セミナー
【Live配信・WEBセミナー】自動車マルチマテリアル化に対応する接着・接合技術の最新動向と今後の展望
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★変わりゆくモビリティの接着・接合技術を様々な角度から展望していく!
★マルチマテリアルに対応した接着剤の設計と評価についてエポキシ樹脂を例として説明していただく!
セミナー番号 | S210428 |
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セミナー名 | 自動車マルチマテリアル化 異種材接着・接合 |
講師名 | 第1部 金沢工業大学 大学院工学研究科 高信頼ものづくり専攻 教授 影山 裕史 氏 第2部 NBリサーチ 代表 野村 和宏 氏 第3部 セメダイン(株) 取締役 技術本部長 秋本 雅人 氏 |
開催日 | 2021年04月22日(木) 12:30-16:45 |
会場名 |
※会社やご自宅のパソコンで視聴可能な講座です アクセスマップ |
支払い方法 | 銀行振込 |
受講料(税込) |
【1名の場合 価格】44,000円(税込、資料作成費用を含む) |
詳細 | 定員:30名 ※ お申込み時に送られるWEBセミナー利用規約・マニュアルを必ず、ご確認ください。 ※ 銀行振り込みをご選択ください。お支払いは会社のご都合で講座前日に間に合わない場合、開催月翌月末あたりまでお待ち申し上げます。 ※ お申し込み後、受講票と請求書が自動で返信されます。請求書記載の銀行口座に沿って、お振り込みをお願いします。また請求書に記載の「株式会社」や「(株)」「会社名」はお客様の記入通りの表記になりますので、ご希望の形式で記載をお願いします。 ※ 2名以上でお申し込みをされた場合は、請求書受講票を代表者様にご連絡します ※ 領収書の要望があれば、申込時、備考欄へ記載ください。 ※ ご参加手続きの際、自宅住所やフリーアドレス、個人携帯番号のみで登録された場合は、ご所属確認をさせいただくことがございます ※ 当講座では、同一部署、申込者のご紹介があれば、何名でもお1人につき11,000円で追加申し込みいただけます。(申込者は正規料金、お二人目以降は11,000円となります)。追加の際は、申し込まれる方が追加の方を取り纏いただくか、申込時期が異なる場合は紹介者のお名前を備考欄にお書きくださいますよう、お願いいたします。 |
プログラム
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第1部 将来モビリティおよびその構成材料に対応した接着・接合技術、将来展望
【12:30-13:45】講師:金沢工業大学 大学院工学研究科 高信頼ものづくり専攻 教授 影山 裕史 氏
【講演趣旨】
自動車は、CASEや2050年ゼロエミッションをキーワードに100年来の変革の時期とも言われている。車の姿も大きく変化し、陸だけではなく空、海・川と多様化したモビリティがスマートシティ内外を行き来している光景が浮かんで来る。その構成材料も大きく変化しているに違いない。まず、走行時のCO2排出量規制に対応するため、軽量金属や高分子系の複合材料といった軽量材料の採用が進むであろう。ただ、軽量材料は素材製造時のCO2排出量やコストといった課題もあり、適材適所を基調とするマルチマテリアル化が積極展開されるであろう。今は、機械締結やスポット溶接が中心であるが、今度は将来モビリティやその構成材料に合わせた接着・接合技術が必須になるはずである。ここでは、変わりゆくモビリティの接着・接合技術を様々な角度から展望してみたい。【キーワード】
1.モビリティ
2.CASE
3.2050年ゼロエミッション
4.LCA
5.マルチマテリアル
6.異材接合技術【プログラム】
1.自動車を取り巻く環境の変化と自動車(2030年)
1-1 自動運転の地域社会に適合したモビリティ
1-2 モビリティだけではなく、将来のビジネスモデルに挑戦2.自動車構成材料の動向
2-1 鉄はいまだに主要材料
2-2 軽量材料(AL, 樹脂、高分子複合材料)に注目3.自動車構成材料の今後(~2030)
3-1 緊急課題と軽量化4.自動車構成材料の今後(2030~)
4-1 本格的LCA(CO2排出量低減)の追求
4-2 マルチマテリアルの必要性
4-3 マルチマテリアルの課題5.接着・接合技術の将来展望
