【 会場運営セミナー】

【2024年度】『次世代イノベーター育成講座』(高分子学会員外)

~技術革新から新たな価値を創造するビジネスプロデューサーを目指して~
※こちらの講座は誠に恐縮ながらお申込みを締め切らせていただいておりますので、ご了承いただけますと幸いでございます。次年度にも開催を予定しておりますので、ぜひそちらの機会にご参加いただけましたら幸いでございます。

★高分子学会主催による全6回(4月開講~10月終講)に渡る若手イノベーターを育成する為の実践力アップ講座!
★実際に企業で新規事業立ち上げを指揮してきたトップマネージャーを講師に迎え、
 講師と共にビジネスプロデューサーとしての思考を身につけられることを目指した構成!!
★受講者間のネットワーク作りが促進して、学んだ事の理解が増すグループ討論会を予定!
 各回テーマ毎に、参加者をグループ分け後、講師・ファシリテーターと共にグループ討論後、グループ発表会を実施。
 グループ発表資料は受講者の復習と学んだ知識の社内共有化も兼ねて後日、事務局より配布!
★同じ課題を抱えた若手イノベーター同士が共に学び、共に議論することで
 イノベーターとしての心構え・目的意識が明確となり、仕事へのモチベーションが飛躍的に向上!
★各回の講座終了後に自由討論会(フリーディスカッション、参加任意)を予定
★コロナ感染対策の観点から状況を見て、WEB形式または会場形式を併用する形で講座の運営を予定
★高分子学会の会員の方がお申込みされる場合は下記タイトル部分をクリック
 → 【2024年度次世代イノベーター育成講座(学会員)】
★【2024年度・次世代イノベーター育成講座】プレセミナー(WEB,参加費無料)の参加希望者は下記タイトルをクリック。
 → 【2024年度・次世代イノベーター育成講座】プレセミナー(事前説明会)



セミナー番号
SJ240402
セミナー名
【2024年度】次世代イノベーター育成講座(高分子学会員外)
講師名
  • 第1部  元スリーエムジャパン  (株)AndTech 顧問 兼 経営アドバイザー  古藤 健二郎 氏
  • 第2部  三菱ガス化学株式会社  光学材料事業部 開発営業部長  加藤 宣之 氏
  • 第3部  公益社団法人  高分子学会  高分子同友会 氏
開催日
2024年05月24日(金) 13:00-18:30
会場名
中央区立産業会館【東京・中央区】(住所:〒103-0004 東京都中央区東日本橋2-22-4) ※諸事情により会場変更する場合有

アクセスマップ

受講料(税込)
【高分子学会員外】一名につき 319,000円(消費税・テキスト代込)
 
【高分子学会員外】
同一法人2名目以降は一名につき 275,000円(消費税・テキスト代込)
 
【2023年度以前の同講座に参加された継続参加希望者】一名につき 220,000円(消費税・テキスト代込)
※上記価格は全6回分の費用となります。単回での個別のご案内は行っておりません
※事前にご連絡いただければ、参加申込者がやむを得ぬ理由でご出席できない場合は同一法人内の代理出席者も承ります
※【受講票・請求書】の自動発行システムによりAndTechを支払先とする①請求書(AndTech)が自動発行されますが、当講座は高分子学会主催講座であるため、お申し込みを確認後、高分子学会を支払先とする②請求書(高分子学会)を事務局より発行後、PDFにて②請求書を発送させていただきます。①請求書(AndTech)はご利用されないようにご注意ください。

※申込後、主催側に会員資格の有無を確認後、請求書を送付させていただきます
【2023年度以前の同講座に参加された継続参加希望者】はこちらからはお申込みいただけないので事務局にお問合せください。
詳細
●講師名

【第一回 4月19日(金)】
第1部 富士フイルム(株) 取締役常務執行役員 知的財産本部 管掌 柳原 直人 氏

第2部 住友化学(株) 経営企画室・研究企画統括 岡本 敏 氏

【第二回 5月24日(金)】
第1部 (株)AndTech 顧問 古藤 健二郎 氏(元スリーエムジャパンヘルスケアカンパニー(株) 代表取締役、元スリーエムジャパン(株) カスタマーテクニカルセンター長)

