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セミナー詳細

セミナー

【ブルカージャパン(株)主催・大阪開催】高分子材料のレオロジーの基礎と分子構造の分析・評価技術

★最前線でご活躍されている研究者・技術者を講師(5名)に招き、業界注目の「高分子レオロジー解析」をテーマに基礎、最新研究、応用技術、最先端測定技術についての講演会を開催!
★AFM-nDMA法の原理から測定までを豊富な測定事例を交えて解説!
★主催会社{ブルカージャパン(株)ナノ表面計測事業部}の同業者(分析装置メーカー)の方はご遠慮いただきますよう予め、お願い致します

セミナー番号 SC90701
セミナー名 高分子レオロジー
講師名
第1部 九州大学大学院 工学研究院 教授 博士(工学) 田中 敬二 氏
第2部 東亞合成(株) R&D 総合センター 専門主幹 博士 (地球環境科学) 佐々木 裕 氏
第3部 リンテック(株) 企画部 研究企画室 主幹研究員 博士(工学)杉崎 俊夫 氏,  樫尾 幹広 氏
第4部 ブルカージャパン(株) 博士(生命科学) 横川 雅俊 氏
第5部 山形大学大学院 有機材料システム研究科  教授 博士(工学)熊木 治郎  氏
開催日 2019年07月10日(水) 10:30-17:00
会場名

関テレ扇町スクエア3F メビック扇町 交流スペース会議室1と2【大阪・北区】(住所:〒530-0025 大阪市北区扇町2-1-7 カンテレ扇町スクエア3F)

アクセスマップ

支払い方法 銀行振込,当日支払
受講料(税込)
【1名】5,000円(消費税・テキスト代込)
定員
50名 
※満席になりましたら、締め切らせていただきます。早めにお申し込みください。

プログラム

【開講にあたって】
 高分子は、過去数十年の間に科学および工学分野において不可欠なものとして広く研究が進められてきております。これまでの高分子科学の発展に基づき、魅力的な物性を持つ新たな高分子構造を設計・合成し、さらに理論解析と微細加工・分析技術を駆使して生み出された新規高分子材料が産業界における様々な分野において適用されるまでになってきています。特に、ナノサイエンスとナノテクノロジーの融合は、ボトムアップアプローチによる材料構築を可能とし、高分子材料から発生するこれまでにないユニークな現象に基づく新たな高分子アプリケーションの創生が期待されております。
 ブルカージャパン(株)ナノ表面計測事業部では、高分子材料開発において、その物性向上を支えるナノレベルでの表面計測手法を日本をはじめ、世界規模でお客様にご提供してきました。
 そこで今回、ブルカージャパン(株)では、産学において最前線でご活躍されている研究者・技術者を講師に招き、業界が注目する「高分子レオロジー解析」をテーマとした講演会を開催致します。
 本講座が皆様の分析業務、研究開発の一助になれば幸いです。奮ってのご参加をお待ち申し上げます

ブルカージャパン(株)ナノ表面計測事業部 

【スケジュール】

開講のご挨拶(【主催者側よりご挨拶を予定)
【10:30~10:40】

第1部 高分子界面のレオロジー解析
【10:40 ~11:40】

講師:九州大学大学院 工学研究院 教授 博士(工学) 田中 敬二 氏

【ご略歴】
1997年 九州大学 大学院工学研究科 博士後期課程 修了
2009年 九州大学 大学院工学研究院 教授

【講演趣旨】
 高分子は低分子が繋がってできた巨大な分子であり、一本の「鎖」とみなすことができます。この分子の鎖は、さまざまな空間スケールの構造を形成し、それにともなって多様な物性を発現します。また、分子の鎖が絡み合うことで、低分子では観測されない特徴的な運動性を示します。始めに、一本の鎖の形態、集団としての構造・物性の考え方について概観した後、「レオロジー」的な解析法について解説します。最終的に、レオロジー解析を異種相界面における高分子に展開し、分子運動に基づいた機能設計について考えます。

