リチウムイオン電池の基礎とバインダー・ドライプロセスの将来展望

★ドライプロセスの概要を知りたい、現在の開発動向を知りたい人に向けたテキストです。


★リチウムイオン電池の構造から製造プロセス、市場動向について学べます。


★各種材料の用途と特性について解説し、メリット・デメリットについて紹介します。


★講師の考えを提示し、受講者の今後の指針になることを目指します。



※このテキストは2024年9月26日に実施したセミナー資料です。キャッチコピーに関しては講座のコピーをそのまま活用しております。
 商品としては講師の提供可能な発表資料(PDF、PPT)等を分割印刷したものであり、スライドの説明がないものがあります事、ご了承ください。
 こういった製品の性質上、十分に理解をいただき、ご購入をご検討ください。

番号
AT20240926
発行年月
2024/09/26
体裁
A4判, 96ページ
フォーマット
紙版
定価
22,000 円(本体20,000円+消費税、送料込)
冊数:

執筆者

株式会社スズキ・マテリアル・テクノロジー・アンド・コンサルティング  代表取締役社長  鈴木 孝典 氏

目次

主旨
 リチウムイオン電池材料の中でバインダーは主材料ではありません。そのため、なかなか話を聞く機会が少ない事と思います。しかしバインダーは正負極活物質、セパレータ、電解液、導電助剤、集電箔などの電池材料と密接に関連して使用される非常に重要な材料であるため、非常に多くの役割を担っています。このようなバインダーについて解説しながら、更に次世代電池のバインダーをどのように考えるかについてもご説明致します。また、最近、新聞等を賑わせているドライプロセスについても解説したいと思います。



ポイント
 25年以上リチウムイオン電池材料に関わってきました。専門はバインダーですが、バインダーという材料は「他の主材料と一緒に使われる」という特長があり、電池そのものおよび、各電池材料の知見を有しています。最新電池動向にも注目しており、電池関連分野の広範囲に渡る解説が可能です。



習得できる知識
 ①リチウムイオン電池の製造プロセス
 ②各種材料の用途と特性
 ③ドライプロセスの展望と課題
 ④市場でのドライプロセス最新情報



キーワード
 バインダー、リチウムイオン電池、PVDF、SBR、CMC、正極、負極、セパレータ、ウエットプロセス、ドライプロセス、PTFE繊維化、ポリマーフィブリレーション、パウダーコーティング、粉体塗装



プログラム
1.リチウムイオン電池の市場

 1-1 xEV用リチウムイオン電池市場
 1-2 正極活物質別LiB市場の伸長
 1-3 リチウムイオン電池生産量の推移
 1-4 バインダー市場の推定

2. リチウムイオン電池とバインダー
 2-1 リチウムイオン電池とはどんな電池か?
 2-2 バインダーの役割
  2-2-1 正極用バインダー : PVDF
  2-2-2 負極バインダー : SBR+CMC

3.ウエットプロセスとドライプロセス

 3-1 ウエットプロセス
 3-2 ドライプロセスの種類
 3-3 ドライプロセスの利点
 3-4 ドライプロセスの問題点・課題
 3-5 バインダーからのアプローチ
 3-6 テスラのドライ電極
 3-7 その他のドライ電極