ダイコーティングにおける塗布&乾燥プロセス理論とトラブル対応とウェブハンドリング
★各種コーティングプロセスからスラリー系原料に適した塗布方式と乾燥方式について解説し、一般的に生じる欠陥とその対策方法について紹介!
※このテキストは2024年7月30日に実施したセミナー資料です。キャッチコピーに関しては講座のコピーをそのまま活用しております。
商品としては講師の提供可能な発表資料(PDF、PPT)等を分割印刷したものであり、スライドの説明がないものがあります事、ご了承ください。
こういった製品の性質上、十分に理解をいただき、ご購入をご検討ください。
執筆者
旭化成株式会社 生産技術本部 生産技術センター 加工技術部 綾部 守久 氏
目次
【主旨】
電池デバイスや各種機能性製品へのスラリー原料の塗布および乾燥プロセスが多く用いられている。本テキストでは各種コーティングプロセスからスラリー系原料に適した塗布方式と乾燥方式について解説し、一般的に生じる欠陥とその対策方法について紹介する。
【習得できる知識】
塗布と乾燥の基礎理論、各種塗布方式と乾燥方式の概要、製品欠陥の分類と対応策
【プログラム】
1.知っておきたい基礎知識
1.1 さまざまな塗布方式と乾燥方式
1.2 塗液のレオロジー入門
1.3 乾燥の化学工学
1.4 情報源(国内外学会・展示会、装置メーカー)
2.塗布の方式と分類・メカニズム
2.1 前計量と後計量 / 密閉型と開放型
2.2 塗布ビード部の流れ
3.乾燥の方式と分類・メカニズム
3.1 用いられる熱源種類
3.2 乾燥炉形状による分類
4.トラブルと発生メカニズム・対応
4.1 塗工プロセスにおける欠陥の分類
4.2 気泡・発泡
4.3 スジ・ダイライン
4.4 塗膜の凹凸(ファットエッジとゲージバンド)
4.5 塗膜の表面模様(ゆず肌、ブラッシング、白化)
5.ブレークスルーのためのEXCELシミュレーション技術
5.1 CFDソフトとの使い分け
5.2 コーティングダイの流路計算
5.3 乾燥シミュレーション