リチウムイオン電池セパレータの基礎及び最新動向・今後の展望(中国市場を中心に)
★正極では高エネルギー密度重視と安全性重視と開発方向が多様化、また電池セル形状も変化しており、これらに対応したセパレータの開発方向について解説!
★中国市場を中心とした最近の開発・市場動向のトピックスについても紹介!
※このテキストは2024年02月22日に実施したセミナー資料です。キャッチコピーに関しては講座のコピーをそのまま活用しております。
商品としては講師の提供可能な発表資料(PDF、PPT)等を分割印刷したものであり、スライドの説明がないものがあります事、ご了承ください。
こういった製品の性質上、十分に理解をいただき、ご購入をご検討ください。
執筆者
温故・拓新バッテリーマテリアルズ株式会社 代表取締役社長 山田 一博 氏
目次
【主旨】
セパレータの基材(ポリオレフィン微多孔膜)、現在EV用途で主流となっているコーティング、それらの多孔化技術やプロセス、原料や製造設備、各物性・品位の意味、測定方法の基礎知識を分かり易く解説する。
最新動向・今後の展望として、まずはLIBへの技術要求(性能、安全性、寿命等)、それらとセパレータ物性との関係を確認し、セパレータの開発動向・課題及び今後の展望を解説する。例えば、正極では高エネルギー密度重視と安全性重視と開発方向が多様化、また電池セル形状も変化しており、これらに対応したセパレータの開発方向も解説する。
最後に中国市場を中心とした最近の開発・市場動向のトピックスを紹介する。
【キーワード】
セパレータ リチウムイオン電池 ポリエチレン 微多孔膜 コーティング 相分離 EV
【ポイント】
セパレータの研究、技術開発や技術企画を20数年経験、1991年世界初のLIBに採用させた東燃化学では旭化成とNo.1を競っていた。その事業を継承した東レグループでも大学との連携や規格制定にも関わり、幅広い知識を持っている。
【習得できる知識】
・リチウムイオン電池(LIB)セパレータに関する基礎知識
・多孔化の基礎知識
・セパレータ物性とLIBの性能や安全性との関係
・開発動向・課題と今後の展望
・中国を中心とした市場情報
【プログラム】
1.電池セパレータの種類
2.多孔化(相分離・結晶化)
3.LIBセパレータの物性・品位
4.湿式ポリエチレン微多孔膜 (基材) の製法
5.コーティングセパレータの製法
6.LIBへの技術要求及びそれに対するLIBセパレータの物性
7.LIBセパレータの開発動向・課題
8.今後の開発の展望
9.最近のトピックスー中国市場を中心にー