6G/7Gの実現に向けたテラヘルツ波無線通信の最新動向およびデジタルツインを活用したインフラ保守などへの応用

★光ファイバ、テラヘルツ通信に関する国内外の最新動向について精通したキーデバイスの一つである光変調器に関する研究の第一人者である講師がテラヘルツ波、ミリ波、光ファイバを含む多種多様な伝送メディアを融合するための技術をハードウエア・モノづくりの視点から紹介!

★新たな周波数帯域として注目されているテラヘルツ帯の特徴と研究動向にフォーカス!

★デジタルツインを活用したインフラ保守などへの応用を紹介!

※このテキストは2024年04月11日に実施したセミナー資料です。キャッチコピーに関しては講座のコピーをそのまま活用しております。
 商品としては講師の提供可能な発表資料(PDF、PPT)等を分割印刷したものであり、スライドの説明がないものがあります事、ご了承ください。
 こういった製品の性質上、十分に理解をいただき、ご購入をご検討ください。

番号
AT20240411
発行年月
2024/04/11
体裁
A4判, 60ページ
フォーマット
紙版
定価
22,000 円(本体20,000円+消費税、送料込)
冊数:

執筆者

早稲田大学  理工学術院 基幹理工学部 電子物理システム学科  川西 哲也 氏

目次

主旨
 5Gのサービスがはじまったばかりですが、すでにBeyond5Gや6Gに向けた議論が本格化しています。Beyond5G/6GではTbps級超高速伝送をどこでも、何にでもつながるといった機能が期待されています。無線通信はその柔軟性から利用が拡大していますが、既存の電波帯域はすでに様々なサービスに用いられており、周波数資源の逼迫が課題です。これまで広く使われてきたマイクロ波に加えてより高い周波数帯であるミリ波、テラヘルツ波の活用が必須です。また、無線通信と光ファイバ通信のシームレスな接続も不可欠です。
 本テキストでは、テラヘルツ波、ミリ波、光ファイバを含む多種多様な伝送メディアを融合するための技術を、ハードウエア・モノづくりの視点から取り上げたいと思います。特に新たな周波数帯域として注目されているテラヘルツ帯の特徴と研究動向にフォーカスします。




プログラム
1.Beyond 5Gをめぐる海外動向と日本の立ち位置

2.6G-次世代通信技術への期待
 2-1 6Gへの期待
 2-2 6G実現への課題

3.6G実現のための要素技術:テラヘルツ帯の開拓
 3-1 テラヘルツ・ミリ波の開拓
 3-2 光無線融合技術(ファイバ無線)
 3-3 新たな光通信帯域

4.高速デバイスの発展
 4-1 電子デバイス・光デバイスの高速化
 4-2 高速通信のためのデバイス

5.テラヘルツシステムの概要
 5-1 テラヘルツ通信の応用分野
 5-2 300/500GHz伝送システムの設計例

6.テラヘルツ技術の研究動向

 6-1 テラヘルツ帯における電波干渉
 6-2 テラヘルツデバイスの研究動向
 6-3 テラヘルツ帯の国際標準化



キーワード
テラヘルツ、ミリ波、光ファイバ、Beyond 5G、6G、レーダー、計測技術



ポイント
海外研究機関との共同研究の経験を踏まえ、光ファイバ、テラヘルツ通信に関する国内外の最新動向について精通している。また、キーデバイスの一つである光変調器に関する研究の第一人者であり、洋書を含め関連図書を複数執筆しており、基本原理から、システム応用まで説明が可能。



習得できる知識
・光ファイバ通信の基礎知識
・無線通信の基礎知識
・ミリ波・テラヘルツ技術の動向
・Beyond 5G/6Gの研究動向
・ミリ波レーダーの技術動向