メタネーションの技術と市場
★日本における消費エネルギーの約6割を占める産業用・民生用熱需要!
★発電所・工場で回収したCO2を原料とすることで燃焼時排出のCO2と相殺!
★世界のカーボンニュートラルに貢献する日本の技術!
執筆者
幾島賢治 愛媛大学
幾島嘉浩 IHテクノロジー(株)
幾島將貴 IHテクノロジー(株)
目次
【メタネーションの技術】
まえがき
第1章 日本のエネルギー政策
1 はじめに
2 日本のエネルギーの課題
3 日本のエネルギー基本計画の推移
4 2050年を見据えたエネルギーの対策
5 石油連盟のカーボンニュートラルに向けた提言
5.1 基本的スタンス
5.2 燃料のCN化に向けた取組みの加速化と政府への要望
5.3 CN燃料の導入・普及に不可欠なゼロエミッション電源の確保
5.4 政府の役割
5.5 成長に資するカーボンプライシングのあり方
第2章 メタネーションとは
1 はじめに
2 グリーンメタンの製造方法
3 グリーンメタンの需要
第3章 メタネーションの原料はグリーン水素
1 はじめに
2 グリーン水素の製造
3 グリーン水素の需要
第4章 メタネーションからの合成燃料の製造
1 はじめに
2 製造方法
3 経緯
4 開発状況
5 合成燃料の需要
あとがき
【メタネーションの市場】
第1章 水素エネルギーをとりまく現状
1 水素の種類と普及
1.1 安価な原料の使用
1.2 水素サプライチェーンの構築
1.3 大量の水素需要の創出
2 水素エネルギーの利用方法
2.1 水素の直接利用
2.2 水素の合成燃料化
3 燃料電池
3.1 燃料電池の概要
3.2 燃料電池自動車
3.3 純水素燃料電池
3.4 水素サプライチェーンの構築
4 グリーンスチール
5 褐炭水素プロジェクト
第2章 国内外における水素政策の動向
1 世界および日本の水素政策の概要
2 海外の水素政策の動向
2.1 欧州
2.2 米州
2.3 アジア各国
2.4 資源輸出国
3 日本国内の動向(グリーン成長戦略を中心に)
3.1 水素政策の概要
3.2 水素・アンモニア事業
3.3 次世代熱エネルギー産業
4 輸送関連産業
4.1 自動車産業
4.2 船舶産業
4.3 航空機産業
第3章 水素および水素関連市場の動向
1 水素エネルギー市場の動向
1.1 世界市場の概要
1.2 米国市場の動向
1.3 欧州市場の動向
2 国内市場の動向
2.1 水素エネルギーの市場動向
2.2 再生市場エネルギー市場の動向
2.3 水素関連市場の動向
第4章 水素の製造・活用技術の動向
1 水素製造技術
2 CO2の回収・貯蔵(CCS)技術
2.1 CCS付バイオマス発電
2.2 その他CCS技術の動向
2.3 水素の輸送技術
第5章 企業動向
1 海外のエネルギー企業の動向
1.1 エアープロダクツ(Air Products)
1.2 プラグパワー(Plug Power)
1.3 ブルームエナジー(Bloom Energy)
1.4 FuelCell Energy
1.5 スナム(Snam)
2 国内企業の動向
2.1 エネルギー関連企業
2.2 商社
2.3 その他関連業界・企業