〈電子版〉技術者・研究開発者のためのポリマーアロイの教科書 ―温故知新― 第1回~第6回(一括購入)

★未来を形作る素材革命の教科書、ポリマーアロイの可能性を解き放つ!
ポリマーアロイ基礎から応用までを6回にわたり分かりやすく解説。
★元住友化学、AndTech 顧問でポリマーアロイの権威である今井昭夫氏が
過去開催の連続講座での講演経験を踏まえ、ポリマーアロイの基本的に加え、
開発研究者が抱きやすい疑問をクローズアップし解説!

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第1回→https://andtech.co.jp/books/1eed538f-2af0-6474-9a4c-064fb9a95405

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番号
ANE002
監修
今井 昭夫
発行年月
2024/02/29
体裁
判, 300ページ
フォーマット
電子書籍(eBook)
定価
66,000 円(本体60,000円+消費税、送料込)
冊数:

執筆者

今井 昭夫 株式会社AndTech 顧問(元 住友化学)
(製品情報)
植草 貴行 株式会社AndTech 研究開発アドバイザー

目次

2024年2月発刊
第1回 ポリマーアロイとは~その1~

第 1 章 ポリマーアロイの概念
 第1 節 化学物質・材料の混合~混ぜる、混ざる、溶け合うとは?~
 第2 節 ポリマーアロイとは?学術的定義と実用的定義
  2.1 ポリマーブレンド前史
  2.2 ポリマーアロイの学術的定義
  2.3 ポリマーアロイの実用的定義
第 2 章 ポリマーの相溶性と非相溶性
 第1 節 ポリマーの相溶性と混和性、非相溶性
 第2 節 混合の熱力学と自由エネルギー変化
 コラム ポリエチレンとポリエチレンのアロイ?
 第3 節 相溶性ポリマーブレンド、非相溶性ポリマーブレンドの物性
 第4 節 実用化された相溶性ポリマーアロイ
第 3 章 ポリマーアロイのモルフォロジ―
 第1 節 モルフォロジ―とは?
 第2 節 非相溶系ポリマーアロイのモルフォロジ―
 第3 節 非相溶系ポリマーアロイの分散粒径を決定する要因
 第4 節 ポリマーアロイ設計のトップダウン戦略とボトムアップ戦略
 コラム 大学と企業におけるポリマーアロイ研究の異同
 第5 節 分散粒子径と力学物性、樹脂の耐衝撃強度に対する分散粒径と粒径分布の影響
第 4 章 ポリマーアロイモルフォロジーの観察・解析
 第1 節 測定・解析装置と測定例
 第2 節 近年のモルフォロジー観察手法の進歩
 第3 節 その他のモルフォロジー解析手法
復習問題
製品情報①


2024年4月発刊
第2回 ポリマーアロイとは~その2~
第5章 ポリマーアロイの動的粘弾性
 第1 節 ポリマーの物性や粘弾性の温度依存性
 第2 節 ポリマーアロイの動的粘弾性~相溶系、非相溶系の差異~
第6章 相溶性と溶解度パラメーターの考え方
 第1 節 溶解度パラメーター(SP 値)とは何か?
 第2 節 ポリマーアロイとSP 値
 第3 節 SP 値の適用の可能性と限界
第7章 相容化剤(相溶化剤)の基礎
 第1 節 相容化剤(相溶化剤)とは?
 第2 節 ポリマーの相容化機構の考え方
 第3 節 溶解度パラメーター(SP 値)と相容化剤
 第4 節 アロイ材料設計における相溶化剤(相容化剤)利用の実例
 第5 節 相容化剤(相溶化剤)の分子設計
第8章 工業化されたポリマーアロイ材料開発の歴史
 第1節 第一世代、第二世代ポリマーアロイ
 第2 節 ポリマーアロイの動的粘弾性~相溶系、非相溶系の差異~
第2回 製品情報~第一世代ポリマーアロイを活用した製品技術情報~
製品情報②

