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★ ナノ粒子・ナノファイバー合成、コーティング・成膜,微細加工など、活躍の場が広がるエレクトロスプレー法/エレクトロスピニング法 ! ★ 有機・無機・生体分子など様々な材料に適用でき、常温・常圧など温和な条件で反応可能 ! ★ 材料合成・成形加工、フィルター、電池・電子デバイス、医薬品、再生医療、化粧品等への応用事例を解説 !!
山下義裕 福井大学 平岡賢三 山梨大学 内藤親視 ㈱メック 後藤元信 名古屋大学 ワーユディオノ 名古屋大学 シティ マームダー 名古屋大学;Institut Teknologi Sepuluh Nopember 髙﨑緑 京都工芸繊維大学 田中克史 京都工芸繊維大学 小林治樹 京都工芸繊維大学 竹入啓二 ナガセテクノエンジニアリング㈱ 浦木康光 北海道大学 宮瑾 山形大学 藤田聡 福井大学 吉田裕安材 奈良先端科学技術大学院大学 黒川成貴 慶應義塾大学 前田知貴 茨城大学;慶應義塾大学 堀田篤 慶應義塾大学 坂元博昭 福井大学 西籔和明 近畿大学 岸本吉則 ㈱ファイバーマトリックス研究所 向井康人 名古屋大学 朱春紅 信州大学 金翼水 信州大学 赤坂修一 東京工業大学 川上浩良 東京都立大学 内田誠 山梨大学 堀江雄二 鹿児島大学 清家善之 愛知工業大学 高橋泰樹 工学院大学 工藤幸寛 工学院大学 石井佑弥 京都工芸繊維大学 川上亘作 物質・材料研究機構 中村耕一郎 日本毛織㈱;京都大学 田畑泰彦 京都大学 池上康寛 九州大学 井嶋博之 九州大学 小幡亜希子 名古屋工業大学 春日敏宏 名古屋工業大学 東城武彦 花王㈱ 成島毅 花王㈱ 内山雅普 花王㈱ 玉田靖 信州大学 成瀬大輔 第一編物㈱ 吉田巧 富山県産業技術研究開発センター 金丸亮二 (公財)富山県新世紀産業機構
【第Ⅰ編 基礎】
第1章 エレクトロスプレーの基礎と分析
1 はじめに
2 エレクトロスプレーの原理
3 Taylorコーン
4 エレクトロスプレーの発生
5 帯電液滴の分裂
6 自発的エレクトロスプレーと送液式エレクトロスプレー
7 エレクトロスプレーのナノ化
8 探針エレクトロスプレーを発展させた技術
9 エレクトロスプレーに及ぼす因子
10 エレクトロスプレーにおける多価イオンの生成
11 エレクトロスプレーにおける溶媒効果
12 Taylorコーン内での渦流
13 ネブライザー(気流支援)を用いるエレクトロスプレー
14 引出電極を用いるエレクトロスプレー
15 ナノテクを目指したエレクトロスプレーのパルス化
16 まとめ
第2章 エレクトロスピニングによるナノファイバーの形状・配向性制御 1 はじめに 2 エレクトロスピニング法 3 様々なパラメーターに依存した紡糸サンプルの形態 4 ナノファイバーの形状に影響を及ぼすエレクトロスピニング法のパラメーター 5 コレクターによる様々なモルフォロジー制御 5.1 プレートコレクターおよびY軸コレクター 5.2 ドラムコレクター(幅 = 200 mm,直径 = 200 mm)およびカセット付きドラムコレクター(幅 = 30 mm,直径 = 200 mm) 5.3 ディスクコレクター 5.4 マンドレルコレクターと配向用マンドレルコレクター 5.5 スイッチングコレクター 5.6 ROLL TO ROLLコレクター 6 スピナレットによる様々なモルフォロジー制御 6.1 同軸異径スピナレット(Coaxial spinneret) 6.2 高温溶液エレクトロスピニング 6.3 量産化ノズル(マルチジェットスピナレット) 7 おわりに
第3章 エレクトロスピニングによる大量紡糸(ノズルフリー)に向けた動向 1 エレクトロスピニングとは 2 エレクトロスピニング法によるナノファイバーの大量生産 3 ニードルノズルによるナノファイバーの大量生産 4 ユニークなエレクトロスピニング
第4章 超臨界エレクトロスピニング 1 はじめに 2 超臨界流体の特性 3 常圧から超臨界二酸化炭素中でのエレクトロスピニング 4 中空エレクトロスピニング製品 5 おわりに
第5章 レーザーエレクトロスピニング 1 はじめに 2 レーザーエレクトロスピニング(LES)について 3 LESによるPET巻取繊維の作製 4 LESによる各種高分子ウェブの作製 5 エアブローを併用したLESによるTPUウェブの作製 6 おわりに
第6章 静電塗布法
1 はじめに
