AT20191004: 産業機器用コンデンサの基礎とその応用~フィルムコンデンサを中心に~
★産業機器用コンデンサの基礎と、性能・特徴、安全性、応用事例をフィルムコンデンサを中心に解説!
★環境・エネルギー問題とコンデンサの役割や動向について紹介!
※本セミナーは、2019年10月24日に実施したセミナー資料です。
執筆者
技術経営教育コンサルタント 博士(工学) 村岡 隆 氏
目次
【講演主旨】
科学技術の発展と環境改善・省エネルギー気運の高まりにより、家庭用・産業用の電気機器のみならず自然エネルギー発電、自動車、鉄道車両と多くの分野でパワーエレクトロニクス(パワエレ)化が進み、医療・材料改質などの分野にパルスパワーが応用されています。
これらの設備・機器には、材料・性能・特性などが異なる多くの種類のコンデンサが使われていますが、小型・大容量化の進むフィルムコンデンサが近年注目されています。
ここでは、産業機器用コンデンサの基礎と、コンデンサの性能・特徴、安全性、応用事例を、フィルムコンデンサを中心に解説し、環境・エネルギー問題とパワエレ設備でのコンデンサの役割や動向について紹介します。
【プログラム】
1.産業機器用コンデンサの基礎
1-1 コンデンサの原理とその働き
1-2 産業機器用コンデンサの種類と特徴
2.フィルムコンデンサ
2-1 種類と構造
2-2 各種フィルムの特性と性能
2-3 金属蒸着フィルムコンデンサ
2-4 フィルムコンデンサの小型・大容量化
2-5 寿命と安全性
3.セラミックコンデンサ
3-1 種類と特徴
3-2 構造と製造方法
3-3 自動車の電装化とセラミックコンデンサ
3-4 信頼性と品質保証
4.アルミ電解コンデンサ
4-1 原理と構造
4-2 特徴と性能
4-3 信頼性・安全性と寿命
5.電気二重層コンデンサ
5-1 原理。特徴と構造
5-2 性能と寿命
5-3 エネルギー蓄積用としての応用
6.産業用・自動車用パワエレ機器への応用
6-1 パワエレとコンデンサの働き
6-2 大容量・高電圧化とコンデンサ
6-3 自然エネルギー発電とスマートグリッドへの応用
6-4 自動車・輸送機器への応用
6-5 環境・医療分野への応用
7.今後の動向と課題
7-1 フィルム コンデンサの躍進
7-2 高電圧・大容量化とその課題