AT20230522:プラスチックの難燃化メカニズムと難燃剤の活用事例

★樹脂の難燃化に取り組む研究開発担当者や難燃剤の研究開発を手掛ける技術者に向けて、難燃メカニズムや難燃剤の活用方法について解説!

※このテキストは2023年5月22日に実施したセミナー資料です。キャッチコピーに関しては講座のコピーをそのまま活用しております。
 商品としては講師の提供可能な発表資料(PDF、PPT)等を分割印刷したものであり、スライドの説明がないものがあります事、ご了承ください。
 こういった製品の性質上、十分に理解をいただき、ご購入をご検討ください。

番号
AT20230522
発行年月
2023/05/22
体裁
A4判, 178ページ
フォーマット
紙版
定価
22,000 円(本体20,000円+消費税、送料込)
冊数:

執筆者

林 難燃技術研究所  代表  林 日出夫 氏


目次

【主旨】
 プラスチックの難燃化に取り組む研究開発担当者や難燃剤の研究開発を手掛ける技術者に向けて、プラスチックの燃焼メカニズムや難燃剤の活用方法について解説する。特に、プログラム3の「市販難燃剤のプラスチックへの難燃化活用事例」の解説に時間を割く予定である。ここでは国内で購入可能なほぼ全ての難燃剤について、その特徴や難燃メカニズム、また活用事例等を紹介する。

【キーワード】
難燃、メカニズム、リン酸アミン塩、リン酸エステル、ホスファゼン、ホスフィン酸、ホスフィネート、ホスホン酸、ホスホネート、赤燐、トリアジン、ピペラジン、水酸化マグネシウム、ホウ酸亜鉛、スズ酸亜鉛、ナノクレイ、セピオライト、シリコーン、有機スルホン酸塩、膨張黒鉛、リン酸アミドエステル

【ポイント】
このセミナーを受講することにより、ほぼ全ての市販の入手可能な難燃剤の特徴、配合事例など詳細に総合的に学ぶことができる為、新しい難燃システム及び新しい難燃剤の開発設計のヒントが得られると考える。

【習得できる知識】
・基礎的な燃焼及び難燃メカニズム
・難燃性試験方法
・国内で入手可能な難燃剤の特徴、配合処方例
・難燃剤の全体を学べる為、難燃剤の開発の動向及び全体像を把握できる。

【目次】
1.難燃材料が必要とされる背景
 1.1 火災の原因分析、火災の例
 1.2 火災の3要素
 1.3 火災の被害を最小限にするためには、難燃剤の効果
2.プラスチックはなぜ燃える?
 2.1 燃えるメカニズム
  2.1.1 ロウソクの例
  2.1.2 プラスチックの例
 2.2 分解ガスの燃焼反応
3.プラスチックを燃えにくくするには
 3.1 難燃性試験方法
  3.1.1 UL94V試験
  3.1.2 酸素指数試験
  3.1.3 コーンカロリー試験
 3.2 各難燃剤の難燃メカニズム
  3.2.1 リン系難燃剤(固相リン炭化断熱層形成-難燃効果の例)
  3.2.2 臭素系難燃剤(気相ラジカル補足-難燃効果の例)
  3.2.3 金属水酸化物系難燃剤(固相吸熱-難燃効果の例)
  3.2.4 スルホン酸塩/シリコーン系難燃剤(固相樹脂架橋炭化断熱層形成-難燃効果の例)
 3.3 各難燃剤の特徴まとめ
 3.4 各樹脂への難燃剤適応例と課題
4.市販難燃剤のプラスチックへの難燃化活用事例
 4.1 リン酸アミン塩系難燃剤 7社15グレード
  4.1.1 リン酸アミン塩
  4.1.2 リン酸アミン・金属複合塩
 4.2 リン酸アミン塩系複合難燃剤 7社12グレード
 4.3 リン酸エステル系難燃剤 2社9グレード
  4.3.1 エンプラ向けリン酸エステル
  4.3.2 ポリオレフィン向けリン酸エステル
 4.4 その他リン系難燃剤 9社17グレード
  4.4.1 ホスファゼン誘導体
  4.4.2 ホスフィン酸(ホスフィネート)誘導体
  4.4.3 ホスフォン酸(ホスフォネート)誘導体
  4.4.4 赤燐
  4.4.5 その他 有機リン系、リン・窒素系
 4.5 ポリマー型リン系難燃剤 1社3グレード
  4.5.1 ポリホスホネート、ポリホスホネート/カーボネート
 4.6 窒素系難燃剤 7社15グレード
  4.6.1 メラミンシアヌレート、イソシアヌール酸誘導体
  4.6.2 トリアジン/ピペラジン ポリマー型
  4.6.3 NOR型、その他
 4.7 金属水酸化物系難燃剤 9社87グレード
  4.7.1 水酸化アルミニウム、水酸化マグネシウム
 4.8 金属酸化物系難燃剤 5社16グレード
  4.8.1 ホウ酸亜鉛
  4.8.2 水酸化スズ酸亜鉛、スズ酸亜鉛
  4.8.3 無機コア材(例タルク)/モリブデン酸塩被覆
 4.9 ナノクレイ系難燃剤 2社7グレード
 4.10 セピオライト系難燃剤 1社(メーカー技術資料なし)
 4.11 シリコーン系、有機スルホン酸塩系難燃剤 4社8グレード
  4.11.1 シリコーン系難燃剤
  4.11.2 有機スルホン酸塩系難燃剤
 4.12 その他難燃剤 2社2グレード
  4.12.1 膨張黒鉛
  4.12.2 リン酸アミドエステル
5.各難燃剤の問合せ先
【質疑応答】


※このテキストは2023年5月22日に実施したセミナー資料です。キャッチコピーに関しては講座のコピーをそのまま活用しております。
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