AT20230728:《速習・基礎入門講座》透明電極材料・フィルムの基礎・材料・成膜技術の動向と応用展開 ~各種デバイスへ適用される際に必要となる各種透明導電材料の特徴、メリット、デメリットと製造プロセス知識~

★基本的な解説から、コーティングにより透明導電材料を膜へ形成する「塗布型」透明導電膜について、使用できる導電材料の種類、プロセスや従来のスパッタ透明導電膜との違いなどについて説明!

★入門の内容でありつつも、最新の動向を抑えられる、経験の浅い方にピッタリな講座。企業ご所属の講師をお招きした貴重な講演です!

※このテキストは2023年7月28日に実施したセミナー資料です。キャッチコピーに関しては講座のコピーをそのまま活用しております。
 商品としては講師の提供可能な発表資料(PDF、PPT)等を分割印刷したものであり、スライドの説明がないものがあります事、ご了承ください。
 こういった製品の性質上、十分に理解をいただき、ご購入をご検討ください。


番号
AT20230728
発行年月
2023/07/28
体裁
A4判, 50ページ
フォーマット
紙版
定価
22,000 円(本体20,000円+消費税、送料込)
冊数:

執筆者

マクセル株式会社  新事業統括本部 機能性材料イノベーション部 第1製品課 課長  水谷 拓雄 氏

目次

【主旨】
 液晶ディスプレイの登場により、その電極に用いられる透明導電材料はクローズアップされるようになりました。その後タッチパネル、有機ELディスプレイなど製品、技術の進化と共に透明導電材料へ求められる特性、特徴も変わりつつあります。
 本セミナーでは「透明導電材料って何?」「どんなところに使用されているの?」と言った基本的な解説から、コーティングにより透明導電材料を膜へ形成する「塗布型」透明導電膜について、使用できる導電材料の種類、プロセスや従来のスパッタ透明導電膜との違いなどについて説明致します。
 また、後半は自社の開発事例から塗布型透明導電膜の課題や解決方法、タッチパネルや太陽電池電極への適応可能性などについても具体的に紹介致します。

【習得できる知識】
 各種透明導電膜の特徴、取り扱い方、アプリケーションへ適応する際のメリット、デメリットに関する基礎知識

【キーワード】
透明導電,導電フィルム,導電インク,透明導電膜,ITO,インジウム,導電ポリマー,PEDOT,銀ナノワイヤ,CNT,メタルメッシュ,透明電極,タッチパネル,ディスプレイ、太陽電池、ペロブスカイト太陽電池、色素増感太陽電池
 
【ポイント】 
透明導電膜を各種デバイスへ適用される際に必要となる各種透明導電材料の特徴、メリット、デメリットや製造プロセスの基礎知識について、実例を交えた解説で習得頂くことができます

【目次】
1.透明導電材料(膜)の基礎
 1.1.透明導電材料(膜)とは?
 1.2.透明導電膜の用途(代表的なアプリケーション、使用事例)
 1.3.透明導電膜の用途と表面抵抗
 1.4.ITO(酸化インジウムスズ)について
 1.5.従来の透明導電膜製造プロセス
2.透明導電材料開発の歴史と背景
 2.1.~2000年まで
 2.2.2000年以降
 2.3.近年
3.塗布型透明導電膜の種類と特徴
 3.1.ITO分散インク
 3.2.ITO以外の金属酸化物
 3.3.有機導電ポリマー
 3.4.カーボン系材料
 3.5.銀ナノワイヤ
 3.6.メタルメッシュ
 3.7.各種透明導電膜の特性比較
4.ITO系塗布型透明導電膜
 4.1.インク製造、および成膜プロセス
 4.2.スパッタITO膜との特性比較
 4.3.デバイスへの応用展開
5.PEDOT/PSSインクを用いた塗布型透明導電膜
 5.1.インク製造、および製膜プロセス
 5.2.透明電極への応用展開
 5.3.プロセス、および特性上の課題と改善事例
6.塗布型透明導電材料の現状と将来、太陽電池への展開可能性
 6.1.塗布型透明導電材料の現状
 6.2.最近の研究・開発動向
 6.3.太陽電池用電極への展開可能性
 6.4.塗布型透明導電材料の将来
7.参考文献・著書紹介