〈電子版〉技術者・研究開発者のためのポリマーアロイの教科書 ―温故知新― 第1回~第6回(一括購入)
★未来を形作る素材革命の教科書、ポリマーアロイの可能性を解き放つ!
★ポリマーアロイの基礎から応用までを6回にわたり分かりやすく解説。
★元住友化学、AndTech 顧問でポリマーアロイの権威である今井昭夫氏が
過去開催の連続講座での講演経験を踏まえ、ポリマーアロイの基本的に加え、
開発研究者が抱きやすい疑問をクローズアップし解説!
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執筆者
今井 昭夫 株式会社AndTech 顧問(元 住友化学)
(製品情報)
植草 貴行 株式会社AndTech 研究開発アドバイザー
目次
2024年2月発刊
第1回 ポリマーアロイとは~その1~
第 1 章 ポリマーアロイの概念
第1 節 化学物質・材料の混合~混ぜる、混ざる、溶け合うとは?~
第2 節 ポリマーアロイとは?学術的定義と実用的定義
2.1 ポリマーブレンド前史
2.2 ポリマーアロイの学術的定義
2.3 ポリマーアロイの実用的定義
第 2 章 ポリマーの相溶性と非相溶性
第1 節 ポリマーの相溶性と混和性、非相溶性
第2 節 混合の熱力学と自由エネルギー変化
コラム ポリエチレンとポリエチレンのアロイ?
第3 節 相溶性ポリマーブレンド、非相溶性ポリマーブレンドの物性
第4 節 実用化された相溶性ポリマーアロイ
第 3 章 ポリマーアロイのモルフォロジ―
第1 節 モルフォロジ―とは?
第2 節 非相溶系ポリマーアロイのモルフォロジ―
第3 節 非相溶系ポリマーアロイの分散粒径を決定する要因
第4 節 ポリマーアロイ設計のトップダウン戦略とボトムアップ戦略
コラム 大学と企業におけるポリマーアロイ研究の異同
第5 節 分散粒子径と力学物性、樹脂の耐衝撃強度に対する分散粒径と粒径分布の影響
第 4 章 ポリマーアロイモルフォロジーの観察・解析
第1 節 測定・解析装置と測定例
第2 節 近年のモルフォロジー観察手法の進歩
第3 節 その他のモルフォロジー解析手法
復習問題
製品情報①
2024年4月発刊
第2回 ポリマーアロイとは~その2~
第5章 ポリマーアロイの動的粘弾性
第1 節 ポリマーの物性や粘弾性の温度依存性
第2 節 ポリマーアロイの動的粘弾性~相溶系、非相溶系の差異~
第6章 相溶性と溶解度パラメーターの考え方
第1 節 溶解度パラメーター(SP 値)とは何か?
第2 節 ポリマーアロイとSP 値
第3 節 SP 値の適用の可能性と限界
第7章 相容化剤(相溶化剤)の基礎
第1 節 相容化剤(相溶化剤)とは?