第2部 三菱ガス化学(株)開発営業部 部長 博士 (工学) 加藤 宣之 氏

【第三回 6月14日(金)】
第1部 AGC(株) 技術本部 先端基盤研究所  所長 神谷 浩樹 氏

第2部 セラニーズジャパン(株) 半田 昌史 氏

【第四回 7月19日(金)】
第1部 メルクエレクトロニクス(株) セミコンダクターマテリアルズ 薄膜ソリューションズ SOD開発部 部長 宗像 基浩 氏  

第2部 キリンホールディングス(株) R&D本部 研究開発推進部 主幹 博士(農学) 小泉 英樹 氏

【第五回 9月13日(金)】
第1部 (株)カネカ Material Solutions New Research Engine 所長 小澤 伸二 氏

第2部 旭化成(株) 顧問 田村 敏 氏

【第六回 10月18日(金)】
第1部 日華化学(株) 取締役 執行役員 CTO  化学品部門 界面科学研究所長 稲継 崇宏 氏

第2部 積水化学工業(株) コーポレート 新事業開発部 部長 吉岡 忠彦 氏


●定員:25名
全てを見る

【開講にあたって】

 研究開発により、新しい技術を生み出したとしてもそれだけでは新たな事業を成功させ、世の中に新しい価値を提供しイノベーションを起こすには至りません。新たな技術を如何に新たな価値に変え、社会を変革(イノベーション)していくか。それには技術、人、市場、知財、など新事業に関わるあらゆるモノ・コト、ソトとウチを、分野を超えてプロデュースする人材、即ちビジネスプロデューサーが求められるのです。本講座はそのようなビジネスプロデューサーとしての思考を身に付けることを目的としています。
 講師陣には企業で実際に新規事業立ち上げや製品開発を指揮してきたトップマネージャ達を迎え、受講者と共に実践的な議論を行うことを企図しています。
 本講座は高分子学会 高分子同友会が主催し、次世代ビジネスプロデューサー育成が広く我が国のモノづくり産業振興に寄与するものと考え、人材育成を図るための公益事業として実施致します。

【全体スケジュール】
13:00-14:15 第1部 講義
14:25-15:40 第2部 講義
15:50-17:30 グループ討論(6~7名位のグループ分けを予定)
17:30-18:30 グループ討議発表


【第1回 研究・事業プロジェクトの立上げまでの仕掛けづくり/4月19日(金)】
★新製品開発や新規事業の立上げのためのテーマ設定のために、情報調査から提案までの仕掛けづくりについて学び、採択される新規プロジェクトを立案する。


第1部 研究・事業プロジェクトの立上から事業化までの仕掛けづくり

【13:00-14:15】

講師:富士フイルム(株) 取締役常務執行役員 知的財産本部 管掌 柳原 直人 氏

【ご経歴】

1986年 京都大学大学院工学研究科前期課程修了
同年 富士写真フイルム株式会社入社
2012年 R&D統括本部 有機合成化学研究所長
2014年 富士フイルム株式会社 執行役員就任、R&D統括本部長
2019年 富士フイルム株式会社 取締役常務執行役員
現在に至る

【講演主旨】

 デジタル化の普及とともに富士フイルムは屋台骨とする写真事業を急速に失ったが、第二の創業を掲げて新規事業の開拓を進めてきた。本講では早期事業創出に有効とされるM&Aを前提としない自社アセットの価値を最大化する仕掛けづくりを取り上げる。
 研究者はとかく自分のドメインを決めて活動範囲を狭くする傾向があるが、新規事業を創出するためにはオーナーシップを持って大きな構想を描くこと、その上で小さな成功例を早く産み出すことが重要である。その手法や推進体制について実例を交えて解説する。

【キーワード】
着眼大局着手小局、オーナーシップ、オープンイノベーション 、技術たな卸し

【当テーマで受講生に問いたい・考えて欲しい課題】
・新規事業vs新規製品、妄想vs構想 これらの共通点と相違点
・課題のボトルネックを探すという作業
・自社アセットのたな卸し
・オープン/クローズ戦略と無形資産


