放射型(マイクロ波方式)
1-4 光給電方式
1-5 各方式と給電電力
1-6 磁界と電界と電磁波
1-7 周波数・波長と各方式の関係
2.電磁誘導方式/磁界共振方式の詳細
2-1 生成磁界と結合係数、kQ積、最大効率
2-2 コイルの形状
3.回路構成とSPICEシミュレーション
3-1 回路構成
3-2 送受電コイルと共振回路、結合係数
3-3 SPICEシミュレーション
4.効率と発熱、使用部品、実装上の課題
4-1 回路構成や部品選定のポイント
4-2 損失発生の原因と対策
4-3 高周波用電力部品
4-4 高周波電力の送電ロス低減策
5.マイクロ波送電(ビーム方式)
5-1 マイクロ波送電の歴史と現状
5-2 送信アンテナとビームフォーミング
5-3 レクテナ
6.標準化動向、電波法施行規則改正
6-1 海外標準化動向
6-2 国内標準化動向
6-3 業界基準の動向
7.漏洩電磁界対策、安全対策
7-1 基本波放射抑制対策
7-2 高調波抑制対策
7-3 受電側からの放射抑制対策
7-4 人体安全対策
7-5 FOD(異物検知)
7-6 LOP(生体保護)
8.応用例
8-1 EV/PHEVへの給電例
8-2 EVバスへの給電例
8-3 鉄道車両への給電例
8-4 工場などでの応用例
9.ワイヤレス給電実験用高周波電源の紹介
10.まとめ