AT20230125:自動車向け高分子材料の開発と軽量化・環境負荷低減に向けた取り組み

★地球温暖化による気候危機への対策として各国がカーボンニュートラル宣言し、自動車業界もその対応が急務となっている一方で、技術は大きく進歩しCASEはますます加速している。こうした状況下で高分子材料はどう貢献していく必要があるか、CO2低減を考慮しつつ技術革新を進めるための素材ニーズについて紹介!

★高分子材料の基礎および、サーキュラーエコノミ(CE)・カーボンニュートラル(CN)の世界的動向の中での高分子材料・プラスチックの課題の概説に加え、各地域でのCE・CN戦略により加速する電気自動車(EV)の普及状況および、EVの高性能化に貢献する高機能高分子材料の材料技術も解説!

※このテキストは2023年1月25日に実施したセミナー資料です

番号
AT20230125
発行年月
2023/02/15
体裁
A4判, 20ページ
フォーマット
紙版
定価
22,000 円(本体20,000円+消費税、送料込)
冊数:

執筆者

日産自動車株式会社 企画・先行技術開発本部 材料技術部  高分子・塗料材料グループ 主管 小松 基 氏

目次

将来自動車を支える高分子材料技術
講師:日産自動車株式会社 企画・先行技術開発本部 材料技術部  高分子・塗料材料グループ 主管 小松 基 氏

 

【主旨】

 世界ではコロナ禍の中、経済活動が停滞し二酸化炭素排出量は減ったが地球温暖化を抑えることはできず、気候変動の影響がコロナ禍で多数発生している。この気候危機に立ち向かうため、各国がカーボンニュートラル宣言し、自動車業界もその対応が急務となっている。一方で技術は大きく進歩しCASEはますます加速する。この状況下で高分子材料はどう貢献していく必要があるか。CO2低減を考慮しつつ技術革新を進めるための素材ニーズについて紹介する。

 

【目次】

1. どのようにカーボンニュートラルに取り組むのか
2. 自動車におけるLCAのCO2指標の考え方
3. 樹脂材料の資源循環の考え方
4. 加速する電動化
5. 電動化における軽量化とは