第2部 研究・事業プロジェクトのオープンイノベーションを活用した立ち上げ
【14:25-15:40】

講師:住友化学(株) 経営企画室・研究企画統括 岡本 敏 氏

【ご経歴】
1995年6月   東京工業大学 博士課程 高分子工学専攻修了
1995年9月~  ポリテクニック工科大学(現NYU)(ニューヨーク)博士研究員
1996年4月~  住友化学工業(株)入社 精密化学研究所に配属 
2001年10月~  住友化学(株) 情電研 主任研究員
2007年4月~  住友化学(株) 情電研 上席研究員・スーパーエンプラグループ・グループマネージャー
2013年1月~  住友化学(株) 情電研 上席研究員・新規テーマ探索グループ・グループマネージャー
2013年4月~  先端材料開発研究所・新規テーマ探索グループを兼務
2017年4月~  住友化学(株) 技術・研究企画部(東京本社)担当部長(オープンイノベーションを担当)
2022年4月~  住友化学(株) 経営企画室(東京本社)特命事項統括
2023年2月~  住友化学(株) 経営企画室(東京本社)研究企画統括
現在に至る


【講演主旨】
 近年オープンイノベーションが盛んに行われてきている背景には、①技術革新のスピードが速く、製品の技術が陳腐化しやすい、②顧客や市場ニーズの変化が激しい、③コモディティ化しやすい、④業界が過当競争に陥っているなどの理由により、プロダクトライフサイクルの短期化が起こっていることがあります。
 当社はオープンイノベーションを、勃興するスタートアップ企業をホライズン・スキャニングに捉え、グローバルの地域で能動的に協業することで、事業創出に必要なアセット・ケイパビリティの複雑化、求められるスピード感への対応などを目的として、研究開発戦略に埋め込んでいくことを積極的に推進してきました。大幅な開発コストがかかるディープテックのR&D初期段階における投資の抑制や、開発期間の大幅な短縮、専門家・専門知識の有効活用などを実現している、具体的な協業事例を幾つか紹介しながら、実際に行っている各プロジェクトのマネジメントについても説明します。

第3部 グループ討論会およびグループ発表会
【15:50-18:30】

1.グループ討議(15:50-17:30)
 参加者をグループ分け後、講師または主催側(ファシリテーター)が提案する議題(各回のテーマ)について、グループ内で討議を行っていただきます。

2.発表・議論(17:30-18:30)
 グループ討議後、議題についてグループ毎に代表者が発表を行い、発表後、ファシリテーターおよび講師等から発表内容について議論のまとめを行っていただきます。
※グループ討論会の進行スケジュールは当日の議論の推移によって、時間が多少、前後する場合がございますので予めご了解くださいませ。
※グループ発表後、公式スケジュールは終了といたします。

【第2回 プロジェクトテーマ選定と推進/5月24日(金)】
★製品化に結びつく開発テーマや新規事業のターゲットを決定するための、テーマ設定の方法や推進の方法の仕方を学び、製品化や事業開発ステージのマネジメントする。


第1部 グローバルでのイノベーター人材教育の流れと3M社の新製品開発手法とイノベーションを支える仕組み (仮題)
【13:00-14:15】

講師:(株)AndTech 顧問 古藤 健二郎 氏(元スリーエムジャパンヘルスケアカンパニー(株) 代表取締役、元スリーエムジャパン(株) カスタマーテクニカルセンター長)

【ご経歴】
3M社入社後、在庫管理、製造計画、生活用品機能材事業部マーケティング部長を経て生活用品機能材事業部長を歴任、顧客志向のビジネスモデルを構築、紙おむつテープ事業で、新製品を導入して、マーケットシェア 100%を達成。既存素材を活用して、化粧品市場に新製品を出し、新規市場開拓を行い、事業部の成長に寄与した。 ヘルスケア部門に異動し、医療用製品事業部長、スリーエムヘルスケア(株) 代表取締役を歴任し、病院向けビジネスモデルを構築し、事業を成長に貢献。 住友スリーエムカスタマーテクニカルセンター長として51の基盤技術や企業文化の紹介を行い、3M 社のイノベーションの仕組みを世に紹介した。 3M社退職後、企業コンサルタント業を始め、R&D向けに社内研修、新規事業開発を中心としたコンサ ルティング活動を開始。現在に至る。

【講演主旨】

※現在講師の先生に最新のご講演主旨をご考案いただいております。完成次第、本ページを更新いたします。

 イノベーションについては、グローバル企業が優位に立ち、現在は日本企業を凌駕している。   
グローバル企業がどのようにイノベーションを起こす活動に取り組んでいるかを理解することが重要である。  
その仕組みを理解し、活用することでイノベーションの発現につながればと願う。  
ケーススタディーとして3M社のイノベーションを起こすための仕組みや文化についても紹介する。  
講演では、企業文化とそれを支える仕組みに触れ、また新規プロジェクトの進捗管理についての仕組みと新規ビジネスを探すためのツールについても実施例をもとに、企画・R&D向けにわかりやすく説明する。

第2部 成功するために考えるべきテーマ選定とプロジェクトテーマ推進のカギ

★多くの研究開発テーマ&プロジェクトは思った通りにならない!
    「失敗は成功の母」とどう向き合うかがテーマ選定とプロジェクトを成功へと導くカギ!


