EV用リチウムイオン電池のリユース・リサイクル技術とビジネスチャンス

★膨大な量の中古リチウムイオン電池の発生が見込まれる中でリユース/リサイクル技術の開発、それらを活かしたビジネスの構築が重要な課題となる!

★車載用リチウムイオン電池のリユース/リサイクル技術の現状やコスト構造について解説!



※このテキストは2024年01月24日に実施したセミナー資料です。キャッチコピーに関しては講座のコピーをそのまま活用しております。
 商品としては講師の提供可能な発表資料(PDF、PPT)等を分割印刷したものであり、スライドの説明がないものがあります事、ご了承ください。
 こういった製品の性質上、十分に理解をいただき、ご購入をご検討ください。

番号
AT20240124
発行年月
2024/01/24
体裁
A4判, 66ページ
フォーマット
紙版
定価
22,000 円(本体20,000円+消費税、送料込)
冊数:

執筆者

山口大学  大学院技術経営研究科・教授  福代 和宏 氏

目次

主旨
 2022年末,世界の電気自動車(Electric vehicles)保有台数は1650万台を超えた。コロナ禍をはじめ様々な社会経済の混乱がある中,EV市場は順調に成長している。この状況に応じてEV用リチウムイオン電池の需要も拡大しているが,一定の時間が経過した後,膨大な量の中古リチウムイオン電池が発生することが見込まれる。そのリユース/リサイクル技術の開発,またそれらの技術を活かしたビジネスの構築が重要な課題となる。



キーワード
車載用リチウムイオン電池,LiB,リチウムイオン電池のリサイクル,リチウムイオン電池のリユース



ポイント
車載用リチウムイオン電池のリユース/リサイクル技術に関する情報は様々なセミナーで提供されていますが,リユース/リサイクルのコスト構造などビジネスに関わる情報は本テキスト

等限られたところでしか提供されていません。



習得できる知識
湿式精錬,乾式精錬,診断技術など車載用リチウムイオン電池のリユース/リサイクル技術の現状を知ることができる
リユース/リサイクルのコスト構造を理解できる。



プログラム
1.電気自動車(EV)とリチウムイオン電池の市場動向
 1-1 EV市場の動向
  ・ 中国市場
  ・ 欧米市場
  ・ 日本市場
 1-2 地球環境問題との関係
  ・ 地球環境へのインパクト
 1-3 地球環境問題との関係
  ・ 車載用リチウムイオン電池の市場動向
2.リユース/リサイクルの必要性
 2-1 リチウムイオン電池の原理,構造,材料(とくに正極材について)
 2-2 ポストリチウムイオン電池の状況
 2-3 EV用リチウムイオン電池のリユース/リサイクルの必要性
3.リサイクルの実状
 3-1 法制度
 3-2 リサイクル技術
  ・ 回収,解体
  ・ 狭義のリサイクル(湿式精錬,乾式精錬,その他)
 3-3 リサイクルビジネス
  ・世界のリサイクル企業
  ・収益性評価
 3-4 リサイクルにおける課題
4.リユースの実状
 4-1 法制度
 4-2 リユース技術
 ・診断技術
 ・用途開発
 4-3 リユースビジネス
 ・ レンタル,シェアリング
 ・ ビジネスの複合化
 4-4 リユースにおける課題