環境配慮型材料vol.11

今号では、産学連携プロジェクトの実例から、プラスチック材料のサプライチェーン、スタートアップ企業における環境問題への取り組みなど、ビジネス戦略の記事を多く掲載しております。

超臨界技術や医薬品とバイオプラスなど、最新の技術も紹介しております。


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番号
EM0011
ISBN
978-4-909118-77-6
発行年月
2025/01/31
体裁
B5判, 122ページ
フォーマット
紙版
定価
16,500 円(本体15,000円+消費税、送料込)
冊数:

執筆者

第1章
 岡本 敏 東京科学大学 特任教授 博士(工学)
第2章
 第1節
  根本 太一 株式会社リコー
  田中 千秋 株式会社リコー
 第2節
  山田 浩史 大成化工株式会社 開発技術本部 設計開発部 設計開発G
  井口 博務 大成化工株式会社 開発技術本部 技術開発部 技術開発2G シート開発T
第3章
 第1節
  飯田 智晴 株式会社ロッテ サステナビリティ推進部 企画課 課長 修士(農学)
  藤原 普夫 株式会社ロッテ 中央研究所 パッケージ研究課 主査 修士(工学)
 第2節
  一色 實  株式会社AndTech 顧問 学士(工学)
 第3節
  住本 充弘 住本技術士事務所 所長/技術士(経営工学)/包装管理士/元 大日本印刷(株)
第4章
 第1節
  濱﨑 豊弘 日東電工株式会社 技術知財戦略本部長 博士(工学)
 第2節
  大藪 一 大藪知財戦略コンサルティング 代表 学士(工学)
第5章
 今井 隆之 デルタパシフィックラボ株式会社 CEO 
コラム
 渡邉 浩一郎 歴史小説家


目次

第1章 産学連携プロジェクトを活用した環境配慮型ビジネスの創出
 (1)産学プロジェクトの経緯
 (2)具体的な活用方法
 (3)取り組みの成果と今後の課題
 (4)日本のイノベーションの加速

第2章 環境循環型社会に向けたサステナブル材料・製品の技術開発
 第1節 リコー独自の超臨界二酸化炭素によるポリ乳酸改質技術
  1. はじめに 007
  2. リコーのポリ乳酸技術
  3. ポリ乳酸への超臨界二酸化炭素の活用
  4. ポリ乳酸シートの発泡技術
  5. ポリ乳酸の高分子量化技術
 第2節 環境配慮へ向けた医薬品容器の開発と今後の展望
  はじめに
  1. 医薬品容器の要求事項
  2. 医薬品容器における環境対応の課題
  3. バイオプラスチック
  4. バイオマスPEを使った医薬品容器の開発
  5. おわりに

第3章 環境循環型社会に向けたサステナブル材料・製品のビジネス開発
 第1節 プラスチック容器包装の環境対応とLoop を活用したリユースの事例

  はじめに
  1. 株式会社ロッテの状況
  2. 株式会社ロッテの対応
  3. リユースへの挑戦(Loop)
 第2節 プラスチック製品に求められるサプライチェーンの整備と活用
  はじめに
  1. プラスチック製品
  2. プラスチック製品のリサイクル
  3. プラスチック製品と環境性能
  4. 循環型社会形成の過程での環境ビジネス
  おわりに
 第3節 リサイクル包装材料の加工技術及び用途開発の動向
  はじめに
  1. 循環型パッケージ
  2. 循環型ポリマー、リサイクルポリマー
  3. 東京パック2024に視るリサイクルポリマーの概況
  4. リサイクルポリマーの加工技術
  5. リサイクルポリマーの用途開発
  おわりに

第4章 環境配慮材料・製品の知財戦略と技術開発
 第1節 日東電工の環境配慮型製品における知財活動

  はじめに
  1. 日東電工での環境配慮型製品への取組
  2. 事業戦略
  3. 事業戦略に融合させた知財活動
  4. おわりに
 第2節 パテントマップを用いた技術&知財戦略の立案と実践方法
  はじめに
  1. 企業における事業ステップと必要な特許調査
  2.  パテントマップ
  3. 自社が勝つ技術&知財戦略活動「U’Method」
  4. 知財戦略(IPランドスケープ)におけるパテントマップの活用3)
  おわりに

第5章 環境問題を解決するスタートアップ企業
 はじめに
 1. スタートアップ投資動向
 2. クライメートテックへの投資動向
 3. 米国インフレ抑制法のクライメートテックへの影響
 4. クライメートテック・スタートアップ事例
 おわりに
コラム こんなにエコな江戸の暮らし ~江戸時代はエコ時代~