AT20191203:マイクロプラスチック・廃プラ問題に対応したプラスチックリサイクル技術の国内外動向と取り組み事例、法規制動向、今後の展開

★地球環境の面で課題とされているマイクロプラスチック問題に対して、プラスチックリサイクル技術が国内外で注目されている現状があり、本講座では産業界の取り組みについて、最近の動向も交えて、その対策技術とそれに関わる法規制について、最前線で取り組まれている専門家から解説いただけます!
★産業界はCLOMAを設立し企業は生分解性プラ、リサイクル手法等の開発も盛んとなり法規制動向がビジネスのカギ!
★使用済みプラスチックをガス化して水素を取り出すケミカルリサイクルシステムの実際は?
★EU指針に基づいた50%以上のPCR(市場に出回った製品のリサイクル)を使用した製品開発とその市場は?
★廃プラスチックの現状を解説し、持続可能な社会におけるプラスチックの利用と日本の状況は?

 


※本セミナーは、2019年12月23日に実施したセミナー資料です。

番号
AT20191203
出版社
株式会社AndTech
発行年月
2019/12/23
体裁
A4判, ページ
フォーマット
紙版
定価
35,200 円(本体32,000円+消費税、送料込)
冊数:

執筆者

目次

第1部 プラスチックリサイクル問題と各国の戦略・規制、及び企業のビジネス上の留意点

 

講師:西包装專士事務所 代表 西 秀樹 氏(日本包装専士会 顧問(前会長))

 

1.プラスチックを取り巻く環境
2.プラスチックの種類と使用割合(食品包装)
3.国連の持続可能な開発目標(SDGs)
4.日本のプラスチック資源循環戦略
5.欧州のプラスチック戦略と使い捨て型プラスチック規制
6.日本のプラスチックリサイクルの現状と課題:リサイクル率、PETボトルの再使用
7.海洋プラスチック問題と企業の対応:Blue Ocean Vision、何が問題か、CLOMA
8.国内外の研究開発事例:リサイクル手法、生分解性プラスチック、単一素材化
9.まとめ:ビジネス上の留意点

 


第2部 使用済みプラスチック由来の低炭素水素およびアンモニア製造

 

講師:昭和電工(株)川崎事業所 製造部 マネージャー 栗山 常吉 氏

 

1.昭和電工の事業紹介アンモニア製造の原料変
2.アンモニア原料の変遷 
3.プラスチックガス化プロセスの紹介
4.環境省低炭素水素実証事業の紹介
5.エネルギーとしても低炭素水素及びアンモニアの課題

 


第3部 マイクロ・マクロプラスチック問題に対応したPCR法によるポリエステルフィルムの特徴とリサイクル性、環境適応性

 

講師:デュポン(株) フィルム事業部 事業部長 半田 昌史 氏

 

1.昨今の環境に関する議論
2.循環型経済へのEUの取り組み
3.PCR50%製品の開発
 3.1 LuxCR ケミカルリサイクルの立ち上げ
 3.2 ポリエステルポリマーの特徴とリサイクル
 3.3 ケミカルリサイクル
 3.4 LuxCR
4.PCR 50% の製品展開

 


第4部 プラスチックリサイクルの現状とSDGsが目指す世界におけるプラスチック使い方

 

講師:(独)産業技術総合研究所 環境管理研究部門 資源精製化学研究グループ
    招聘研究員 工学博士 加茂 徹 氏

 

1.資源循環の現状
2.プラスチックの特徴
3.マイクロプラスチックの現状
4.プラスチックのリサイクル技術の概要
 4.1 マテリアルリサイクル
 4.2 ケミカルリサイクル
 4.3 エネルギー回収
 4.4 評価法
5.電気電子機器に使用されているプラスチックのリサイクル
6.自動車に使用されているプラスチックのリサイクル
7.バイオプラスチックの現状と課題
8.資源循環の未来