【14:25-15:40】

講師:三菱ガス化学(株)開発営業部 部長 博士 (工学) 加藤 宣之 氏

【受賞歴】
市村産業賞 本賞
日本化学会 化学技術賞
日化協技術賞 総合賞

【講演主旨】
 研究者自らが発明した研究開発テーマは、プロジェクト化する事で事業となり、製品化する事で研究者は顧客・社会との関わりを数多く持つ機会を得て、会社貢献と併せ、自分自身の成長につながるプロジェクト(冒険)を体験する事ができるものです。
 プロジェクトを多く経験する事で、研究開発者はより多くの人との関わりを持ち、自分が本当にやりたいことを理解して、さらに新しい夢を持つことができます。それが研究開発テーマを持ち、推進する事で得られる研究者としての財産となります。
 実際、成功した研究成果は社会貢献へと繋がり、多くの人々からの賞賛を得られ、さらには環境問題や社会問題に対する解決策を提供する可能性も持っています。
 しかし、そうそう上手く行くことは稀です。多くの研究開発テーマとプロジェクト自体、思った通りにならないことが多く、プロジェクトリーダーとなった場合は「失敗は成功の母」とどうお付き合いしていくかが、プロジェクトを成功へと導くカギとなります。
 今回、私自身の実体験(失敗と成功)を交えながら、それを通じて自分自身が何を学び、どう感じて、リーダーとしての自覚を得て、夢の実現につなげていったかを話します。そのうえで「成功するために考えるべきテーマ選定とプロジェクトテーマ推進のカギ」とは何か?について皆さんと共に考えて行きたいと思います。

第3部 グループ討論会およびグループ発表会
【15:50-18:30】

1.グループ討議(15:50-17:30)
 参加者をグループ分け後、講師または主催側(ファシリテーター)が提案する議題(各回のテーマ)について、グループ内で討議を行っていただきます。

2.発表・議論(17:30-18:30)
 グループ討議後、議題についてグループ毎に代表者が発表を行い、発表後、ファシリテーターおよび講師等から発表内容について議論のまとめを行っていただきます。
※グループ討論会の進行スケジュールは当日の議論の推移によって、時間が多少、前後する場合がございますので予めご了解くださいませ。
※グループ発表後、公式スケジュールは終了といたします。

【第3回 製品化・事業化への道筋 /6月14日(金)】
★開発ステージから事業化に移行するために、成功と失敗からKSF(キーサクセスファクター)を学び、また、事業スタート時の心得を押え、ビジネスを始める。


第1部 新製品・新事業の創出を通じて事業に貢献するための研究開発
★筋の良いテーマを育てつつ、事業貢献する研究開発の進め方とは。

【13:00-14:15】

講師:AGC(株) 技術本部 先端基盤研究所  所長 神谷 浩樹 氏

【ご経歴】

1986年 名古屋大学合成化学科修士課程修了
同    旭硝子(株)入社 中央研究所(当時、研究開発部)配属
     一貫して含フッ素高分子材料開発に従事
2007年 化学品カンパニー 開発部長
2012年 AGC Chemicals Americas Inc. President & CEO
2018年 技術本部企画部長
2020年 執行役員 技術本部 先端基盤研究所長


【講演主旨】
 企業における研究開発は、事業活動への貢献があって初めて意義のある活動となります。事業に活用できる技術を確立することが重要であり、事業側との連携が新製品・新事業の創出につながります。一方、初めから事業貢献が見通せる筋の良いテーマは、現実的には存在せず、如何に筋の良いテーマに育てるのかという観点や、その過程においてどこで加速するか、あるいは見切るかという判断が重要となります。このような状況の中で、技術者としての知的欲求を満たすといった自己満足に終わらせず、事業貢献という成果を得るための研究開発という視点での考え方の一端を紹介します。

【受講生に問いたい・考えてほしい課題】
企業における研究開発の目的は何か?手段が目的化していないか?
やれることからではなく、やるべきことに優先的に取り組めているか?
十分な情報があれば筋の良いテーマは選定できると思うか?取り組むべきテーマは誰がどうやって決めるのか?

