リチウムイオン電池セパレータの基礎及び最新動向・今後の展望(中国市場を中心に)

★正極では高エネルギー密度重視と安全性重視と開発方向が多様化、また電池セル形状も変化しており、これらに対応したセパレータの開発方向について解説!

★中国市場を中心とした最近の開発・市場動向のトピックスについても紹介!



※このテキストは2024年02月22日に実施したセミナー資料です。キャッチコピーに関しては講座のコピーをそのまま活用しております。
 商品としては講師の提供可能な発表資料(PDF、PPT)等を分割印刷したものであり、スライドの説明がないものがあります事、ご了承ください。
 こういった製品の性質上、十分に理解をいただき、ご購入をご検討ください。

番号
AT20240222
発行年月
2024/02/22
体裁
A4判, 76ページ
フォーマット
紙版
定価
22,000 円(本体20,000円+消費税、送料込)
冊数:

執筆者

温故・拓新バッテリーマテリアルズ株式会社  代表取締役社長  山田 一博 氏

目次

主旨
 セパレータの基材(ポリオレフィン微多孔膜)、現在EV用途で主流となっているコーティング、それらの多孔化技術やプロセス、原料や製造設備、各物性・品位の意味、測定方法の基礎知識を分かり易く解説する。

 最新動向・今後の展望として、まずはLIBへの技術要求(性能、安全性、寿命等)、それらとセパレータ物性との関係を確認し、セパレータの開発動向・課題及び今後の展望を解説する。例えば、正極では高エネルギー密度重視と安全性重視と開発方向が多様化、また電池セル形状も変化しており、これらに対応したセパレータの開発方向も解説する。

 最後に中国市場を中心とした最近の開発・市場動向のトピックスを紹介する。



キーワード
セパレータ リチウムイオン電池 ポリエチレン 微多孔膜 コーティング 相分離 EV



ポイント

セパレータの研究、技術開発や技術企画を20数年経験、1991年世界初のLIBに採用させた東燃化学では旭化成とNo.1を競っていた。その事業を継承した東レグループでも大学との連携や規格制定にも関わり、幅広い知識を持っている。

習得できる知識

・リチウムイオン電池(LIB)セパレータに関する基礎知識

・多孔化の基礎知識

・セパレータ物性とLIBの性能や安全性との関係

・開発動向・課題と今後の展望

・中国を中心とした市場情報

プログラム

1.電池セパレータの種類

2.多孔化(相分離・結晶化)

3.LIBセパレータの物性・品位

4.湿式ポリエチレン微多孔膜 (基材) の製法

5.コーティングセパレータの製法

6.LIBへの技術要求及びそれに対するLIBセパレータの物性

7.LIBセパレータの開発動向・課題

8.今後の開発の展望

9.最近のトピックスー中国市場を中心にー