AT20221110 積層部品セラミックグリーンシート成形技術入門

★新製品開発から量産において、試作段階での工法・設備から、量産にいたる過程での、新工法・新規設備の検討・導入、スケールアップなど、経験に基づいた考え方を解説!

★不可避である不具合品の解析手法について、表面分析を中心に解説!

※このテキストは2022年11月10日に実施したセミナーの資料です

番号
AT20221110
発行年月
2022/11/10
体裁
A4判, 50ページ
フォーマット
紙版
定価
22,000 円(本体20,000円+消費税、送料込)
冊数:

執筆者

栗原光技術士事務所 栗原 光一郎 氏

 

【専門】
発明創出~権利化及び他社対策支援
セラミック電子部品等でのQCD改善・プロセス設計支援

【経歴】
技術士(化学部門・総合技術監理部門)
1984年 北海道大学 大学院 理学研究科 化学第二専攻 修士課程修了
1984年 日立金属株式会社 入社
    主にセラミック積層電子部品のプロセス開発~量産を担当。
2007年 知的財産担当
2018年 栗原光技術士事務所 開業

【受賞】
1999年 日刊工業新聞十大新製品賞
「デュアルバンド携帯電話機用アンテナスイッチモジュール」 プロセス開発担当
2007年 発明協会 中国経済産業局長賞
特許「ガラスセラミックス複合基板」

目次

1.シート成形前工程
 1-1 素原料紛混合
  1-1-1 素原料紛の選定
  1-1-2 ボールミル湿式混合
 1-2 素原料スラリーの乾燥
 1-3 仮焼
 1-4 ボールミル湿式粉砕
 1-5 分散
  1-5-1 設備・条件
  1-5-2 バインダー選定
  1-5-3 可塑剤選定
 1-6 脱泡(粘度調整)

2.シート成形工程
 2-1 バインダー量・可塑剤量適正化
 2-2 シート密度・空隙率
 2-3 スラリーの管理
 2-4 シート成形機
  2-4-1 ダム構造
  2-4-2 スラリー液面制御
  2-4-3 スラリー性状
  2-4-4 乾燥ゾーン
  2-4-5 キャリアフィルム

3.シート成形後工程
 3-1 ビアホール形成
 3-2 内部配線印刷
  3-2-1 導電ペーストの選定
  3-2-2 耐シートアタック性
  3-2-3 印刷スクリーンの仕様選定・管理
  3-2-4 スキージの選定・管理
 3-3 積層・圧着
  3-3-1 積層位置合わせ手段
  3-3-2 圧着条件
 3-4 切断
 3-5 焼成
  3-5-1 温度プロファイル
 3-6 端子電極形成

4.周辺技術
 4-1 クリーン環境
  4-1-1 クリーン度
  4-1-2 温度・湿度
 4-2 解析・評価技術
  4-2-1 表面分析
   4-2-1-1 SEM/EDS
   4-2-1-2 EPMA
  4-2-2 マイクロフォーカスX線透視装置
  4-2-3 超音波探傷/超音波イメージング装置

5.特許出願の推進
 5-1 利用関係
 5-2 「製造方法」の出願例
 5-3 「もの」の出願例
 5-4 「製造設備」の出願例

6.まとめ