第2部 製品化・事業化への道筋

【14:25-15:40】

講師:セラニーズジャパン(株) 半田 昌史 氏


【ご経歴】

1989年 ICIジャパン入社, フィルム事業部 営業部
1993年 ICIアメリカ転籍 フィルム事業部 マーケティング
1995年 ICI ジャパン転籍 フィルム事業部 開発
1998年 デュポン株式会社 転籍
2000年 帝人デュポン株式会社 設立 出向 工業用PEN、工業用PET
2016年 デュポン株式会社 フィルム事業部
2019年 DuPont Teijin Films, アジア統括 及び 中国合弁 Executive Director

【講演主旨】
 医療用フェースシールド(アメリカ)の開発を例とし、事業化への経緯を説明する。社内にはテーマの進め方のプロセスは存在するが、重要なのは如何に担当者がリードするかという事。アメリカ人は合理的に開発しているような印象を持っているが、実は、泥臭く20年前までの日本と似ている。基本的には担当者のリードが必要であり、それに見合った人事、組織の構築も重要となる。

第3部 グループ討論会およびグループ発表会
【15:50-18:30】

1.グループ討議(15:50-17:30)
 参加者をグループ分け後、講師または主催側(ファシリテーター)が提案する議題(各回のテーマ)について、グループ内で討議を行っていただきます。

2.発表・議論(17:30-18:30)
 グループ討議後、議題についてグループ毎に代表者が発表を行い、発表後、ファシリテーターおよび講師等から発表内容について議論のまとめを行っていただきます。
※グループ討論会の進行スケジュールは当日の議論の推移によって、時間が多少、前後する場合がございますので予めご了解くださいませ。
※グループ発表後、公式スケジュールは終了といたします。

【第4回 事業拡大と経営戦略との連携/7月19日(金)】
★事業拡大を図りイノベーションを興すための事業マネジメントおよび市場戦略、経営視点を学ぶ。


第1部 経営戦略と事業拡大との連携
★経営陣のサポートを得ながら事業拡大を図るためには?

【13:00-14:15】
講師:メルクエレクトロニクス(株) セミコンダクターマテリアルズ 薄膜ソリューションズ SOD開発部 部長 宗像 基浩 氏  

【ご経歴】
1994年3月 京都大学大学院工学研究科石油化学専攻(現 物質エネルギー化学専攻)修士課程修了 
1994年4月 三菱化成(株)(現 三菱化学(株))に入社後、ポリエステル樹脂の開発に従事。
2008年4月 米国の関係会社勤務を経て、開発グループマネジャー
2010年5月 三菱樹脂(株)に出向し、研究開発の企画・管理を担当
2012年4月 新規事業部門の企画管理グループマネジャーその後、研究開発戦略および次世代事業企画のグループマネジャーを経て
2016年12月 情電・デイスプレイ部門 ポリエステルフィルム開発センター長
2020年4月 三菱ケミカル(株) 大阪研究所長
2023年6月 三菱ケミカル(株) 退職
2023年7月 メルクエレクトロニクス株式会社 入社 現職

【著書】
江戸時代のハイテクイノベーター(共著)

【講演主旨】
 イノベーションを軸とした事業拡大は会社全体のポートフォリオマネジメント(経営戦略)に沿って進める必要があります。その中で狙うべき市場にどうアプローチするのかということが拡大に向けた第一歩となります。その時、まずはイノベーションの視点からの「マーケティング」が重要ですが、そこにR&D戦略も加えてポートフォリオマネジメント、マーケティング、R&D戦略の三者が連携していないと、力を結集した新しい事業の創出は困難です。そこで、本講演では過去の経験を元により具体的な方法や失敗について述べるとともに、受講生の皆さんにも自分事として考えてもらう、そういう機会を提供したいと思います。また、イノベーションを起こす人、つまりイノベーターについても簡単に触れたいと思います。


【受講生に問いたい・考えてほしい課題】
現在の自社の経営戦略について理解しておいてほしいと思います。
その中で事業拡大の方針やR&D戦略はどのように位置づけられているのかを理解しておいて、本講演に参加してもらえればより理解が深まると思います。そして、ご自身ならどう行動するかを講義を通して考えてほしいと思います。

第2部 企業におけるR&Dに求められる役割
★R&Dに属する研究員は何をどこまで考えて活動すべきか?

