家康考

★【AndTechの異分野進出・出版企画の第2弾】今回は大河ドラマに合わせた”歴史”をテーマとした企画本
★作家である伊東潤氏ら13名の著者による【徳川家康】の生涯(歴史)をテーマとした書き下ろしの歴史論考集
★イノベーション戦略、組織作り、事業開発、マネジメントを歴史に求める方におススメの一冊

番号
RM1001
ISBN
978-4-909118-51-6
監修
大宰 観
発行年月
2023/01/31
体裁
B5判判, 223ページ
フォーマット
紙版
定価
3,850 円(本体3,500円+消費税、送料込)
冊数:

執筆者

目次

第一章 徳川家康の三河国独立戦記 
大宰 観
はじめに
一.徳川家康の生い立ち
二.初陣(寺部城の戦い)と三河忩劇
三.桶狭間の戦いと「厭離穢土 欣求浄土」
四.独立と織田家との同盟
五.三河一向一揆が起きた背景
六.三河一向一揆
七.東三河攻略と三河国統一
おわりに

コラム1 家康のカルバリン砲
村岡 公司

第二章 徳川家康と松平信康
中田 学
はじめに
一.松平信康誕生と時代背景
二.徳姫との婚姻
三.今川氏滅亡
四.徳川を取り巻く各国の情勢
五.長篠の戦い
六.信康事件の真相
おわりに

コラム2 家康公の祖母
小山 森郎

第三章 徳川家康の三方ヶ原の戦い 
~「遠き道」を阻んだもの 本当の勝者とは~
正本 景造
はじめに
一.【家康】独立と躍進
二.【信玄】野望と挫折
三.両雄開戦
四.三方ヶ原
おわりに

コラム3 家康の本当の「宝」は何だったのか?
正本 景造

第四章 ポスト本能寺の変と家康 ~小牧長久手戦役を巡って~
鈴木淳
はじめに
一.霹靂 ~マッチメイク~
二.リングサイド ~計量~
三.ROUND1 ~ゴングは鳴った~
四.ROUND2 ~フェイント~
五.ROUND3 ~ラッシュ~
六.ROUND4~トリック~
七.ROUND5 ~ジョーカー~
八.最終ROUND ~落としどころ~
おわりに ~天意~

コラム4 閑室(かんしつ)元佶(げんきつ) ―知られざる家康のブレーン―
白石 ひとみ

第五章 徳川家康と危機管理 ~神君伊賀越から~  
鈴木淳
はじめに
一.家康はどこにいたのか?
二.どこを通ったのか ~穴山梅雪は二度死ぬ?~
おわりに

コラム5 家康夏の陣に死す!~家康影武者説、その真偽と検証~
渡邉 浩一郎

第六章 徳川家康の江戸づくり
吉田誠一
はじめに
一.なぜ家康は江戸を選んだのか?
 石垣山のエピソード
 秀吉の思惑
 家康の思惑
 なぜ幕府を江戸に開いたのか?
二.家康以前の江戸
 中世の関東の形
 中世の江戸
 江戸の大福長者
 太田道灌
 北条氏の支配
三.徳川家康の江戸入部と江戸の街づくり
 家康入部時の江戸
 江戸の街づくりの実態
 江戸の街造りの三つの段回
四.徳川による江戸城の普請
 豊臣大名としての江戸づくり
 天下普請
 寺社の移転
五.日比谷入江と江戸前島
 平川の付替え
 日比谷入江の埋め立て
 江戸前島
六.水路の開発
 道三堀
 小名木川
 外堀
七.飲料水の確保
 千鳥ヶ淵、牛ヶ淵
 小石川上水
 山王溜池
八.利根川の東遷
 両国橋
 中世の関東大河
 第一期 一五九四年( 豊臣大名時代)
 第二期 一六二一年
 第三期 一六四三年
 第四期 一六五四年
おわりに

コラム6 聡明な側室 お梶の方
吉田 誠一

第七章 徳川家康と関ヶ原の戦い
伊東潤
はじめに
一.豊臣政権の問題点
二.関ヶ原の戦いの戦術的構造
おわりに

コラム7 徳川秀忠の敗北
市川 達也

第八章 徳川家康と大坂の陣
伊東潤
はじめに
一.関ヶ原以後の政治情勢
二.なぜ豊臣家は滅び、徳川家は栄えたのか
おわりに

コラム8 井伊直政と松井松平周防守家
松尾 史郎

第九章 家康の対外政策と岡本大八事件 ―鎖国への途(みち)―
白石 ひとみ
はじめに
一.江戸時代初期の対外政策
二.外交顧問、ウィリアム・アダムスと浦賀貿易
三.長崎替地問題とジョアン・ロドリゲス
四.マカオでの殺傷事件とノッサ・セニューラ・ダ・グラサ号事件
五.岡本大八事件
おわりに

コラム9 本多作左衛門重次 ~秀康の恩人~
中田 学

第十章 家康と十八松平の活躍
松尾 史郎
はじめに
一.家康と松平諸家
二.東条(青野)松平家
三.松井忠次(松平康親)の活躍
四.家康と松井忠次
五.その後の松井松平周防守家
おわりに

コラム10 徳川家康と松下幸之助 ~屋根のある墓と南宗寺~
大宰 観

第十一章 家康が眠る久能山東照宮のこと
興津 諦 
はじめに
一.ふたつの遺命
二.久能山と陰陽道
三.日光への「改葬」
四.徳川宗家の墓参
おわりに

コラム11 徳川家康、終活の地
大宰 観

第十二章 【家康考版・関ヶ原合戦】に関する歴史認識アンケート調査とその考察
大宰 観・吉田 誠一
はじめに
一.【関ヶ原合戦】の経緯と結果
二.【関ヶ原合戦で活躍した好きな武将】
三.【究極の三択~三英傑の中で誰が好き?】
おわりに