2 静電塗布法の特長
3 静電塗布法の原理
4 静電塗布の条件
5 静電塗布のために考慮すべき適正化
6 静電塗布材料の実績例
7 塗布基材と成膜
8 静電塗布法の期待される分野と応用例
9 お客様サポートと静電塗布装置のラインナップ
10 神奈川大学での静電塗布装置を用いた研究
11 おわりに
【第Ⅱ編 応用】
<材料・化合物合成>
第1章 木材成分セルロースとリグニンのエレクトロスピニング
1 はじめに
2 セルロースのエレクトロスピニング
2.1 プラスチック表面へのCAのエレクトロスピニング
3 リグニンのエレクトロスピニング
3.1 酢酸リグニンの乾式電界紡糸
3.2 PEGリグニンの溶融電界紡糸
3.3 クラフトリグニンのエレクトロスピニング
第2章 結晶性ゲルナノファイバー 1 はじめに 2 結晶性ゲル 3 光反応エレクトロスピニング(UV-ES) 4 結晶性ゲルナノファイバー 4.1 PDMAAゲル繊維 4.2 P(DMAA-SA-DA)ゲル繊維 5 おわりに
第3章 異方性ハイドロゲルナノファイバー 1 異方性ハイドロゲル 2 芯鞘エレクトロスピニングを利用したハイドロゲルファイバーの作製 2.1 コラーゲンハイドロゲルファイバー 2.2 アルギン酸ハイドロゲルファイバー 3 ナノファイバー中での重合を利用したハイドロゲルファイバーの作製 3.1 PNIPAMハイドロゲルファイバーの作製 4 まとめ
第4章 シクロデキストリンファイバー 1 低分子化合物を用いたエレクトロスピニング 2 シクロデキストリン(CD)のエレクトロスピニング 2.1 CD 2.2 CDファイバー 2.3 CD包接錯体ファイバー 2.4 CDファイバーのエイジング
第5章 ポリマーナノコンポジットの強化材 1 はじめに 2 強化材利用のためのナノファイバー紡糸 2.1 ステレオコンプレックスポリ乳酸ナノファイバー 2.2 再生セルロースナノファイバー 3 複合化手法と分散性 4 おわりに <パターニング> 第6章 ナノファイバーをガイドとして用いたカーボンナノチューブ配列 1 はじめに 2 実験 2.1 CNT-EVA芯-鞘ナノファイバーの作製 2.2 CNT-EVA芯-鞘ナノファイバー評価 2.3 CNT-EVA芯-鞘ナノファイバーの燃焼および評価 3 結果と考察 3.1 CNT-EVA芯-鞘ファイバーの形態 3.2 CNT-EVA芯-鞘ファイバーの燃焼によるCNT配列形成 3.3 ラマン分光法によるCNT評価 3.4 配向したCNTの電気化学特性 4 まとめ
第7章 ナノファイバーインプリント(NFI)法によるマイクロ樹脂型製造 1 はじめに 2 製造方法および実験条件 2.1 エレクトロスピニングナノファイバー 2.2 使用材料および作製条件 2.3 Si製ナノインプリント型 2.4 評価方法 3 実験結果および考察 3.1 ESナノファイバー紡糸条件 3.2 ES-NFI法と注型法により作製したマイクロ樹脂型の表面形態 3.3 ES-NFI法と注型法により作製したマイクロ樹脂型の断面形状 3.4 ES-NFI法によるマイクロ樹脂型への転写挙動 3.5 ES-NFI法と注型法の溶剤の揮発挙動 4 結言 <フィルター> 第8章 エアフィルター 1 はじめに 2 エレクトロバブルスピニング法 2.1 概要 2.2 無加圧接着法による圧力損失の低減 2.3 メルトブローンとの積層化 3 おわりに
第9章 水処理フィルター 1 はじめに 2 濾過処理への応用 2.1 使用した濾過フィルター 2.2 水透過および濾過試験方法 2.3 水透過性能の評価 2.4 粒子捕捉性能の評価 2.5 不織布の調製条件の影響 2.6 基本性能のまとめと展望 3 吸着処理への応用
第10章 ナノファイバー透湿防水シート 1 はじめに 2 透湿防水素材の種類 3 透湿防水ナノ生地の開発 3.1 ナノファイバーについて 3.2 ナノ生地の作製 4 ナノ生地の性能評価 4.1 ナノファイバー単体の引張特性 4.2 ナノ生地の透湿防水性 4.3 ナノ生地の通気性 4.4 ナノ生地の熱特性 4.5 ナノ生地の曲げ,圧縮などの物性 5 透湿防水ナノファイバーの応用および展望
第11章 吸音材料 1 吸音材料の種類と特徴 2 多孔質型吸音材料の吸音率予測 3 エレクトロスピニング法により作製したシリカファイバーシートの構造と吸音特性 <エレクトロニクス> 第12章 燃料電池/全固体二次電池向け電解質膜 1 はじめに 2 プロトン伝導性ナノファイバーフレームワークからなる燃料電池用固体電解質膜 3 リチウムイオン伝導性ナノファイバーからなる全固体型二次電池用電解質 4 おわりに
