AT202305302:リチウムイオン蓄電池の蓄電池の廃棄とリサイクルの現状と業界動向

★従来の蓄電池とリチウムイオン蓄電池を対比しながら、蓄電池の廃棄やリサイクルに関する法規制、処理の実態や課題について解説!


※このテキストは2023年5月30日に実施したセミナー資料です。キャッチコピーに関しては講座のコピーをそのまま活用しております。
 商品としては講師の提供可能な発表資料(PDF、PPT)等を分割印刷したものであり、スライドの説明がないものがあります事、ご了承ください。
 こういった製品の性質上、十分に理解をいただき、ご購入をご検討ください。

番号
AT202305302
発行年月
2023/05/30
体裁
A4判, 76ページ
フォーマット
紙版
定価
22,000 円(本体20,000円+消費税、送料込)
冊数:

執筆者

株式会社 GSユアサ  産業電池製造部 品質管理G リーダー  鹿島 理 氏

目次

【主旨】
 リチウムイオン蓄電池の登場は新しい製品を誕生させ、蓄電池の用途を飛躍的に拡大させている。一方、多種多様な材質の使用や電解液の可燃性等の特徴から、市場での事故や課題も多く聞かれる。
 本講演では、従来蓄電池とリチウムイオン蓄電池を対比しながら、蓄電池の廃棄やリサイクルに関する法規制、処理の実態やそこで見られる課題について解説する。

【キーワード】
リチウムイオン蓄電池、リサイクル、発火事故、廃掃法、資源有効利用促進法、3R、EU電池規則

【ポイント】
リチウムイオン蓄電池を中心に、蓄電池に関するリサイクル関連法令、処理技術や処理実績、さらにリサイクル事業者で起きている発火事故や電池規則案対応等の課題について解説する。

【習得できる知識】
蓄電池に関連したリサイクル関連法令、リサイクル・リユース技術、リサイクルにおける課題の全体像を把握できる。

【目次】
1.蓄電池の基礎
 1.1 電池の原理
 ・電池の原理について解説
 1.2 蓄電池の歴史
 ・蓄電池の歴史を説明する
 1.3 蓄電池の構造と反応式
 ・各種蓄電池の構造や材質等について解説
2.リサイクル関連法令
 2.1 リサイクル関連の法体系
 ・リサイクルに必要な法令の体系を解説
 2.2 廃掃法の概要
 ・廃掃法のうち、産業廃棄物等の種類、廃棄物処理業、広域認定制度等の廃棄物の回収・リサイクルに必要な事項を解説
 2.3 資源有効利用促進法の概要
 ・資源有効利用促進法のうち、蓄電池が関連する指定再資源化製品等の枠組みについて解説
 2.4 個別リサイクル法の概要
 ・個別リサイクル法のうち、蓄電池が関連する自動車リサイクル法、小型家電リサイクル法の概要を解説
3.蓄電池のリサイクル
 3.1 蓄電池のリサイクルシステム
 ・小型二次電池や始動用鉛蓄電池、車載用リチウムイオン電池等、現在、運用されているリサイクルシステムの概要や設立の背景について解説
 3.2 蓄電池の処理工程の概要
 ・リサイクラーで行われている一般的な蓄電池処理工程の概要について解説
 3.3 鉛蓄電池の処理
 ・一般的な鉛蓄電池の処理工程について解説
 3.4 アルカリ蓄電池の処理
 ・一般的なアルカリ蓄電池の処理工程について解説
 3.5 リチウムイオン蓄電池の処理
 ・一般的なリチウムイオン蓄電池の処理工程について解説
 3.6 蓄電池の販売量と回収量
 ・各業界が公表している各種蓄電池の販売量と回収量を解説
 3.7 蓄電池の資源価値
 ・日本におけるレアメタル戦略や蓄電池材としての金属資源の価値について解説
4.リサイクル・リユース技術の開発状況・課題
・環境省・経産省を中心にした実証事業の内容を中心にリサイクル・リユース技術の現状と課題を解説
5.市場・現場の実態と課題
 5.1 用途別の課題
 ・製品使用中の事故の状況を消費者庁やNITEのデータから解説
 5.2 小型LIBにおける現状と課題
 ・民生用に使われる小型LIBの処理時における発火事故の状況や原因、それに対応した資源有効利用促進法等の制度施行状況についての解説を行う。
 5.3 大型LIBにおける現状と課題
 ・車載用に使われる大型LIBが直面する国内資源循環や電池規則案への対応等の課題と取組について解説を行う。
【質疑応答】


※このテキストは2023年5月30日に実施したセミナー資料です。キャッチコピーに関しては講座のコピーをそのまま活用しております。
 商品としては講師の提供可能な発表資料(PDF、PPT)等を分割印刷したものであり、スライドの説明がないものがあります事、ご了承ください。
 こういった製品の性質上、十分に理解をいただき、ご購入をご検討ください。