AT20230725:粘着剤・粘着テープの接着・剥離メカニズムと設計、評価手法の基礎

★粘着剤・粘着テープに関連する基礎知識を、サンプルなども示しながら分かりやすく解説!
★粘着剤・粘着テープの材料と特徴、設計時の考え方と評価時の注意点について学べます!

※このテキストは2023年7月25日に実施したセミナー資料です。キャッチコピーに関しては講座のコピーをそのまま活用しております。
 商品としては講師の提供可能な発表資料(PDF、PPT)等を分割印刷したものであり、スライドの説明がないものがあります事、ご了承ください。
 こういった製品の性質上、十分に理解をいただき、ご購入をご検討ください。


番号
AT20230725
発行年月
2023/07/25
体裁
A4判, 45ページ
フォーマット
紙版
定価
22,000 円(本体20,000円+消費税、送料込)
冊数:

執筆者

日東電工株式会社  開発戦略部  戸崎 裕 氏

目次



【講演主旨】
 近年、粘着テープは家電、OA機器、自動車、住宅設備機器等、多くの分野で使用され、その用途は広がりつつあります。また、それに伴い、薄型化、高性能、高機能な粘着テープが求められ、日々開発が進められています。
 本講座では、粘着剤・粘着テープを開発する若手技術者・或いはユーザーの方を対象に、粘着剤・粘着テープの基礎と設計・選定、評価法のポイント等を、最近のトピックスも含め、わかりやすく解説します。
【キーワード】
1.粘着
2.メカニズム
3.粘弾性
 【講演ポイント】
粘着剤・粘着テープに関連する基礎知識を、サンプルなども示しながら分かりやすく解説します。
初心者でも理解しやすく楽しく聴けたと好評の講座です。
【習得できる知識】
・粘着剤・粘着テープの材料とその特徴
・粘着・剥離のメカニズム、条件変化による粘着力変化と理由など
・粘着剤・粘着テープ設計時の考え方と評価時の注意点

【プログラム】
1.はじめに
 1-1 粘着剤と接着剤の違い
 1-2 いろいろな粘着テープ
2.粘着テープの基礎知識
 2-1 構成材料
  ・粘着剤(ゴム・アクリル、モノマー、開始剤、連鎖移動剤、タッキファイヤ、架橋剤)、ゲルとゾル
  ・基材
  ・下塗り剤  
  ・背面処理剤 
 2-2 製造方法
  ・重合
  ・塗工
3.粘着・剥離現象の基礎
 3-1 粘着剤と被着体について
  ・粘着剤の性質と被着体の性状
 3-2 なぜくっつくのか?
  ・分子間力
  ・温度・圧力依存性
 3-3 なぜ剥れないのか?
 3-4 剥離の速度・温度・角度依存性
4.粘着テープの設計~粘着特性向上のために~
 4-1 表面(界面)の設計 ~極性のコントロール~
  ・SP値
  ・表面張力
 4-2 バルクの設計 ~凝集力のコントロール~
  ・架橋剤量 
  ・Tg
  ・応力分散
5.粘着剤・粘着テープの評価法
 5-1 粘着剤の評価法
  ・粘弾性体のモデル 
  ・応力-ひずみ
  ・応力緩和 
 5-2 粘着テープの評価法
  ・粘着3特性(タック、粘着力、保持力)
  ・実用評価 ・促進試験の考え方
6.粘着テープ選定時の注意点