リチウムイオン電池とバインダーの開発・ドライプロセスおよび 次世代電池への将来展望

★25年以上リチウムイオン電池材料に関わってきた、電池関連分野の広範囲に渡る解説が可能な講師によるテキスト!


★正負極活物質、セパレータ、電解液、導電助剤、集電箔などの電池材料と密接に関連して使用されるバインダーについて解説しながら、更に次世代電池のバインダーをどのように考えるかについて説明!

★新聞等を賑わせているドライプロセスについても解説!



※このテキストは2023年10月24日に実施したセミナー資料です。キャッチコピーに関しては講座のコピーをそのまま活用しております。
 商品としては講師の提供可能な発表資料(PDF、PPT)等を分割印刷したものであり、スライドの説明がないものがあります事、ご了承ください。
 こういった製品の性質上、十分に理解をいただき、ご購入をご検討ください。

番号
AT20231024
発行年月
2023/10/24
体裁
A4判, 130ページ
フォーマット
紙版
定価
22,000 円(本体20,000円+消費税、送料込)
冊数:

執筆者

株式会社スズキ・マテリアル・テクノロジー・アンド・コンサルティング  代表取締役社長  鈴木 孝典 氏

目次

主旨
 リチウムイオン電池材料の中でバインダーは主材料ではありません。そのため、なかなか話を聞く機会が少ない事と思います。しかし、バインダーは正負極活物質、セパレータ、電解液、導電助剤、集電箔などの電池材料と密接に関連して使用される非常に重要な材料であるため、非常に多くの役割を担っています。このようなバインダーについて解説しながら、更に次世代電池のバインダーをどのように考えるかについてもご説明致します。また、最近、新聞等を賑わせているドライプロセスについても解説したいと思います。



プログラム
 1.リチウムイオン電池市場
  1-1 xEVリチウムイオン電池市場
  1-2 正極活物質別LiB市場の伸長
  1-3 リチウムイオン電池生産量の推移(長期)

 2.リチウムイオン電池とバインダー

  2-1 リチウムイオン電池とはどんな電池か?
  2-2 バインダーの役割
  2-3 なぜPVDF、SBRなのか

 3.次世代二次電池の候補とバインダー

  3-1 リチウム金属負極電池
  3-2 Si系負極材料
  3-2 全固体電池
  3-3 ナトリウムイオン電池
  3-4 リチウム硫黄電池
  3-5 リチウム空気電池

 4.ウエットプロセスとドライプロセス
  4-1ドライプロセスの種類
  4-2ドライプロセスの利点
  4-3ドライプロセスの問題点・課題
  4-4バインダーからのアプローチ



キーワード

バインダー、リチウムイオン電池、PVDF、SBR、CMC、全固体電池、半固体電池、リチウム硫黄電池、金属硫黄電池、リチウム空気電池、金属空気電池、ナトリウムイオン電池、リチウム金属負極、ウエットプロセス、ドライプロセス、硫黄系固体電解質、酸化物系固体電解質、樹脂系固体電解質、次世代二次電池、シリコン負極、Si系負極



ポイント
25年以上リチウムイオン電池材料に関わってきました。専門はバインダーですが、バインダーという材料は「他の主材料と一緒に使われる」という特長があり、電池そのものおよび、各電池材料の知見を有しています。最新電池動向にも注目しており、電池関連分野の広範囲に渡る解説が可能です。



習得できる知識
リチウムイオン電池及び、次世代二次電池の概要、特徴、問題点、市場性の考え方、バインダーに対する要求特性など。またドライプロセス(ドライ電極)についての知識も得られます。