粘・接着剤/接合技術の開発と市場2026

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番号
S0897
ISBN
978-4-7813-1918-6
発行年月
2026/02/27
体裁
B5判判, 213ページ
フォーマット
紙版
定価
93,500 円(本体85,000円+消費税、送料込)
冊数:

執筆者

鈴木靖昭   鈴木接着技術研究所 
北條恵司   (国研)産業技術総合研究所 
中野 元   ノードソン㈱ 
中村雄三   三井化学㈱ 
丹羽陽大   ㈱FUJI
戸崎 裕   日東電工㈱ 
加納義久   古河電気工業㈱ 
宇山 浩   大阪大学 
若原章博   ビックケミー・ジャパン㈱ 
寺崎 正   (国研)産業技術総合研究所 
芝上基成   (国研)産業技術総合研究所 
氷見山幹基  (国研)産業技術総合研究所 
堀内 伸   (国研)産業技術総合研究所


目次

【技術・開発編】
第1章 代表的接着継手の強度および破壊条件
1 はじめに
2 接着継手の破壊条件
 2.1 基本的な接着接合形式
 2.2 重ね合せ継手の特徴,応力分布および強度評価
  2.2.1 応力分布(弾性解析解および弾性有限要素解析結果)
  2.2.2 重ね合わせ接着継ぎ手の船団破壊荷重実験地霊
  2.2.3 Al重ね合せ継手の引張せん断試験結果およびFEM 解析による検討例
 2.3 スカーフ継手および突合せ(バット)継手
  2.3.1 2次元弾性FEM解析
  2.3.2 接着強度および破壊条件
 2.4 接着接合部における特異応力場の強さおよび応力拡大係数を用いた接着強度の評価
  2.4.1 特異応力場の強さおよび応力拡大係数によるバット継手の強度評価
  2.4.2 特異応力場の強さによる単純重ね合せ継手の強度評価

第2章 接着継手の加速耐久性評価と重回帰分析による寿命予測法
1 はじめに
2 アイリングの式
3 アイリングの式を用いた単回帰分析による寿命推定法
 3.1 温度のみが寿命に与える影響の解析法(アレニウスの式)
 3.2 湿度,応力,印加電圧等のいずれか一つのストレスが寿命に与える影響の解析法
4 Sustained Load Testによる接着継手の温度,湿度,および応力負荷条件下の耐久性評価結果
 4.1 接着剤A(一液性120℃/1 h加熱硬化エポキシ系)の場合
 4.2 アレニウス式における応力負荷条件下の接着継手の寿命の推定
 4.3 アイリング式の次数nの算出
5 重回帰分析法による接着接合部の寿命予測法
6 おわりに

第3章 構造用接着接合技術の基礎および強度試験方法と耐久性の評価方法
1 接着接合への期待
2 接着強度測定用の試験片の種類と特徴
 2.1 バルク試験片
 2.2 Lap joint(LJ)試験片
 2.3 Double Cantilever Beam(DCB)試験片
3 耐久性評価のための水分劣化加速試験
4 疲労試験
 4.1 LJの疲労試験
 4.2 バルクの疲労試験
 4.3 バルク疲労のメカニズム
5 クリープ試験
 5.1 バルクのクリープ試験
 5.2 疲労/クリープと温度との複合劣化試験
  5.2.1 WLJ(Double Lap Joint)の強度と温度との関係
6 耐久性に大きな影響を及ぼす表面処理
 6.1 オープンDCB試験による接着界面の耐久性評価

第4章 接着剤の塗布工程におけるブレークスルーを実現
―PICO PμlseⓇXPジェットディスペンサー―
1 はじめに
 1.1 ディスペンサーの種類と動作の仕組み
2 接触式ディスペンサーについての紹介
 2.1 エアディスペンサー
 2.2 メカニカルバルブ
3 ジェットディスペンサーについての紹介
4 ジェットディスペンサーの優位性
 4.1 タクトタイムの短縮
 4.2 様々な形状のワークへの対応
  4.2.1 クリアランス管理について(全ワーク共通)
  4.2.2 反っている,もしくは高さ方向の公差があるワークへの塗布
  4.2.3 歯車のようなワークへの塗布
  4.2.4 回転しているワークへの塗布
  4.2.5 入り組んだ箇所への塗布
  4.2.6 まとめ
5 PICO PμlseⓇXPジェットディスペンサーの優位性
 5.1 PICO PμlseⓇXPジェットディスペンサーの特徴
 5.2 微小塗布の実現
 5.3 幅広い液剤の安定塗布
 5.4 高い塗布量精度の実現
 5.5 簡単なメンテナンス
 5.6 まとめ
6 おわりに