 
2024年6月発刊
第3回 ポリマーアロイ 実践編~その1~

第 9 章 ポリマー混合・混練技術
 第1 節 ゴム材料の混練と充填剤の分散
  1.1 ゴム材料の混練・加工・成形
  1.2 カーボンブラックのゴム中への分散
 第2 節 ポリマーの混合と分散
  2.1 ポリマー成形加工技術の変遷
  2.2 ポリマーの混合と分散
 第3 節 ポリマー混練設備の種類と特性
  3.1 回分式装置と連続式装置
  3.2 短軸式押出機と二軸押出機
第 10 章 リアクティブプロセッシングのプロセス解析
 第1 節 二軸混練押出機による混練とモルフォロジー変化
 第2 節 系内発生相容化剤の定量と分散粒径の相関
 第3 節 系内発生相容化剤の存在位置と存在分子鎖数(濃度)
 第4 節 架橋反応を伴うリアクティブプロセッシング―動的加硫
コラム① 動的加硫とDr. Coran
第 11 章 混練装置のスケールアップ
 第1 節 回分式混合機のスケールアップ
 第2 節 連続式混合機のスケールアップ
 第3 節 スクリュー押出特性の理論解析と解析プログラム
第 12 章 工業化されたポリマーをベースとするポリマーアロイ
 第1 節 ポリエチレン類のポリマーアロイ
 第2 節 ポリプロピレン類のポリマーアロイ
 第3 節 スチレン系樹脂のポリマーアロイ
 第4 節 ポリフェニレンエーテル(PPE)のポリマーアロイ
 第5 節 ポリアミド類のポリマーアロイ
 第6 節 ポリエステル類のポリマーアロイ
 第7 節 液晶ポリエステルのポリマーアロイ
復習問題
製品情報③

2024年8月発刊予定
第4回 ポリマーアロイ 実践編~その2~

 第13章 高せん断混練技術とナノサイズ分散
  第1節 帰還式スクリュー混練機
  第2節 高L/D、長滞留時間スクリュー混練機
  第3節 せん断混練と伸長混練
  第4節 ナノサイズ分散ポリマーアロイの性能・機能
  第5節 第四世代ポリマーアロイの工業化技術
 第14章 プラスチックリサイクル、回収再生樹脂へのポリマーアロイ技術の適用
  第1節 回収樹脂の性能向上のためのポリマーアロイ化技術
  第2節 回収樹脂の分別と、添加樹脂・添加材料の混合分散による性能向上
  第3節 自動車部品・家電機器部材のリサイクルにおけるポリマーアロイ技術の応用 
 第15章 植物由来樹脂のアロイ
  第1節 ポリ乳酸の工業分野への適用
  第2節 生分解性ポリマーのアロイ
  第3節 バイオマス・植物成分を用いるポリマーアロイ
  第4節 セルロースナノファイバー組成物への応用
復習問題
製品情報④

2024年10月発刊予定
第5回 ポリマーアロイ 応用編~その1~

 第16章 相容化剤の最適設計
  第1節 ブロック構造を有する(非反応型)相容化剤
    リビング重合処方の利用、ポリマー反応の利用
  第2節 リアクティブプロセッシングに用いる(反応型)相溶化剤
 第17章 相容化剤合成上の課題と対策
  第1節 マレイン化ポリマーの合成
  第2節 共重合体の合成
  第3節 グラフトタイプポリマーの合成
 第18章 相容化剤概念を応用した開発事例
  第1節 ブリード・ブルーム発生防止剤への展開
  第2節 繊維表面改質材への展開、
  第3節 界面強化剤
  第4節 接着剤、その他
復習問題
製品情報⑤

2024年12月発刊予定
第6回 ポリマーアロイ 応用編~その2~

 第19章 新規ポリマーとポリマー複合材・コンポジットへの応用
  第1節 ナノサイズ分散ポリマーアロイ
  第2節 非ポリマー成分との混合
  第3節 植物成分の混合
 第20章 今後のポリマーアロイ材料の創出に向けて
  第1節 ボトムアップ戦略に基づくポリマーアロイの創出
  第2節 ナノ/メソスケール空間の活用によるポリマーブレンド
おわりに-ポリマーアロイ関連技術情報の体系化
復習問題
製品情報⑥

*目次は変更になる可能性がありますのでご了承ください。