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★高い成長率を維持し、技術革新を続ける不織布産業! ★水や空気の浄化フィルターの媒体用途などで環境問題・SDGsの達成に貢献する不織布! ★医療・衛生用途から自動車、土木分野まで最新の研究開発動向を専門家が解説!
矢井田修 信州大学/日本不織布協会 石川雅友 金星製紙㈱ 内田幸子 高崎健康福祉大学 傳法谷郁乃 神奈川大学 徐于懿 大阪大学 宇山浩 大阪大学 内田太郎 ㈱フルステム 千葉俊明 ㈱フルステム ダビデ・カラガニ 広島大学 菊池勇輝 信州大学 吉子裕二 広島大学 金翼水 信州大学 田中茂樹 東洋紡㈱ 平泉顕 ユニチカ㈱ 田邉明美 東洋紡㈱ 中村賢広 東洋紡㈱ 大林華子 東洋紡㈱ 奥村裕司 東洋紡㈱ 山本崇史 工学院大学 山川啓介 マツダ㈱ 桂大詞 マツダ㈱ 久保田寛 マツダ㈱ 小松隆志 旭化成㈱ 新井田康朗 クラレクラフレックス㈱ 向井孝志 (国研)産業技術総合研究所 妹尾博 (国研)産業技術総合研究所 田中秀明 (国研)産業技術総合研究所 川崎真生 JNCフィルター㈱ 岸本吉則 ㈱ファイバーマトリックス研究所 山本淳一郎 金井重要工業㈱ 貞島一輝 金井重要工業㈱ 向井康人 名古屋大学 望月政嗣 元 京都工芸繊維大学;元 ユニチカ㈱ 丸山裕 伊藤忠システック㈱ 野村裕亮 日本フイルコン㈱ 金慶孝 信州大学 木村太郎 福岡県工業技術センター 浦川稔寛 福岡県工業技術センター 野上裕司 ㈱メック
【総論 編】
第1章 不織布の高機能化と今後の展望
1 はじめに
2 不織布製造法の特徴
3 不織布製造技術の世界的な動向
3.1 複合化技術の多様化
3.2 リサイクル関連技術及び地球環境配慮型新素材
3.3 スパンボンド・メルトブロー技術の多様化
3.4 スパンレース技術の進展
3.5 エアレイ技術の多様化
3.6 ナノファイバーや複合繊維への対応
4 国内サプライヤーの技術開発動向について
4.1 設備投資を増やしている国内サプライヤーについて
4.2 重要技術を保有している国内サプライヤーについて
5 今後の展望
6 おわりに
第2章 不織布の国内外の市場動向
1 はじめに
2 日本不織布産業の現況
3 グローバル市場における不織布産業の概況
3.1 世界の不織布生産量
3.2 グローバル市場におけるサプライヤーの競争力強化について
4 不織布の用途開発動向
5 おわりに
【不織布の技術開発動向 編】
第3章 医療・衛生分野
1 マスク用とりかえシート
2 医療用防護服の防護機能性と快適性
2.1 はじめに
2.2 防護服に用いられている不織布素材
2.3 医療現場における防護服の問題点
2.4 医療用防護服の防護機能性
2.5 医療用防護服着用時の快適性
2.6 おわりに
第4章 バイオメディカル分野 1 電界紡糸不織布のバイオメディカル材料への応用44 1.1 はじめに 1.2 ナノセルロース 1.3 電界紡糸 1.4 電界紡糸不織布の生分解性評価 1.5 バイオマテリアルへの応用例 1.6 おわりに 2 不織布足場材利用の高密度3D大量培養法および回収法 2.1はじめに 2.2 再生医療等安全性確保法 2.3 治療用の大量培養装置に必要な条件 2.4 高密度3D大量培養法 2.5 次世代型培養装置について 2.6 おわりに 3 人工角膜材料としての不織布ナノファイバー 3.1 はじめに 3.2 角膜の組織構造 3.3 不織布ナノファイバー 3.4 人工角膜のための不織布 3.5 おわりに
