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書籍詳細

書籍

AT20210113:アーリーステージにおける研究テーマ選定と評価、有望技術の見極め方

★企業の成長を左右するといっても過言ではない
 アーリーステージにおける研究開発テーマの選定手法を徹底解説!
☆先端技術開発企業の事例に学ぶ有望技術を見極める決め手とは? 
★イノベーション成功例に共通するポイントとは?
※2013年4月23日に実施したセミナー資料

番号 AT20210113
監修
出版社 株式会社AndTech
発行年月 2021/01/13
体裁 A4版・パワーポイント資料形式
定価 27,500円(本体25,000円+消費税、送料込)

発刊にあたって

執筆者

企業コンサルタント (元・キヤノン株式会社 材料技術研究所所長) 村井 啓一 氏

一橋大学 イノベーション研究センター  プログラムマネージャー 特任講師 浅井 政美 氏

目次

第1部 アーリーステージが決め手となる
     優れたイノベーションを生むマネジメントとテーマ創出

村井 啓一 氏

【講演主旨】
 現状、日本企業が市場に投入している製品を見ると、一つの製品分野に多くの企業が類似の機能の製品を投入している。例えば、薄型TV、パソコン、携帯電話、多くの家電製品、牛丼、食料品、などが、上げられる。このような、状況下を横並び競争と呼ぶが、もはや顧客にとっては、どの製品を購入しても付加価値は同様で、好きなブランドか低価格を選択することになる。これら企業が引き起こした横並びの低価格競争がデフレをもたらしたのである。まさに、日本企業の生き残り戦略が必要な状況を呈している。
 日本企業にとって重要な対策は、独自のイノベーションを創出して、横並び競争からの脱却を如何にして図るかに尽きる。
 独自の優れたイノベーションを生みだすためにはアーリーステージの研究マネジメントが決め手となるが、本セミナーでは、ここのフェーズに焦点を当てて分かりやすく現場の視点で、具体的なマネジメント方法とノウハウを述べることとする。

【プログラム】
 1.アーリーステージを方向付けるビジョンと経営戦略
   1.1  イノベーションとは何か
   1.2  イノベーションが企業収益を決定する
   1.3  ビジネスモデルと事業収益
   1.4  ビジョンとは
   1.5  ビジョンを明確にすることからはじまる
   1.6  ビジョン、経営戦略とアーリーステージの整合性
   1.7  整合性をとるしくみと運営
   1.8  トップダウンとボトムアップ
   1.9  将来の収益性と方向付ける中長期R&D戦略
   1.10 なぜ薄型TVで新興国に負けたのか
   1.11 日本企業の向かうべき方向
 2.難しいアーリーステージの研究開発マネジメント
   2.1 研究と開発のマネジメントは違うことを理解する
   2.2 イノベーションの種類とマネジメントのちがい
   2.3 日程遅れを防ぐ研究フェーズの明確化
   2.4 研究と開発のギャップの存在
   2.5 アーリーステージに必要な人材と組織風土のマネジメント
 3.アーリーステージに必要なコア技術、研究開発戦略
   3.1 コア技術を探索、育成し蓄積する
   3.2 融合、展開するしくみをつくる
   3.3 テーマ創出活動のベクトルを整合させる
   3.4 技術戦略のポイント
   3.5 知財戦略のポイント
 4.アーリーステージにおけるテーマ化のマネジメント
   4.1 テーマを生みだすマネジメントの課題  
   4.2 テーマ発案が出やすくなるマネジメント
   4.3 良いテーマを育てるステージゲート法
   4.4 カオスと秩序のバランスマネジメント
   4.5 研究から開発移行のゲートチェック
   4.6 新規事業とアーリーステージのマネジメント
 5.まとめ


第2部 アーリーステージにおける
     有望技術の見極め方と技術価値評価手法

浅井 政美 氏

【講演主旨】
研究開発は、企業が策定する中長期経営計画・事業計画を中長期技術戦略・技術計画により担保するということである。その実現は極めて重要であるが、容易ではない。企業に貢献する研究開発テーマは、その技術戦略・計画から導かれるものであり、そのテーマをマネージメントし、経営に貢献することが技術経営である。
言い換えると、技術により経営目標を実現していくことである。そのため、研究開発テーマの選択が非常に重要である。一度選択されテーマ化された研究開発テーマは、毎年研究開発費の投入を余儀なくされる。
 特に、アーリーステージにおける有望技術の見極め方は、企業の成長を左右するといっても過言ではない。
 昨今のように経済状況、技術の進展、技術領域の拡大など環境の変化が劇的に起こる状況では、定期的に研究開発テーマの見直しも必要とされる。しかし、材料系の研究開発などのように、研究開発期間が10年以上掛かる場合には、長期的な研究開発が必要である。長期・中期・短期の研究開発費の投入バランスが大きな課題である。
 また、研究開発テーマは、様々な技術から成り立っており、その技術体系を整備することは、保有技術と外部活用技術を明確化し、さらに、そのテーマの評価に役立つ。そのテーマ評価により研究開発テーマの優先度が、判断される。
その評価は非常に難しく、かつ、絶対的方法が見いだせていない。その評価法の一例として、技術ポートフォリオがある。技術ポートフォリオは、研究開発テーマ評価の見える化であり、それにより技術出身及び文科系出身の経営層が研究開発テーマの選択などに経営への貢献という視点で参加することができる。
 本講演では、アーリーステージにおける有望技術の見極め方と技術価値の評価について説明する。

【プログラム】
 1.研究開発
   1-1 課題認識と貢献の構造
        -研究開発の構造を示し、課題認識との関係性を明らかにする。
   1-2 研究開発の評価
        -研究開発の評価を構造化して、関係性を示す。
   1-3 フェーズ管理
        -フェーズ管理の概念を理解する。
 2.研究開発テーマ
   2-1 顧客提供価値
        2-1-1 顧客要求から顧客感動へ
             -顧客要求から顧客の感動を与える価値づくりの概念を提示する。
        2-1-2 技術優位性から技術突出性へ
             -技術の顧客提供価値への貢献を提示する。
        2-1-3 顧客提供価値の考え方
             -顧客価値と技術の関係を構造化して示す。
   2-2 研究開発適応領域とテーマ評価例
         -研究領域の区分を示し、その区分に沿ったテーマ評価例を概説する。ト
 3.研究開発テーマの評価
   3-1 「技術体系」
         -技術体系構築の考え方、構築のキーポイント、事例を示す。
        3-1-1 技術体系の構築の概要
        3-1-2 技術体系の構築の実際
   3-2 「技術ポートフォリオ」
         -技術ポートフォリオの様々な例を提示する。
        3-2-1 技術ポートフォリオの種類
        3-2-2 自社に必要な技術ポートフォリオ
   3-3 「技術のポートフォリオ分析」
         -技術のポートフォリオ分析・有望性の見極め方とその事例を概説する。
        3-3-1 技術のポートフォリオ分析方法とその視点
        3-3-2 技術テーマの分析・評価(経営的、技術的視点)
   3-4 「技術体系をベースにした技術のポートフォリオ分析」
         -技術体系とポートフォリオの関係性と必要性を概説する。
   3-5「技術ポートフォリオの課題/限界」
         -ポートフォリオの今後の進め方を提示する。
 4.全体のまとめ

数量
小計 27,500円(消費税込)

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