〈電子版〉技術者・研究開発者のためのポリマーアロイの教科書 ―温故知新― ~基礎から実践・応用まで~ 第4回 ポリマーアロイ 実践編~その2~
★「技術者・研究開発者のためののためのポリマーアロイの教科書 ―温故知新―」第4回
★ポリマーアロイの基礎から応用まで、開発研究者が抱きやすい疑問を6回にわたり解説!
★第4回は「ポリマーアロイ 実践編~その2~」として高剪断混錬技術やリサイクルに向けたポリマーアロイ技術など、実例をあげながら分かりやすく丁寧に解説!
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執筆者
今井 昭夫 株式会社AndTech 顧問(元 住友化学)
(製品情報)
植草 貴行 株式会社AndTech 研究開発アドバイザー
目次
第 13 章 高剪断混練技術とナノサイズ分散
第1 節 ナノサイズ分散アロイへの関心
第2 節 帰還式スクリュー混練機
2.1 高剪断場を与える混練装置
2.2 ポリフッ化ビニリデン/ポリアミドのナノ分散アロイ
2.3 ポリカーボネート/ポリメタクリル酸メチルのアロイ
2.4 帰還式スクリュー混練装置の連続設備化
第3 節 高L/D、長滞留時間スクリュー混練機
3.1 長滞留時間スクリュー混練機
3.2 ナノスケール共連続アロイ
3.3 ナノミセル型ナノサイズアロイ
第4 節 ナノサイズ分散ポリマーアロイの生成
4.1 剪断混練と伸長混練
4.2 カオス混合装置
第5 節 第四世代ポリマーアロイの工業化技術
5.1 ナノサイズ分散ポリマーアロイの工業化
5.2 TD 戦略による第四世代ポリマーアロイの開発の進展
5.3 BU 戦略による精密構造規制重合体の合成
5.4 第四世代ポリマーアロイ技術の進展を支えた構造解析技術、微細領域粘弾性測定技術
5.5 第四世代ポリマーアロイ技術の深化への期待
第 14 章 プラスチックリサイクル、回収再生樹脂へのポリマーアロイ技術の適用
第1 節 回収樹脂の性能向上のためのポリマーアロイ化技術
1.1 ポリマーの経時変質・劣化現象
1.2 劣化・変質ポリマーの再使用の手法
第2 節 回収樹脂の分別と添加樹脂、添加材料の混合分散による性能向上
第3 節 自動車部品・家電機器部材のリサイクルにおけるポリマーアロイ技術の応用
第 15 章 植物由来樹脂のアロイ
第1 節 ポリ乳酸の工業分野への適用
第2 節 生分解性ポリマーのアロイ
第3 節 バイオマス・植物成分を用いるポリマーアロイ
3.1 モノマー原料をバイオマス由来モノマーに置換したプラスチック
3.2 植物成分から抽出したモノマー原料を用いる新規ポリマーおよびそのアロイ
3.3 植物成分から抽出したポリマー成分を用いる新規ポリマーおよびそのアロイ
第4 節 セルロースナノファイバー組成物への応用
第5 節 最近のバイオマス由来樹脂アロイの開発検討事例
[コラム] ポリマー材料の環境適合諸策
第4 回復習問題と第3 回の解説
第4 回 製品情報
~高度化ポリマーアロイ:ナノ分散技術、相容化剤技術を活用した製品技術情報~
◆今後の発刊スケジュール&予定目次◆
2024年10月発刊予定
第5回 ポリマーアロイ 応用編~その1~
第16章 相容化剤の最適設計
第1節 ブロック構造を有する(非反応型)相容化剤
リビング重合処方の利用、ポリマー反応の利用
第2節 リアクティブプロセッシングに用いる(反応型)相溶化剤
第17章 相容化剤合成上の課題と対策
第1節 マレイン化ポリマーの合成
第2節 共重合体の合成
第3節 グラフトタイプポリマーの合成
第18章 相容化剤概念を応用した開発事例
第1節 ブリード・ブルーム発生防止剤への展開
第2節 繊維表面改質材への展開、
第3節 界面強化剤
第4節 接着剤、その他
復習問題
製品情報⑤
2024年12月発刊予定
第6回 ポリマーアロイ 応用編~その2~
第19章 新規ポリマーとポリマー複合材・コンポジットへの応用
第1節 ナノサイズ分散ポリマーアロイ
第2節 非ポリマー成分との混合
第3節 植物成分の混合
第20章 今後のポリマーアロイ材料の創出に向けて
第1節 ボトムアップ戦略に基づくポリマーアロイの創出
第2節 ナノ/メソスケール空間の活用によるポリマーブレンド
おわりに-ポリマーアロイ関連技術情報の体系化
復習問題
製品情報⑥
*目次は変更になる可能性がありますのでご了承ください。