【14:25-15:40】

講師:キリンホールディングス(株) R&D本部 研究開発推進部 主幹 博士(農学) 小泉 英樹 氏


【ご経歴】
1999年3月 京都大学大学院理学研究科化学専攻 修士課程修了
1999年4月 キリンビール(株)基盤技術研究所入社
2020年4月 キリンホールディングス(株)経営企画部健康事業推進室主幹
2021年10月 現職

【講演主旨】

 企業における研究開発活動の目的は、研究開発に資源を投資することにより、新たなビジネスチャンスを生み出す機会を得て、競争力を獲得することです。つまり経営から見たR&D組織の存在意義は「企業が投資した金額に見合うリターンをいつの日か得られる事」に尽きます。この極めて当たり前のことを当たり前と捉える事の大切さを再認識し、日々の活動に活かしていただけるような内容を、自らの少ない経験を交えてお話させていただければと思います。


【受講生に問いたい・考えてほしい課題】
 日々の研究開発活動において、自身はR&D部門の存在意義に照らし合わせて、正しく活動できているだろうかを自問し、自分たちは会社が行っている活動をどこまで理解し、どこまで行動すべきなのかということを考えるきっかけにしていただければ幸いです。答えは各企業が属しているビジネス領域によっても異なるでしょうし、正解はないと思っています。

第3部 グループ討論会およびグループ発表会

【15:50-18:30】
1.グループ討議(15:50-17:30)
 参加者をグループ分け後、講師または主催側(ファシリテーター)が提案する議題(各回のテーマ)について、グループ内で討議を行っていただきます。

2.発表・議論(17:30-18:30)
 グループ討議後、議題についてグループ毎に代表者が発表を行い、発表後、ファシリテーターおよび講師等から発表内容について議論のまとめを行っていただきます。
※グループ討論会の進行スケジュールは当日の議論の推移によって、時間が多少、前後する場合がございますので予めご了解くださいませ。
※グループ発表後、公式スケジュールは終了といたします。

【第5回 イノベーションとプロジェクトマネジメント/9月13日(金)】
★企業文化の醸成および研究開発から事業までの各プロジェクトを成功させる要因を学び、成功するチームに育て上げる。


第1部 イノベーションのタネを生み、育てるために 
~研究者・イノベーターの大切な役割~

★イノベーションを実現するために、我々は何を考え、何をすべきか!
【13:00-14:15】

講師:(株)カネカ Material Solutions New Research Engine 所長 小澤 伸二 氏

【ご経歴】
1994年 京都大学大学院工学研究科分子工学専攻博士課程修了     
株式会社カネカ 入社 (旧社名:鐘淵化学工業株式会社)     
主に研究テーマ企画に従事
2013年 先端材料開発研究所 研究テーマ企画室長
2017年 Material Solutions Research Institute 基盤技術協働研究所長     
大阪大学大学院工学研究科 特任教授(2017年~ )
2020年 Material Solutions New Research Engine Fundamental Technology Groupリーダー 兼 基盤技術協働研究所長
2021年 Material Solutions New Research Engine Planning Teamリーダー
2022年 Material Solutions New Research Engine 所長 現在に至る


【講演主旨】

 イノベーションを起こすことが求められ、誰もがイノベーションを起こしたいと考えている。しかしイノベーションの種(タネ)を探すことは難しく、いくつものアイデアの中から筋のいいアイデアを見つけ出さなければならない。筋の良さそうなアイデアが見つかっても、プロジェクトとして構造化・推進し、事業化(社会実装)しなければイノベーションを実現することはできない。
 本講義では、カネカで経験してきた事例を紹介しながら、イノベーションのタネを生み、育て、社会へと送り出す過程において、研究者・イノベーターが何を考え、何をすべきかを考えていく。また『イノベーションとは何か』についても考えます。


【当テーマで受講生に問いたい・考えて欲しい課題】
・イノベーションとは何か
・イノベーション実現に向けた課題は何か
・課題を解決するために、我々は何ができるか、するべきか

第2部 マーケティング&イノベーションによる新規事業創出活動

★BtoBビジネスが主体のメーカーにとって、新規事業生み出すために必要なマーケティングとイノベーションの考え方とは?

