スリッター技術の基礎・応用と巻不良対策 ~フィルム加工・スリットにおける不良・トラブルの対策・未然防止策 / 静電気発生条件 / トラブル対策・プロセス改善・品質改善~

★スリットに関する基礎から、品質・評価や製品不良など、実務で直面する応用事象に対応するために必要な知識を解説。

★機械設定についての考え方の基礎、巻トラブルの基礎的な対処法だけでなく、全てのベースとなる紙管の重要性についても解説。

★パスライン・刃・ロールの種類などの基礎から、刃の選定、切断後の形状、シェアー刃寸法の違いの影響といった刃物のあれこれ。巻取り駆動やシャフトについて、張力基本設定の考え方など、機械設定のあれこれや、更には製品不良の種類やその基礎的対処法、品質評価について等、実務でのトラブル対処に役立つ基礎知識と考え方を解説。

★静電気発生条件についても解説。

★キズ、巻ズレ、軟巻き・硬巻き、スター、紙管抜け、ピンプル、ブロッキング、バンド、エッジ突起、耳立ち、折れシワ・よりシワ・ワカメピンプル・抜け・異物混入にタルミ、、、etc. フィルム加工・スリットでのトラブル・品質不良にお困りの方、プロセス改善を検討中の方におススメです!

番号
AT20250328
発行年月
2025/03/28
体裁
A4判, 23ページ
フォーマット
紙版
定価
22,000 円(本体20,000円+消費税、送料込)
冊数:

執筆者

【講師】西ノ宮互厚産業(株) 代表取締役 緒方 雅広 氏

目次

【講演主旨】
 スリットに関する基礎から、品質・評価や製品不良など、実務で直面する応用事象に対応するために必要な知識を解説する。機械設定についての考え方の基礎、巻トラブルの基礎的な対処法だけでなく、全てのベースとなる紙管の重要性についても触れます。
 パスライン・刃・ロールの種類などの基礎から、刃の選定、切断後の形状、シェアー刃寸法の違いの影響といった刃物のあれこれ。巻取り駆動やシャフトについて、張力基本設定の考え方など、機械設定のあれこれや、更には製品不良の種類やその基礎的対処法、品質評価について等、実務でのトラブル対処に役立つ基礎知識と考え方を解説します。
 キズ、巻ズレ、軟巻き・硬巻き、スター、紙管抜け、ピンプル、ブロッキング、バンド、エッジ突起、耳立ち、折れシワ・よりシワ・ワカメピンプル・抜け・静電気・異物混入にタルミ、、、etc. フィルム加工・スリットでのトラブル・品質不良にお困りの方、プロセス改善を検討中の方におススメのテキストです。


【プログラム】

1.スリッターの基本構成

2.スリッティング技術

 2.1 パスラインとロールの種類
 2.2 スリッター刃の種類
 2.3 各刃の種類で切る方法
 2.4 刃の選定基準
 2.5 刃物のセット時の注意事項
 2.6 切断後の材料の形状 (良品と不良)
 2.7 刃物の材料とその違い
 2.8 刃物の表面処理
 2.9 シェアー刃による下刃スペーサ役割
 2.10 シェアー刃の寸法の違いで変わるもの
 2.11 下刃外径と上刃外径との寸法測定 (上刃研磨の場合)
 2.12 上刃の周速

3.巻取駆動及びシャフトに関して

 3.1 巻取中心駆動 (センタードライブ)
 3.2 巻取表面工藤 (サーフェイスドライブ)
 3.3 巻取表面、中心併用駆動
 3.4 巻き取りシャフトの種類
 3.5 シャフトの特性
 3.6 巻取張力の基本及びテーパー
 3.7 張力基本設定を出す考え方

4.静電気発生条件について

5.製品不良について

 5.1 巻不良の種類
 5.2 各不良の原因を探る
 5.3 各不良の対処

6.巻取製品の品質と評価
 6.1 巻取の3要素
 6.2 巻取製品の「固さ」と「硬度計」
 6.3 巻取製品の「形状検査」と「発生要因」
 6.4 巻取製品長さの検証

7.紙管について

 7.1 紙管がどれだけ大切か
 7.2 種類
 7.3 製造方法
 7.4 使用する際に気を付ける事

【キーワード】
スリッティング技術、巻不良対策、フィルム加工


【ポイント】
パスライン・刃・ロールの種類などの基礎から、刃の選定、切断後の形状、シェアー刃寸法の違いの影響、巻取り駆動やシャフトについて、張力基本設定の考え方、製品不良の種類やその基礎的対処法、品質評価について等、実務でのトラブル対処に役立つ基礎知識と考え方を解説いたします。


【習得できる知識】
スリット加工の基礎
機械設定についての考え方
スリット加工のトラブルの発生原因と対策