第13章 燃料電池用電極触媒層の形成への応用 ―静電スプレー法による固体高分子形燃料電池用低白金担持カソードのセル性能の改善― 1 まえがき 2 実験方法 3 実験結果 3.1 Pt利用率(UPt)と高分子電解質分布および触媒層の構造 3.2 初期発電性能 3.3 耐久性能 3.4 ES法のイオン化モードの制御による高分子電解質バインダーの酸素輸送抵抗の低減による性能改善 4 まとめ
第14章 セラミックナノファイバの太陽電池・蓄電池への応用 1 はじめに 2 導電ナノファイバのDSSC多孔膜電極中の集電極としての応用 2.1 酸化チタン多孔膜中のナノファイバの役割 2.2 TNOナノファイバの作製 2.3 発電特性への効果 3 光蓄電池電極への応用 3.1 光蓄電池の原理とNF化 3.2 酸化タングステンを蓄電材に用いたNF光蓄電池電極 4 まとめと今後の展望
第15章 有機EL/有機薄膜太陽電池 1 はじめに 2 エレクトロスプレー装置 3 有機ELの製膜 4 有機薄膜太陽電池の製膜
第16章 液晶配向膜への応用:時分割ESD法による複数材料の同時成膜 1 はじめに 2 ESD法による複数材料の完全同時成膜 2.1 目的 2.2 実験方法 3 時分割ESD法による複数材料の同時成膜 3.1 目的 3.2 時分割散布法 3.3 実験方法 3.4 結果と考察 4 プレチルト付与の論理モデル 4.1 目的 4.2 基本モデル 4.3 垂直配向材溶液散布時間比率との換算 4.4 理論モデルの検証 5 まとめ
第17章 汎用ポリマーからなる電界紡糸極細ファイバー膜が示す疑似圧電特性 1 はじめに 2 ポリマーナノマイクロ圧電ファイバーの研究動向 3 汎用ポリマーからなる電界紡糸マイクロファイバー膜の疑似逆圧電特性 4 汎用ポリマーからなる電界紡糸マイクロファイバー膜の疑似正圧電特性 5 応用展開例 6 おわりに <バイオ・医療> 第18章 ナノ粒子医薬品製剤の調製 1 はじめに 2 非晶質ナノ粒子製剤の設計 3 コア-シェル型製剤の設計 4 調製後処理による物性改善 5 おわりに
第19章 組織工学へのエレクトロスピニングの応用 1 はじめに 2 組織工学で用いる材料 2.1 生体材料 2.2 合成高分子 2.3 天然高分子 3 エレクトロスピニングによる足場の作製 3.1 組織工学で用いる足場 3.2 生体吸収材料のエレクトロスピニング 3.3 エレクトロスピニングによる足場の機能化 4 エレクトロスピニングで作製した足場の課題 4.1 不織布内部への低い遊走性 4.2 残留溶媒の毒性 5 ゼラチン不織布 6 おわりに
第20章 組織再生用ナノファイバー足場材料 1 組織再生用ナノファイバー足場の基本特性 2 ナノファイバーの足場機能向上に向けて 2.1 ECM成分による機能向上 2.2 足場への増殖因子固定化による機能向上
第21章 生分解性ポリマーと炭酸カルシウム粒子からなる骨再生用繊維質材料 1 はじめに 2 SiV粒子とPLLAの複合材料からなるシート形状体 3 SiV粒子とPLLAの複合材料からなる綿形状の繊維構造体 4 おわりに
第22章 Fine Fiber Technologyの技術開発と化粧品応用 1 Fine Fiberの化粧品応用に向けて 2 D-ES技術 2.1 デバイス開発:D-ES技術の特長 2.2 溶液設計:湿度の影響 2.3 溶液設計:紡糸のコントロール 3 化粧品への応用 3.1 形成された皮膜の性質 3.2 肌の改善効果
第23章 生体安全性の高い水溶液から作るシルクナノファイバーシート 1 はじめに 2 シルクナノファイバー不織布作製の試み 3 シルク水溶液からのナノファイバー不織布の作製 4 組織再生材料としてのシルク材料の特異性 5 おわりに
第24章 透湿防水効果と伸縮性を合わせ持つナノファイバーシートと医療用品への応用 1 はじめに 2 伸縮性に優れた物性を有するナノファイバー貼付剤の開発 2.1 概要 2.2 貼付剤用ナノファイバーの紡糸と貼付剤加工 2.3 ナノファイバー貼付剤の物性評価 3 外観性に優れたナノファイバー貼付剤の開発 3.1 概要 3.2 外観性に優れた貼付剤用ナノファイバーの製造方法 3.3 ナノファイバー貼付剤の色目立ち評価 4 今後の展望と応用展開 5 おわりに