第5章 ハイブリッド接合の低温化に向けた新規接着材料の開発
1 背景
2 新規接着材料の設計
3 新規接着材料の基本特性
 3.1 接合強度の評価
 3.2 ダイシング加工性の評価
 3.3 CMP加工性の評価
 3.4 樹脂/Cハイブリッド接合の検証
4 結言

第6章 「Tough Plasma」による接着力向上技術
1 はじめに
2 Tough Plasmaによる表面処理
 2.1 プラズマとは
 2.2 Tough Plasmaによる表面処理の主な効果
 2.3 Tough Plasmaによる表面処理と他工法の比較
3 接着前処理としての効果(樹脂,金属,異種材料など)
 3.1 濡れ性の改善データ
 3.2 接着性の改善データ
  3.2.1 同種材料間での接着
  3.2.2 異種材料間での接着
4 適用事例
 4.1 接着の適用事例紹介
 4.2 導入事例
5 終わりに

第7章 粘着・剥離現象の基礎と粘着剤・粘着テープ設計
1 はじめに
2 粘着テープの接触過程(貼合せ)
3 粘着テープの剥離過程
4 粘着テープの設計
 4.1 粘着剤の設計
 4.2 粘着剤の表面物性とバルク物性の制御について
  4.2.1 表面物性
  4.2.2 バルク物性
5 おわりに

第8章 粘着製品・技術の設計と劣化,および将来展望
1 はじめに
2 現状の粘着製品の設計開発指針
3 粘着のメカニズムと経験則および劣化の局所分析
4 粘着製品の将来展望

第9章 ALLバイオベース・生分解性接着剤の開発
1 はじめに
2 バイオポリマーの熱可塑化と生分解性材料設計
3 バイオポリマーの熱可塑化とホットメルト接着剤への展開
4 おわりに

第10章 環境にやさしい接着剤・シーラント用添加剤
1 はじめに
2 フィラー・機能性粒子の分散安定化
 2.1 分散配合を決定する要素
 2.2 分散安定化の理論
 2.3 主な湿潤分散剤の構造と粘性低減
 2.4 バイオベースの湿潤分散剤
 2.5 水性向けの湿潤分散剤
 2.6 UV硬化系向け及びエポキシ系向けの湿潤分散剤
3 分散体の基材への濡れと表面の平滑性
 3.1 液の表面張力と膜の表面自由エネルギー
 3.2 有機変性ポリシロキサン系表面調整剤の一般構造と特徴
 3.3 水系での加水分解性を抑制した構造
 3.4 溶剤系・UV硬化系でのバリエーションと選択
 3.5 低分子量環状及び直鎖状シロキサンの低減の取り組み
 3.6 アクリル系表面調整剤
 3.7 マクロマー技術による超親水性・高極性塗膜
4 脱泡・消泡による膜欠陥の防止
 4.1 泡の安定化と消泡性
 4.2 消泡剤の効果と組成
 4.3 消泡剤の選定方法
 4.4 PFASフリー消泡剤
 4.5 バイオベース消泡剤
5 沈降防止・たれ防止・パターン保持とレオロジーコントロール
 5.1 粒子の凝集の制御とレオロジー
 5.2 主なレオロジーコントロール剤
  5.2.1 無機系レオロジーコントロール剤 層状ケイ酸塩
  5.2.2 有機系レオロジーコントロール剤
  5.2.3 バイオベースレオロジーコントロール剤
6 まとめ

第11 章ミドリムシ接着剤~自動車構造強度30 MPa と資源循環(易解体・再接着)の両立を可能にするバイオベース接着剤~
1 緒言
2 私たちがミドリムシを使う理由
3 パラミロン(原料)をミドリムシ接着剤にする表面処理
4 ミドリムシ接着剤の強度評価
5 ミドリムシ接着剤の易解体と再利用性
6 結論と課題

