プラスチック容器・包装材における国内外のマテリアルリサイクル動向とビジネス展望 

★マテリアルリサイクルの現状と課題、解決手法について解説!

★容器包装材・プラスチックの基礎知識から解説!

★国内外の環境規制を説明し、新しい容器包装分野でのマテリアルリサイクルビジネス展望とは!?


※このテキストは2024年11月8日に実施したセミナー資料です。キャッチコピーに関しては講座のコピーをそのまま活用しております。
 商品としては講師の提供可能な発表資料(PDF、PPT)等を分割印刷したものであり、スライドの説明がないものがあります事、ご了承ください。
 こういった製品の性質上、十分に理解をいただき、ご購入をご検討ください。

番号
AT20241108
発行年月
2024/11/08
体裁
A4判, 78ページ
フォーマット
紙版
定価
22,000 円(本体20,000円+消費税、送料込)
冊数:

執筆者

(株)AndTech  顧問/元カネカ化成事業部技術 研究統括部長/元塩ビ工業環境協会 広報部長  一色 實 氏

目次

【講師】

(株)AndTech  顧問/元カネカ化成事業部技術 研究統括部長/元塩ビ工業環境協会 広報部長  一色 實 氏 


主旨
 地球規模での環境・資源問題とかかわりの深いプラスチック製品、特に、製品寿命の短い容器包装分野での持続可能な環境への対応が企業の競争力に影響を持ってきている。
 このテキストでは、容器包装材の主要な材料であるプラスチックについての基礎知識や、環境負荷とかかわるリサイクル手法の現状、特に、効果が分かりやすいマテリアルリサイクルでの現状の課題とその解決手法について、これまでの知見をもとに講義し、マテリアルリサイクルの実施例、製品設計も含めた資源循環システム、国内外の環境規制とその動向、環境に優位な材料動向を紹介し、新たな容器包装分野でのマテリアルリサイクルビジネスへの展望を示す。

ポイント
 環境負荷の大きい容器包装分野でのマテリアルリサイクルは経済性とリサイクル材料の出口戦略が大事で、容器包装設計段階での材料の選定には従来と異なる資源循環の視点が必要であり、そこに新たなビジネスの可能性がある。

習得できる知識
 ①容器包装に適するプラスチック材料とその特性
 ②プラスチックのリサイクル技術の基礎知識
 ③マテリアルリサイクルに適するプラスチック材料とその特性
 ④容器包装材料の環境負荷の実態
 ⑤国内外の容器包装分野での環境規制動向

キーワード
 マテリアルリサイクル、容器包装設計、資源循環、アップリサイクル、サーキュラーエコノミー、サプライチェーン、ポリマーアロイ

プログラム

第1部:プラスチックと容器包装材料

1. プラスチックの構造と特性
 1-1. 汎用プラスチック
 1-2. 特殊プラスチック
 1-3. 用途別最終製品の形態と流通

2. プラスチック加工・配合

3. 容器包装材料としての特性

4. 用途別プラスチック容器包装材
 4-1. 食品用プラスチック容器包装材
 4-2. 医薬品・医療器用容器包装材
 4-3. 電子・電気部品用包装材
 4-4. 自動車とプラスチック
 4-5. 水産・農産


第2部:マテリアルリサイクル

1. プラスチックリサイクルの基礎
 ・プラスチックリサイクルの3方式(マテリアル・ケミカル・サーマル)
 ・プラスチックのリサイクル方法とリサイクル製品

2. プラスチック用途毎のリサイクル事例

3. マテリアルリサイクルの論理

4. マテリアルリサイクルの事例とその要件

5. 容器包装材料のマテリアルリサイクル


第3部:環境ビジネス

1. プラスチックの資源循環に求められるニーズ

2. 国内外のプラスチック容器包装材に対する環境規制
 2-1. 日本のリサイクル法制度
 2-2. 欧米の環境規制動向

3. 国内外の成功事例と最新技術

4. 資源循環のかなめと新たな視点