【質疑応答】
第2部 異種材料向け構造用接着剤の開発と応用例、今後の展望
【14:00-15:15】講師:NBリサーチ 代表 野村 和宏 氏
【ホームページURL】
http://nb-research-consultant.com【経歴】
1990年 京都工芸繊維大学 修士課程 卒業
同年 長瀬チバ(現ナガセケムテックス)入社
2018年 ナガセケムテックス退職
2019年 NBリサーチ設立【研究歴】
半導体封止剤・構造接着剤・ CFRP用マトリックス剤【所属学会】
構造接着学会、エレクトロニクス実装学会、自動車技術会、合成樹脂工業協会【著 書】
「エポキシ樹脂の高機能化と上手な使い方」
「炭素繊維・炭素繊維複合材料の未来」
「異種材料の接着・接合技術と応用事例」【講演主旨】
自動車業界では今100年に一度と言われる材料革命が起こっている。排ガス規制や車の電動化で車体の軽量化を余儀なくされ、長年続いてきた軟鋼を中心とした車づくりが限界にきている。軟鋼に替わる軽量材料を併用した際には接合方法を溶接一本から接着剤を複合的に使用する方法に変えざるを得なくなってくる。ここで使用される接着剤は異種材接着に対応する必要があるために従来から使用されてきた接着剤では対応できない。本講義ではマルチマテリアルに対応した接着剤の設計と評価についてエポキシ樹脂を例として説明するがそのほかの系についてもアプローチは同じであるので参考になるはずである。【キーワード】
1.マルチマテリアル
2.異種材接合
3.車体軽量化【プログラム】
1.マルチマテリアルの現状
1-1 排ガス規制への対応の現状
1-2 車体軽量化へ取り組み
1-3 マルチマテリアル化の現状
1-4 異種材接合への取り組み2.自動車用構造接着剤の実際の適用例
2-1 ヘミング接着
2-2 マスチック接着
2-3 ダイレクトグレージング
2-4 ウエルドボンディング3.自動車構造接着剤の要求特性
3-1 自動車の製造プロセス
3-2 作業性への要求
3-3 接着性への要求
3-4 機械特性への要求
3-5 耐環境性への要求4.マルチマテリアル対応構造接着剤の開発動向
4-1 エポキシ樹脂以外(SGA,ウレタン、変性シリコーンなど)
4-2 エポキシ構造接着剤の設計
4-2-1 エポキシ樹脂の種類
4-2-2 硬化剤の種類
4-2-3 必要な添加剤5.自動車用構造接着剤の評価
5-1 油面接着性
5-2 インパクトウェッジピール(IWP)
5-3 ハット試験
5-4 シャワー性(Washout)
5-5 塩水噴霧
5-6 歪測定6.まとめ
【質疑応答】
第3部 異種材料向け構造用接着剤の開発と応用例、今後の展望
【15:30-16:45】講師:セメダイン(株) 取締役 技術本部長 秋本 雅人 氏
【経歴】
1985年3月 青山学院大学 理工学部 化学科 卒業
1985年4月 セメダイン株式会社 開発部入社
1999年9月 セメダイン株式会社 開発部第二グループ課長
2009年9月 セメダイン株式会社 開発部長
2013年4月 セメダイン株式会社 営業統括部 第二事業部長
2015年4月 セメダイン株式会社 執行役員 技術本部長 兼 開発部長
2020年4月 セメダイン株式会社 取締役 技術部長2009年〜2014年 日本接着学会 理事
2009年~ 日本接着剤工業会 教育委員会 委員
2016年〜2018年 日本接着学会 理事【講演主旨】
多種の物性値を持つ材料を比較的自由に選択でき、かつ面接合による接着剤接合の特徴を軸に、既存の構造用接着剤ならびに弾性接着剤について紹介するとともに、弊社で提案する新たな接着剤について紹介する。【プログラム】
1.接着接合に求められる新たな期待
1-1 世界的な接合に対する変化
1-2 自動車構造接着に求められる期待
1-2 接着剤の長所・短所2.構造用接着剤
2-1 構造用接着剤の定義
2-2 構造用接着剤の靭性付与技術
2-3 体表的な構造用接着剤と課題
2-4 弾性接着剤3.異材接合
3-1 異材接合における接着剤としての物性設計
3-2 自動車構造よう接着剤のターゲット
3-3 次世代構造接着へのアプローチ4.次世代構造接着についてのアプローチ
4-1 変成シリコーン樹脂をベースとしたアプローチ
4-2 SGAをベースとしたアプローチ5.まとめ
【質疑応答】
アクセスマップ
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