【14:25-15:40】

講師:旭化成(株) 顧問 田村 敏 氏

【ご経歴】
1984年3月 慶応義塾大学大学院 電気工学専攻卒
1984年4月 旭化成工業(株)(現 旭化成(株))入社
2012年3月 旭化成エレクトロニクス(株) 生産センター長
2013年4月 同 センシング事業部長
2014年4月 同 執行役員
2015年4月 同 代表取締役社長 兼 社長執行役員
2019年4月 旭化成(株) 常務執行役員 マーケティング&イノベーション本部長、旭化成エレクトロニクス(株) 取締役
2021年4月 グリーンソリューションプロジェクト長兼務
2022年4月~旭化成(株) 顧問
2022年6月~一般社団法人Japan Innovation Network アドバイザー

【講演主旨】
 素材系メーカーである旭化成の中で2019年から3年間に渡って取り組んだ、「自社コア技術だけに囚われないマーケティング起点からの新事業創出への取組み」について、そのコンセプトといくつかの活動事例をご紹介する。


【当テーマで受講生に問いたい・考えて欲しい課題】
受講生の方々の所属する企業におけるマーケティング活動とはどんな活動と考えていますか? その活動は新規事業を生み出すために活用ができると考えていますか?

第3部 グループ討論会およびグループ発表会
【15:50-18:30】
1.グループ討議(15:50-17:30)
 参加者をグループ分け後、講師または主催側(ファシリテーター)が提案する議題(各回のテーマ)について、グループ内で討議を行っていただきます。

2.発表・議論(17:30-18:30)
 グループ討議後、議題についてグループ毎に代表者が発表を行い、発表後、ファシリテーターおよび講師等から発表内容について議論のまとめを行っていただきます。
※グループ討論会の進行スケジュールは当日の議論の推移によって、時間が多少、前後する場合がございますので予めご了解くださいませ。
※グループ発表後、公式スケジュールは終了といたします。

【第6回 技術・ビジネスの目利きとオープンイノベーション/10月18日(金)】
★コーポレート研究所と事業部の連携と仕組みづくり

第1部 技術・ビジネスの目利きとオープンイノベーション(仮題)

【13:00-14:15】

講師:日華化学(株) 取締役 執行役員 CTO  化学品部門 界面科学研究所長 稲継 崇宏 氏


【講演主旨】
※現在講師の先生に最新のご講演主旨をご考案いただいております。完成次第、本ページを更新いたします。

第2部 技術・ビジネスの目利き力とオープンイノベーション
★目利き力の縦糸を、オープンイノベーションの横糸で繋ぎ、社会課題解決の共創を


【14:25-15:40】
講師:積水化学工業(株) コーポレート 新事業開発部 部長 吉岡 忠彦 氏

【ご経歴】 
大阪大学基礎工学部化学工学科卒。
積水化学工業入社後、機能性フィルムの開発、技術サービスを国内外で担当(内、米国駐在5年)
自動車関連材料のマーケティンググループ長、自動車関連材料企画室長などを歴任。
2012年 インドでの樹脂成型事業合弁会社取締役、CEO
2016年 高機能プラスチックスカンパニー 開発研究所 開発企画部長兼開発管理部長として水無瀬イノベーションセンターの立上げ。
2020年より現職。
情報経営イノベーション専門職大学 客員教授

【講演主旨】
 良いものを作れば売れる時代は過去となり、イノベーションを起こし続ける事が企業の持続的成長には不可欠となった。特にCOVID、戦争等で不確実性が加速する中、開発責任者やリーダーは、技術や事業の将来を見通しながら、日々の意思決定を迫られている。そこに必要な能力は、ズバリ「目利き力」であり、この能力を鍛えることがリーダーの必須条件と言えよう。本セミナーでは、目利き力とは何か、どうすれば鍛えられるのか、組織的に目利き力を高めるには何をすべきか、更には、異なる観点を持つ他者とのオープンイノベーションの重要性等の観点から議論を進め、イノベーションへの示唆とする。参加者と共に考え、次の行動につながる知恵を共有したい。


【受講生に問いたい・考えてほしい課題】
自身や自組織の課題を1つでも発見し、解決への行動を起こして欲しい。

第3部 グループ討論会およびグループ発表会
【15:50-18:30】
1.グループ討議(15:50-17:30)
 参加者をグループ分け後、講師または主催側(ファシリテーター)が提案する議題(各回のテーマ)について、グループ内で討議を行っていただきます。

