高機能マテリアル技術・市場動向レポート Vol.7

★高機能フィルム展にて毎回大好評を博している高機能マテリアル技術・市場動向レポートの第7弾。各業界の著名な専門家7名 による書下ろし!
★2022年5月11日~13日開催 第10回 関西フィルムテックジャパン(高機能フィルム展)に向けて発刊した珠玉の1冊!
★注目の高機能フィルム、高機能ポリマー、軟包装の最新動向、バイオマスプラスチックの現状と生産・技術動向、食品包装用バイオプラの開発事例、環境配慮材料に向けた添加剤などをまとめた最新動向レポート!

番号
ET017 
ISBN
978-4-909118-40-0
出版社
株式会社AndTech
発行年月
2022/05/11
体裁
A4判, 73ページ
フォーマット
紙版
定価
8,800 円(本体8,000円+消費税、送料込)
冊数:

執筆者

第1章 株式会社AndTech 顧問 今井 昭夫
第2章 住本技術士事務所/株式会社AndTech 顧問/技術士(経営工学)・包装管理士 住本 充弘
第3章 環境・バイオ・プラスチックリサーチ 位地 正年
第4章 大成ファインケミカル株式会社 朝田 泰広
第5章 日生化学株式会社 常務取締役営業本部長 田中 良和
第6章 ビックケミー・ジャパン株式会社 イノベーションディベロプメント 統括 若原 章博
第7章 東洋紡株式会社 パッケージング開発部 吉田 成人

目次

第1章 高機能フィルム・高機能性ポリマーの注目技術、市場動向、将来予測
はじめに
1. プラスチック原材料の生産・販売動向
 1.1 プラスチック原材料の販売量推移
 1.2 プラスチック素原料メーカーの動向
2. プラスチック材料・製品の開発動向
 2.1 機能性プラスチック材料・製品
 2.2 炭素繊維製品の動向
おわりに


第2章 軟包装マテリアルリサイクルの最新動向と今後の展望
はじめに
1. ラミネートフィルムのリサイクルシステム構築の必要性
2. プラスチックに係る資源循環の促進等に関する法律案
3. 軟包装のケミカルリサイクルが動き出す
 3.1 EUの動き
 3.2 国内状況
 3.3 三井化学
 3.4 Dow
 3.5 ExxonMobil
 3.6 FDAの動き
 3.7 ケミカルリサイクルの種類と軟包材の仕様との対比
 3.8 紙仕様の軟包材のリサイクル性
 3.9 石油以外のナフサ入手
 3.10 官民のプロジェクト
 3.11 海外の軟包装材料のリサイクル状況
4. 何故モノマテリアル仕様志向か
5. AlOx GEN IIテクノロジー(BOBST他参加)の紹介
6. マスバランス方式
7. スウェーデンのプラスチック処理
8. コンポスタブル及び生分解性樹脂の行方
9. 軟包装材料の再生事例(循環型プラスチックの利用)
 9.1 英国Tescoがチーズ包装で実証実験
 9.2 超臨界利用の循環型プラスチックの製造事例
10. 欧州の包装展に見る軟包材
 10.1 今年の総合優勝者はNEXTLOOPP
 10.2 CO2 30%由来で作られたMibelle GroupのPETボトル
 10.3 水溶性樹脂-Timeplast(米国)
 10.4 激しく争われている「リサイクル可能なパッケージング」分野
 10.5 サーモセルプラスチックフィルムをテスト
 10.6 Separable package
11. 今後の軟包装の生きていく道
おわりに


第3章 バイオマスプラスチックの現状と生産・技術動向、将来展望
はじめに
1. バイオプラスチックの現状と生産・技術動向
 1.1 世界の動向
 1.2 日本の動向
2. バイオマスプラスチックスの環境対策への寄与と課題
3. 非食用多糖類を使用したバイオマスプラスチックの開発事例
4. 今後の展望:プラスチックの循環型環境対策でのバイオマスプラスチックの役割
おわりに


第4章 バイオマスアクリル材料系としての環境対応型樹脂の開発と各種用途展開
はじめに
1. バイオマスアクリル樹脂の原料
2. バイオマスアクリル樹脂の設計と物性について
3. UV硬化技術について
4. バイオマスウレタンアクリレートの設計と物性例について
おわりに


第5章 食品包装用バイオプラの開発事例
はじめに
1. 環境対応素材の分類
2. ラミネート構成
3. 問題点とまとめ


第6章 環境配慮材料に向けた添加剤~再生樹脂・リサイクル樹脂の性能向上~
はじめに
1. 界面を制御する添加剤テクノロジー
2. プラスチック材料向け添加剤
 2.1 課題に応じた添加剤の概観
 2.2 無水マレイン酸をグラフトしたカップリング剤
 2.3 層状ケイ酸塩によるバリア効果、難燃補助効果
 2.4 スリキズからの表面の保護
 2.5 VOC除去を促進する添加剤
3. プラスチック材料のリサイクル時に用いる添加剤
 3.1 添加剤の寄与できるところ概観
 3.2 コンタミ含有系や各種負荷に対する安定性の向上
 3.3 添加剤コンパクト化技術によりハンドリング容易に
4. 循環型社会のために再生産可能原料の使用・生分解性製品の開発
おわりに


第7章 飲料用PETボトル由来のリサイクル樹脂を使用したシュリンクフィルムの開発