技術トレンドレポート「環境配慮型材料」vol.8

★注目の企業インタビュー
 「持続可能な環境循環型社会の実現と企業が目指すもの」をテーマに、
  コンビニ大手ファミリーマートと包装フィルムメーカーのフタムラ化学
  サステナビリティ推進担当によるインタビューの模様を掲載!
★「環境配慮に向けた企業の取り組みの最前線」
 ①ライオンの環境対応と回収システム構築
 ②包装材の「紙化」動向
★「化学物質規制と今後の動向」 PFAS、フロンの規制とその最新動向
★規制フッ素化合物代替関連技術

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番号
EM0008
ISBN
978-4-909118-68-4
監修
花市 岳(フタムラ化学株式会社)
発行年月
2024/01/31
体裁
B5判, 84ページ
フォーマット
紙版
定価
11,000 円(本体10,000円+消費税、送料込)
冊数:

執筆者

原田 公雄  株式会社ファミリーマート
       マーケティング本部 サステナビリティ推進部
       環境推進グループ マネジャー
花市 岳   フタムラ化学株式会社 サスティナブル推進グループ
中川 敦仁  ライオン株式会社 サステナビリティ推進部 資源循環担当
内村 元一  株式会社パックエール 代表取締役社長
玉虫 完次  エンバイロメント・ジャパン株式会社 代表/
       Ph.D., Chemistry, Vanderbilt University(米国)
岸本 哲郎  特定非営利活動法人 環境エネルギーネットワーク21 理事長
佐藤 洋平  オフィスワンダリングマインド 代表/
       博士(医学)(2023 年度取得予定)
網野 直也  日本ゴム協会 会長/
       横浜ゴム株式会社 理事 エグゼクティブフェロー・研究室長/
       工学博士
河原 成元  日本ゴム協会 副会長/
       長岡技術科学大学 技学研究院 物質生物系 教授/博士(工学)
植草 貴行  株式会社AndTech 研究開発アドバイザー/博士(工学)/
       技術士(化学部門)
土屋 博隆  土屋特許事務所/弁理士

目次

第1章 企業インタビュー
持続可能な社会の実現に向けて 
~ファミリーマートの取り組みと目指すもの~


第2章 環境配慮に向けた企業の取り組みの最前線
 第1節  プラスチック製品・包装容器における
     環境対応と回収システムの構築に向けて

 はじめに
 1. ライオンの資源循環への対応方針
  1.1 ライオンのパーパス
  1.2 長期環境目標 LION Eco Challenge 2050
  1.3 ライオングループ プラスチック環境宣言
 2. 資源使用状況
  2.1 国内資源使用量
  2.2 グループ資源使用量
 3. リサイクルに関する取組 015
  3.1 容器包装リサイクル制度でのリサイクル
  3.2 使用済み製品・容器の自主回収
   3.2.1 自主回収の位置づけ
   3.2.2 ハブラシ・リサイクル
   3.2.3 共同リサイクリエーション(使用済みの詰め替えパック回収)
   3.2.4 神戸プラスチックネクスト 
       みんなでつなげよう。つめかえパックリサイクル
   3.2.5 みんなでボトルリサイクル
 4. 資源循環社会への道程
  4.1 各主体の資源循環社会への貢献
  4.2 各PoCの情報共有
  4.3 グランドデザインの重要性
 おわりに

 第2節 包装材における紙の機能性向上と「紙化」の動向
 はじめに
 1. 日本の動向
 2. 「3R」から「3R+Renewable」へ
 3. プラ代替素材としての「紙」への期待
  3.1 パッケージおける紙の役割
  3.2 包装の「紙化」を進める上での課題と解決に向けたアプローチ
  3.3 サーキュラーエコノミー時代に向けた「紙化」の目的
 4. 紙の機能性向上
 5. 紙化市場拡大に向けて
 おわりに
 
第3章 化学物質規制と今後の動向

 第1節 PFAS を取り巻く最新動向と対策
 はじめに
 1. 米国のPFAS関連規制
 2. 連邦政府の方針
  2.1 PFAS報告規則の概要
 3. 州レベルでのPFAS規制
  3.1 主な州政府のPFAS対応
   3.1.1 主な州法のタイプ
  3.2 州法の動向
 4. 対応方法の提言
 おわりに

 第2節 フロン規制と今後の動向
 はじめに
 1. フロン冷媒と規制の動向
  1.1 フロン冷媒の開発の経緯
  1.2 フロン規制の始まり
  1.3 オゾン層破壊とフルオロカーボン
   1.3.1 オゾン層破壊のメカニズム
   1.3.2 2016年オゾンホールの観測結果
  1.4 新たなフロン規制
  1.5 各国の規制、規格
   1.5.1 ISO817とASHRAE Standard34の違い
   1.5.2 EUの Fガス規制
   1.5.3 今後の改定案
   1.5.4 アメリカ カリフォルニア州のHFC規制
   1.5.5 新たな規制(PFAS規制)
  1.6 次世代冷媒の開発状況
   1.6.1 自然冷媒の課題
 おわりに

コラム
 STEM 人材はEQ を高められるのか?~脳科学的視点から考える~
 はじめに
 1. EQとは?
  1.1 EQの歴史と要因
  1.2 脳科学から見たEQ
 2. SQとEQの関係性
  2.1 SQと理系的知能、自閉症的傾向
  2.2 SQとEQの関係性
 3. EQの改善方法
  3.1 EQ改善プログラムの効果
  3.2 ソーシャルスキルトレーニング
 おわりに

環境循環型社会と産業界をつなぐ架け橋
 一般社団法人 日本ゴム協会の活動紹介
 はじめに
 1. 日本ゴム協会の主な活動事例
  1.1 沿革
  1.2 主な活動
 2. 衛生問題研究分科会での活動
  2.1 天然ゴムに倣う低環境な合成プロセスの検証
  2.2 ラテックスアレルギー、加硫促進剤に関する情報収集
   2.2.1 ラテックスアレルギーに関する情報提供
   2.2.2 加硫促進剤など化学物質の安全性情報の収集
  2.3 ゴムにおけるポジティブリストの作成
 おわりに

関連特許出願状況
規制フッ素化合物代替関連技術
 はじめに
 1. 撥水・撥油剤
  1.1 含フッ素系代替撥水・撥油剤
   1.1.1 含フッ素撥水・撥油コーティング剤
   1.1.2 含フッ素紙用撥水・撥油剤
   1.1.3 含フッ素繊維用撥水・撥油剤
  1.2 非フッ素系代替撥水・撥油剤
   1.2.1 非フッ素撥水コーティング剤
   1.2.2 非フッ素紙用撥水・撥油剤
 2. 含フッ素系界面活性剤
 3. PFASの除去
 おわりに