【市場編】
第1章 接着剤・粘着剤の市場概観
1 定義と概要
 1.1 反応形接着剤
  1.1.1 シアノアクリレート系
  1.1.2 シリコーン系
  1.1.3 変成シリコーン系
  1.1.4 ウレタン樹脂系
  1.1.5 シリル化ウレタン樹脂系
  1.1.6 エポキシ樹脂系接着剤
  1.1.7 アクリル樹脂系/第2世代アクリル樹脂系(SGA)
 1.2 溶剤形接着剤
  1.2.1 クロロプレンゴム(CR)系溶剤形
  1.2.2 非晶性ポリエステル樹脂(溶剤形)
 1.3 水性形接着剤
  1.3.1 アクリル樹脂系エマルジョン形
  1.3.2 EVA樹脂系エマルジョン形
  1.3.3 酢酸ビニル樹脂系エマルジョン形
  1.3.4 水性高分子-イソシアネート系
 1.4 縮合形接着剤(ホルムアルデヒド形接着剤)
  1.4.1 ユリア樹脂系
  1.4.2 メラミン樹脂系
  1.4.3 フェノール樹脂系
 1.5 ホットメルト形接着剤
  1.5.1 ウレタン樹脂系反応型
  1.5.2 エラストマー系
  1.5.3 オレフィン系
  1.5.4 メタロセンPO系
  1.5.5 ブチルゴム系
  1.5.6 EVA 樹脂系
  1.5.7 ポリエステル系
  1.5.8 ポリアミド系
  1.5.9 フィルム状
 1.6 粘着剤(感圧形接着剤)
  1.6.1 アクリル樹脂系溶剤形
  1.6.2 シリコーン系溶剤形
  1.6.3 ゴム系溶剤形
  1.6.4 アクリル樹脂系エマルジョン形
  1.6.5 ゴム系ラテックス形粘着剤
  1.6.6 カレンダーロール型ゴム系
2 主要国の接着剤市場の動向
 2.1 日本
 2.2 中国
 2.3 インド
 2.4 米国
 2.5 ドイツ

第2章 接着剤・粘着剤・接合技術の用途別市場
1 概要
2 自動車および輸送機器分野
3 建設・土木分野
4 医療・ヘルスケア・化粧品分野
5 電子機器・半導体分野
6 包装・紙加工分野
7 航空・宇宙・防衛分野
8 繊維・ラベル・フィルム業界向け分野

第3章 接着・粘着剤における規制・標準と環境課題
1 国際的な環境規制
2 日本国内の環境規制(有害化学物質規制/GHS)
3 接着剤・粘着剤のサステナビリティ対応
 3.1 LCA(ライフサイクルアセスメント)
 3.2 リサイクル性への対応
  3.2.1 剥離可能接着剤
  3.2.2 水溶性・アルカリ可能型接着剤
  3.2.3 バイオベース・生分解性接着剤
  3.2.4 リサイクル容易設計
  3.2.5 業界・制度対応

第4章 国内メーカーの動向
1 接着剤・粘着剤・粘着テープ関連メーカー
 1.1 日東電工
 1.2 リンテック
 1.3 アイカ工業
 1.4 コニシ
 1.5 東亞合成
 1.6 ニチバン
 1.7 田岡化学工業
 1.8 綜研化学
 1.9 巴川コーポレーション
 1.10 サンエー化研
 1.11 セメダイン
 1.12 大共
 1.13 古河電気工業
2 接着剤・粘着剤の原材料メーカー
 2.1 DIC
 2.2 三井化学
 2.3 ADEKA
 2.4 味の素ファインテクノ
 2.5 荒川化学工業
 2.6 エボニックジャパン
 2.7 カネカ
 2.8 クラレ
 2.9 T&K TOKA
 2.10 東ソー
 2.11 巴工業
 2.12 ハリマ化成
3 接合・溶接メーカー
 3.1 ノードソン
 3.2 日本プラズマトリート
 3.3 FUJI
 3.4 日本アビオニクス
 3.5 武蔵エンジニアリング
 3.6 ハーマン・ウルトラソニック・ジャパン
 3.7 佐竹マルチミクス

第5章 接着剤・粘着剤の海外メーカー動向
1 Sika
2 Henkel
3 Dow
4 H. B. Fuller
5 Arkema
6 3M
7 BYK‒Chemi