【講演キーワード】
1.高分子
2.レオロジー
3.界面

【プログラム】
1.高分子とは
 1-1 固体と液体
 1-2 弾性、粘性と粘弾性
 1-3 力学モデルと応力緩和
 1-4 動的粘弾性
 1-5 力学緩和機構

2.界面の考え方
 2-1 はじめに
 2-2 解析法

3.空気界面

4.液体界面

5.異種固体界面

6.まとめ

【質疑応答 名刺交換】


第2部 粘接着機能改質用オリゴマーの開発とその機能発現機構の明確化
    ~AFM等による局所評価の可能性~
【12:30-13:30】

講師:東亞合成(株) R&D 総合センター 専門主幹 博士 (地球環境科学) 佐々木 裕  氏

【キーワード】
1.粘着剤
2.オリゴマー
3.表面偏析
4.機能発現メカニズム
5.局所構造と接着機能

【講演主旨】
ここでは、東亞合成が有しているオリゴマー製造技術を軸としたアクリル系粘着材用のタッキファイヤーの 開発事例を題材として、機能発現機構についての検討を⾏った事例を紹介する。 具体的には、スマートフォン等でなじみの深い「タッチパネル接着剤⽤オリゴマーの開発」において、要求 特性を充⾜するために⾏った各種の評価⽅法等の説明を⾏い開発の流れを⽰す。 さらに、良好な特性を⽰す オリゴマー添加剤について、多様なスケールでの分析とシミュレーションを⾏い、その機能発現メカニズム を明確化した。 それらの内容について解説する予定である。

【プログラム】
1.はじめに

2.タッチパネル接着剤改質?オリゴマーの開発 
 2-1 開発の対象と流れ 
  2-2 発泡とその機構の推定
  2-3 オリゴマーの探索 
 2-4 相溶性、 Tg と発泡の関係 
 2-5 開発の流れについてのまとめ

3.オリゴマー偏析の解析
 3-1 各種分析、評価結果 XPS, D-SIMS
 3-2 シミュレーション結果 SUSHIによる濃度場の解析
 3-3 解析結果のまとめ

4.まとめ
【質疑応答 名刺交換】

第3部 アクリル系粘着剤の設計と表面解析
【13:40-14:40】

講師:リンテック(株) 企画部 研究企画室 主幹研究員 博士(工学)杉崎 俊夫 氏
   リンテック(株) 樫尾 幹広 氏

【著作・ご活動】
著作:「粘着技術の3A」リアライズ出版 地畑・北崎・加納・杉崎
学会:(一社)日本接着学会理事、(一社)日本接着学会粘着研究会幹事長
    日本粘着テープ工業会主催「粘着入門講座(基礎概論)講師

【キーワード】
1.粘着剤
2.表面分析
3.構造解析

【講演趣旨】
 粘着剤・粘着製品の基礎と応用、およびその種類と設計を説明し、粘着剤で課題を抱えている
技術やその解析方法「原子間力顕微鏡(AFM)、核磁気共鳴装置(NMR)、透過型電子顕微鏡(TEM) 
etc.」を解説する。 

【プログラム】
1.接着剤・粘着剤の基礎
 1-1 接着剤・粘着剤の歴史と基礎
 1-2 粘着剤の種類(ゴム系、アクリル系、シリコーン系、ウレタン系etc.)
 1-3 アクリル系粘着剤の設計例(モノマー、架橋剤、タッキファイヤ)