第5章 土木分野向け不織布 1 土木用途への不織布の利用 1.1 土木用不織布とは 1.2 土木用不織布の歴史 1.3 土木用不織布の分類 1.4 土木用不織布の機能 1.5 土木用不織布の使用事例 1.6 未来環境を豊かにする土木用不織布 1.7 おわりに 2 建設業界の現状と『アクア パック』 の開発について 2.1 はじめに 2.2 背景 2.3 現状と今後のトレンド 2.4 アクア パックの開発 2.5 最後に
第6章 建築分野向け不織布 ―防水材基布用ポリエステルスパンボンドを中心に― 1 はじめに 2 アスファルトルーフィング用基布としての不織布 2.1 アスファルトルーフィングの各工法とそれぞれに適した不織布 2.2 今後の展望 3 屋根下葺材用不織布 3.1 屋根下葺材 3.2 屋根下葺材用不織布に求められる性能 4 塗膜防水用基布としての不織布 4.1 塗膜防水 4.2 塗膜防水用不織布 5 最後に
第7章 自動車向け遮音・吸音材料の開発 1 はじめに 2 多孔質吸音材の均質化 2.1 多孔質吸音材のミクロスケールにおける基礎支配方程式 2.2 漸近展開 2.3 境界値問題 2.4 均質化法により得られるマクロ特性 2.5 マクロスケールの支配方程式 3 Biot パラメータの同定 3.1 弾性率,ポアソン比および質量密度 3.2 空孔率 3.3 空気流れ抵抗 3.4 トーチュオシティと粘性特性長 3.5 熱的特性長 4 繊維材料の微視構造最適化 4.1 Biot パラメータと微視的パラメータの関係式 4.2 微視構造の寸法最適化 5 まとめ
第8章 生活資材分野 1 生活資材用不織布の現状と生産状況 1.1 はじめに 1.2 各種製品状況 1.3 衣料分野 1.4 インテリア分野 2 ワイピング用途不織布の開発 2.1 ワイピングの概要 2.2 今後の開発方向と課題
第9章 エレクトロニクス分野 1 リチウムイオン電池用セパレータの開発状況と不織布への期待153 1.1 はじめに 1.2 電池セパレータの市場動向と耐熱性向上技術 1.3 中国製EVの開発状況と高安全性電池の要求 1.4 不織布セパレータの開発状況 1.5 おわりに 2 不織布の液体用フィルターへの応用 2.1 はじめに 2.2 液体用フィルターへの応用方法 2.3 エレクトロニクス分野での使用事例
第10章 産業資材分野
1 エレクトロバブルスピニング゛法とナノファイバー複合不織布
1.1 はじめに
1.2 エレクトロバブルスピニング法(以下EBS法)
1.3 複合化について
1.4 おわりに
2 研磨材
2.1 研磨について(固定砥粒と遊離砥粒)
2.2 固定砥粒研磨材の種類
2.3 不織布研磨材(固定砥粒)の特徴
2.4 不織布研磨材(固定砥粒)の用途
2.5 遊離砥粒研磨材の種類と特徴
2.6 遊離砥粒研磨材の用途
2.7 最後に
3 高度水処理のためのナノファイバー不織布フィルターの開発
3.1 はじめに
3.2 濾過処理への応用
3.3 吸着処理への応用
4 ポリ乳酸繊維・不織布の最新技術と市場開発動向
4.1 はじめに
4.2 繊維・不織布産業におけるグリーン・イノベーション
4.3 ポリ乳酸繊維・不織布の製造法と分類
4.4 ポリ乳酸(PLA)繊維の糸質特性…ポリエステル(PET)繊維との比較
4.5 第2世代ポリ乳酸…高L組成ポリ乳酸(High %L PLA)
4.6 ポリ乳酸繊維の環境低負荷特性
4.7 海洋プラスチック汚染問題と生分解性プラスチック
4.8 ポリ乳酸繊維が有する高機能性