第2 節 ポリマーの相容化機構の考え方
第3 節 溶解度パラメーター(SP 値)と相容化剤
第4 節 アロイ材料設計における相溶化剤(相容化剤)利用の実例
第5 節 相容化剤(相溶化剤)の分子設計
第8章 工業化されたポリマーアロイ材料開発の歴史
第1節 第一世代、第二世代ポリマーアロイ
第2 節 ポリマーアロイの動的粘弾性~相溶系、非相溶系の差異~
第2回 製品情報~第一世代ポリマーアロイを活用した製品技術情報~
製品情報②
2024年6月発刊
第3回 ポリマーアロイ 実践編~その1~
第 9 章 ポリマー混合・混練技術
第1 節 ゴム材料の混練と充填剤の分散
1.1 ゴム材料の混練・加工・成形
1.2 カーボンブラックのゴム中への分散
第2 節 ポリマーの混合と分散
2.1 ポリマー成形加工技術の変遷
2.2 ポリマーの混合と分散
第3 節 ポリマー混練設備の種類と特性
3.1 回分式装置と連続式装置
3.2 短軸式押出機と二軸押出機
第 10 章 リアクティブプロセッシングのプロセス解析
第1 節 二軸混練押出機による混練とモルフォロジー変化
第2 節 系内発生相容化剤の定量と分散粒径の相関
第3 節 系内発生相容化剤の存在位置と存在分子鎖数(濃度)
第4 節 架橋反応を伴うリアクティブプロセッシング―動的加硫
コラム① 動的加硫とDr. Coran
第 11 章 混練装置のスケールアップ
第1 節 回分式混合機のスケールアップ
第2 節 連続式混合機のスケールアップ
第3 節 スクリュー押出特性の理論解析と解析プログラム
第 12 章 工業化されたポリマーをベースとするポリマーアロイ
第1 節 ポリエチレン類のポリマーアロイ
第2 節 ポリプロピレン類のポリマーアロイ
第3 節 スチレン系樹脂のポリマーアロイ
第4 節 ポリフェニレンエーテル(PPE)のポリマーアロイ
第5 節 ポリアミド類のポリマーアロイ
第6 節 ポリエステル類のポリマーアロイ
第7 節 液晶ポリエステルのポリマーアロイ
復習問題
製品情報③
2024年8月発刊
第4回 ポリマーアロイ 実践編~その2~
第13章 高剪断混練技術とナノサイズ分散
第1節 ナノサイズ分散アロイへの関心
第2節 帰還式スクリュー混練機
第3節 高L/D、長滞留時間スクリュー混練機
第4節 ナノサイズ分散ポリマーアロイの生成
第5節 第四世代ポリマーアロイの工業化技術
第14章 プラスチックリサイクル、回収再生樹脂へのポリマーアロイ技術の適用
第1節 回収樹脂の性能向上のためのポリマーアロイ化技術
第2節 回収樹脂の分別と、添加樹脂・添加材料の混合分散による性能向上
第3節 自動車部品・家電機器部材のリサイクルにおけるポリマーアロイ技術の応用
第15章 植物由来樹脂のアロイ
第1節 ポリ乳酸の工業分野への適用
第2節 生分解性ポリマーのアロイ
第3節 バイオマス・植物成分を用いるポリマーアロイ
第4節 セルロースナノファイバー組成物への応用
第5章 最近のバイオマス由来樹脂アロイの開発検討事例
復習問題
製品情報④
2024年10月発刊予定
第5回 ポリマーアロイ 応用編~その1~
第16章 相容化剤の最適設計
第1節 ブロック構造を有する(非反応型)相容化剤
リビング重合処方の利用、ポリマー反応の利用
第2節 リアクティブプロセッシングに用いる(反応型)相溶化剤
第17章 相容化剤合成上の課題と対策
第1節 マレイン化ポリマーの合成
第2節 共重合体の合成
第3節 グラフトタイプポリマーの合成
第18章 相容化剤概念を応用した開発事例
第1節 ブリード・ブルーム発生防止剤への展開
第2節 繊維表面改質材への展開、
第3節 界面強化剤
第4節 接着剤、その他
復習問題
製品情報⑤
2024年12月発刊予定
第6回 ポリマーアロイ 応用編~その2~
第19章 新規ポリマーとポリマー複合材・コンポジットへの応用
第1節 ナノサイズ分散ポリマーアロイ
第2節 非ポリマー成分との混合
第3節 植物成分の混合
第20章 今後のポリマーアロイ材料の創出に向けて
第1節 ボトムアップ戦略に基づくポリマーアロイの創出
第2節 ナノ/メソスケール空間の活用によるポリマーブレンド
おわりに-ポリマーアロイ関連技術情報の体系化
復習問題
製品情報⑥
*目次は変更になる可能性がありますのでご了承ください。