2.粘着剤の物性(試験)と評価
 2-1タック、粘着力、保持力
 2-2粘着力の速度依存性、温度依存性、角度依存性

3.粘着シートの製造方法
 3-1塗工装置とラミネート加工
 3-2薄膜塗布方法

4.分析    
 4-1原子間力顕微鏡(AFM)による表面解析
 4-2核磁気共鳴装置(NMR)により構造解析 
 4-3透過型電子顕微鏡(TEM)による観察

5.まとめ

【質疑応答 名刺交換】

第4部 AFM-nDMA法を用いた高分子材料の機械特性測定事例
【14:50-15:50】

講師:ブルカージャパン(株) 博士(生命科学)横川 雅俊 氏

【キーワード】
1.原子間力顕微鏡
2.AFM-nDMA法
3.機械特性

【講演主旨】
 高分子の構造と物性をナノスケールで理解しそれを制御していくことは,新規材料の開発や技術のブレイクスルーに不可欠である。そのカギとなる新たなナノ計測技術をAFM-nDMAは提供します。AFM-nDMAでは,従来のAFM技術では困難であった,nmの分解能で構造を可視化し,同時にその表面粘弾性及び剛性を測定周波数や表面凝着力などの煩わしい制限を排して定量的に分析することが可能です。これにより,ナノスケールの相はバルク相とどのように異なるか?界面付近や中間状態の粘弾性はどうなっているのか?また,温度の関数としての負荷移動にどのように影響するか?こうした高分子研究者らの率直な疑問に対し,初めて明確な回答を得ることが可能となります。
 本発表では,AFM-nDMA法の原理から測定までを,豊富な測定事例を交えてご説明していきます。

【プログラム】
1.はじめに

2.高分子材料開発におけるナノスケール機械特性測定の重要性

3.AFM技術を利用した機械特性分析
 3-1 AFMの原理と様々な測定モード
 3-2 PeakForce QNM法
 3-3 Contact Resonance法

4.AFM-nDMA法
 4-1 AFM-nDMAの測定原理
 4-2 試料作製から測定まで
  4-3 動的周波数依存性測定
 4-4 粘弾性ナノスケールマッピング
 4-5 解析(マスターカーブ作成等)

5.測定事例の紹介

6.まとめ

【質疑応答 名刺交換】

第5部 高分子構造の分子鎖レベル高分解能AFM観察
【16:00 ~17:00】
講師:山形大学大学院 有機材料システム研究科  教授 博士(工学) 熊木 治郎  氏

【受賞】
・平成25年度高分子学会賞

【キーワード】
1.原子間力顕微鏡
2.高分子鎖直接観察
3.高分子超薄膜
【講演主旨】
高分子材料は、プラスチック、ゴム、繊維等で、今日、我々の生活に欠かすことができない材料である。高分子は、⼀般に長いひも状の分子であり、それが孤立鎖、非晶、結晶等の様々な構造を取っており、その構造を直接観察することは高分子科学の重要な課題の一つである。最近では、この高分子の分子鎖構造を原子間力顕微鏡で直接観察できるようになっている。高分子の分子鎖が形成する様々な構造を直接観察した最先端の研究例について講演する。

【プログラム】
1.原子間力顕微鏡について

2.高分子孤立鎖の観察
 2-1 静的な観察
 2-2 基板上での分子運動の動的観察

3.高分子結晶の分子鎖レベル観察
 3-1 折りたたみ鎖結晶の観察
 3-2 結晶の溶融過程の観察
 3-3 高分子一分子鎖の結晶過程観察
 3-4 結晶化過程の動的な実時間観察

4.高分子超分子の分子構造観察
 4-1 ステレオコンプレックス分子構造の観察
 4-2 同上、形成機構の観察

5.高分子ブレンド観察
 5-1 ブレンド中の高分子鎖の観察
 5-2 基板に展開するブレンド融液中の分子鎖の観察

6.まとめ

【質疑応答 名刺交換】

アクセスマップ

住所:〒530-0025 大阪市北区扇町2-1-7 カンテレ扇町スクエア3F
・地下鉄堺筋線「扇町」駅 2号出口すぐ
・JR環状線「天満」駅 西へ徒歩約3分

お申込み

お申込み人数
小計 5,000円(消費税込)

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