4.9 PLA繊維・不織布の主な実用化事例
4.10 おわりに
【不織布の製造設備の最新動向 編】
第11章 乾式不織布製造設備の最近の動向
1 はじめに
2 Diloグループ製造機械
2.1 Dilo Spinbau/新型カード機
2.2 DI-LOOM 特殊ニードル機
2.3 新たな市場への取組
2.4 新商品 【Dilo Hypertex】
2.5 Hypertex
3 CAMPENエアレイド加工装置
3.1 エアレイドとは
3.2 エアレイドプロセス
3.3 新しい生分解性ワイプスの基盤となるエアレイド
3.4 エアレイドの歴史 -ワイプスは使い捨てに-
3.5 エアレイドとスパンレースプロセスの開発
3.6 CAMPEN MACHINERYについて
4 ITMA 2019 出展機器
4.1 ITMA2019展示機器 / DILO/TEMAFA社
4.2 ITMA2019展示機器 / Spinnbau社
4.3 ITMA2019展示機器 / Dilo Machines社
5 Truetzschlerグループ製造機械
5.1 スパンレース技術の歴史及びTruetzschler社について
5.2 Truetzschler社NCTカード機について
5.3 コーマノイルへの取り組み
5.4 サステナビリティへの取り組み
5.5 綿・天然繊維用ランダムカードTWF-NCRカード機について
5.6 パルプ不織布のウェットレイイング・スパンレーシング(WLS)ライン
第12章 不織布搬送用ベルト
1 概要
2 基礎論
2.1 搬送用ベルトの製作工程
2.2 織構造
2.3 織継構造
3 最新動向
3.1 搬送用ベルトの最新デザイン
3.2 不織布の各種製法に特化した搬送用ベルトの加工
4 総括
【不織布の評価・測定 編】
第13章 不織布の物性測定
1 不織布の構造と性質
2 不織布の試験方法
2.1 厚さ(ISO法)と重さ(ISO法)
2.2 引張強さ及び伸び率(ISO法)
2.3 引裂強さ(JIS 法及びISO 法)
2.4 破裂強さ(JIS法)
2.5 摩耗強さ(JIS法)
2.6 剛軟度(JIS 法及びISO法)
2.7 通気性(JIS法)
2.8 吸水性(JIS法)
2.9 寸法変化率,燃焼性,遮光性及び透光性,耐光堅ろう度,圧縮率及び圧縮弾性率(JIS法)
2.10 その他
3 不織布の触感評価
3.1 触感の主観評価
3.2 布の触感の客観的評価に用いられる物理特性
3.3 客観評価式
第14章 X線CTを使用したニードルパンチとメルトブローン不織布の構造解析 1 はじめに 2 複合材料への応用 3 海外での不織布への応用事例と問題点 4 ニードルパンチ不織布への取り組み 5 メルトブローン不織布への取り組み 6 トレーサー繊維を用いたニードルパンチ不織布の新たな評価法 7 おわりに
第15章 透過光によるナノファイバー不織布厚みムラ測定技術と装置の開発 1 はじめに 2 ナノファイバー不織布の厚みムラ発生要因 2.1 ノズルからの距離 2.2 装置周辺の静電的環境 2.3 ノズルの詰まり 2.4 製造後の取扱いによる要因 3 透過光によるナノファイバー不織布の厚みムラ測定の基礎技術 3.1 検出方法の検討 3.2 ナノファイバー不織布による透過光減衰挙動の評価 4 透過光を利用したナノファイバー不織布用膜厚測定装置の開発 4.1 装置概要 4.2 装置の主な仕様 4.3 厚みムラの表示方法 5 透過光を利用した膜厚測定装置によるナノファイバー不織布の測定 6 おわりに