2.発表・議論(17:30-18:30)
 グループ討議後、議題についてグループ毎に代表者が発表を行い、発表後、ファシリテーターおよび講師等から発表内容について議論のまとめを行っていただきます。
※グループ討論会の進行スケジュールは当日の議論の推移によって、時間が多少、前後する場合がございますので予めご了解くださいませ。
※グループ発表後、公式スケジュールは終了といたします。


※以下、4月19日(金)の第1回目の本講座の全体スケジュールとなります。

【第1講】 第1部 グローバルでのイノベーター人材教育の流れと3M社の新製品開発手法とイノベーションを支える仕組み (仮題)

【時間】 13:00-14:15

【講師】元スリーエムジャパン (株)AndTech 顧問 兼 経営アドバイザー 古藤 健二郎 氏

【講演主旨】

※現在講師の先生に最新のご講演主旨をご考案いただいております。完成次第、本ページを更新いたします。

 イノベーションについては、グローバル企業が優位に立ち、現在は日本企業を凌駕している。   
 グローバル企業がどのようにイノベーションを起こす活動に取り組んでいるかを理解することが重要である。  
 その仕組みを理解し、活用することでイノベーションの発現につながればと願う。  
 ケーススタディーとして3M社のイノベーションを起こすための仕組みや文化についても紹介する。  
 講演では、企業文化とそれを支える仕組みに触れ、また新規プロジェクトの進捗管理についての仕組みと新規ビジネスを探すためのツールについても実施例をもとに、企画・R&D向けにわかりやすく説明する。



【プログラム】

(株)AndTech 顧問 古藤様に「グローバルでのイノベーター人材教育の流れと3M社の新製品開発手法とイノベーションを支える仕組み (仮題)」についてご発表いただきます。



【第2講】 第2部 成功するために考えるべきテーマ選定とプロジェクトテーマ推進のカギ

【時間】 14:25-15:40

【講師】三菱ガス化学株式会社 光学材料事業部 開発営業部長 加藤 宣之 氏

【講演主旨】

 研究者自らが発明した研究開発テーマは、プロジェクト化する事で事業となり、製品化する事で研究者は顧客・社会との関わりを数多く持つ機会を得て、会社貢献と併せ、自分自身の成長につながるプロジェクト(冒険)を体験する事ができるものです。
 プロジェクトを多く経験する事で、研究開発者はより多くの人との関わりを持ち、自分が本当にやりたいことを理解して、さらに新しい夢を持つことができます。それが研究開発テーマを持ち、推進する事で得られる研究者としての財産となります。
 実際、成功した研究成果は社会貢献へと繋がり、多くの人々からの賞賛を得られ、さらには環境問題や社会問題に対する解決策を提供する可能性も持っています。
 しかし、そうそう上手く行くことは稀です。多くの研究開発テーマとプロジェクト自体、思った通りにならないことが多く、プロジェクトリーダーとなった場合は「失敗は成功の母」とどうお付き合いしていくかが、プロジェクトを成功へと導くカギとなります。
 今回、私自身の実体験(失敗と成功)を交えながら、それを通じて自分自身が何を学び、どう感じて、リーダーとしての自覚を得て、夢の実現につなげていったかを話します。そのうえで「成功するために考えるべきテーマ選定とプロジェクトテーマ推進のカギ」とは何か?について皆さんと共に考えて行きたいと思います。


【プログラム】

三菱ガス化学(株)の加藤様に「成功するために考えるべきテーマ選定とプロジェクトテーマ推進のカギ」についてご発表いただきます。

【第3講】 グループ討論会およびグループ発表会

【時間】 15:50-18:30

【講師】公益社団法人 高分子学会 高分子同友会 氏

【講演主旨】

1.グループ討議(15:50-17:30)
 参加者をグループ分け後、講師または主催側(ファシリテーター)が提案する議題(各回のテーマ)について、グループ内で討議を行っていただきます。

2.発表・議論(17:30-18:30)
 グループ討議後、議題についてグループ毎に代表者が発表を行い、発表後、ファシリテーターおよび講師等から発表内容について議論のまとめを行っていただきます。
※グループ討論会の進行スケジュールは当日の議論の推移によって、時間が多少、前後する場合がございますので予めご了解くださいませ。
※グループ発表後、公式スケジュールは終了といたします。



【プログラム】

グループ討論会およびグループ発表会


アクセスマップ

◆都営浅草線 東日本橋駅 浅草橋・押上方面よりB3出口徒歩4分
             人形町・日本橋方面よりB4出口徒歩4分
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