【2025年度】『次世代イノベーター育成講座』(高分子学会員外)
~技術革新から新たな価値を創造するビジネスプロデューサーを目指して~
- 第1部 株式会社たすきづな 代表取締役 柳原直人 氏
- 第2部 株式会社カネカ Material Solutions New Research Engine 所長 小澤 伸二 氏
- 第3部 公益社団法人 高分子学会 高分子同友会 氏
【高分子学会員】一名につき 319,000円(消費税・テキスト代込)
【高分子学会員】同一法人2名目以降は一名につき 275,000円(消費税・テキスト代込)
【2024年度以前の同講座に参加された継続参加希望者】一名につき 220,000円(消費税・テキスト代込)
※上記価格は全6回分の費用となります。単回での個別のご案内は行っておりません
※事前にご連絡いただければ、参加申込者がやむを得ぬ理由でご出席できない場合は同一法人内の代理出席者も承ります
※【受講票・請求書】の自動発行システムによりAndTechを支払先とする①請求書(AndTech)が自動発行されますが、当講座は高分子学会主催講座であるため、お申し込みを確認後、高分子学会を支払先とする②請求書(高分子学会)を事務局より発行後、PDFにて②請求書を発送させていただきます。①請求書(AndTech)はご利用されないようにご注意ください。
※申込後、主催側に会員資格の有無を確認後、請求書を送付させていただきます。
※【2024年度以前の同講座に参加された継続参加希望者】はこちらからはお申込みいただけないので事務局にお問合せください。
●定員:25名
●全体スケジュール
13:00-14:15 第1部 講義
14:25-15:40 第2部 講義
15:50-17:30 グループ討論(6~7名位のグループ分けを予定)
17:30-18:30 グループ討議発表
●講師名
(元富士フイルム(株) Director Senior Vice President)
(元スリーエムジャパンヘルスケアカンパニー(株) 代表取締役、元スリーエムジャパン(株) カスタマーテクニカルセンター長)
【第三回 6月13日(金)】
【第五回 9月11日(木)】
【第六回 10月10日(金)】
【開講にあたって】
研究開発により、新しい技術を生み出したとしてもそれだけでは新たな事業を成功させ、世の中に新しい価値を提供しイノベーションを起こすには至りません。新たな技術を如何に新たな価値に変え、社会を変革(イノベーション)していくか。それには技術、人、市場、知財、など新事業に関わるあらゆるモノ・コト、ソトとウチを、分野を超えてプロデュースする人材、即ちビジネスプロデューサーが求められるのです。本講座はそのようなビジネスプロデューサーとしての思考を身に付けることを目的としています。
講師陣には企業で実際に新規事業立ち上げや製品開発を指揮してきたトップマネージャ達を迎え、受講者と共に実践的な議論を行うことを企図しています。
本講座は高分子学会 高分子同友会が主催し、次世代ビジネスプロデューサー育成が広く我が国のモノづくり産業振興に寄与するものと考え、人材育成を図るための公益事業として実施致します。
【全体スケジュール】
13:00-14:15 第1部 講義
14:25-15:40 第2部 講義
15:50-17:30 グループ討論(6~7名位のグループ分けを予定)
17:30-18:30 グループ討議発表
第1回 4月11日(金): 研究・事業プロジェクトの立上げまでの仕掛けづくり
★新規事業vs新規製品、妄想vs構想 これらの共通点と相違点とは?
★課題のボトルネックを探す作業、自社アセットのたな卸し、オープン/クローズ戦略と無形資産とは?
第1部 本質的な技術価値追及による新市場開拓と新規事業創出の現場づくり~富士フイルムの例を参考に~
【13:00-14:15】
講師:(株)たすきずな 代表取締役 柳原 直人 氏
(元富士フイルム(株) Director Senior Vice President)
【ご経歴】
1986年 京都大学大学院工学研究科前期課程修了
同年 富士写真フイルム株式会社入社
2012年 R&D統括本部 有機合成化学研究所長
2014年 富士フイルム株式会社 執行役員就任、R&D統括本部長
2019年 富士フイルム株式会社 取締役常務執行役員
2024年 富士フイルム株式会社 取締役常務執行役員を退任後、退職
同年 株式会社たすきづなを設立
現在に至る
【キーワード】
着眼大局着手小局、オーナーシップ、オープンイノベーション 、技術たな卸し
【講演主旨】
デジタル化の普及とともに富士フイルムは屋台骨とする写真事業を急速に失ったが、第二の創業を掲げて新規事業の開拓を進めてきた。本講では早期事業創出に有効とされるM&Aを前提としない自社アセットの価値を最大化する仕掛けづくりを取り上げる。 研究者はとかく自分のドメインを決めて活動範囲を狭くする傾向があるが、新規事業を創出するためにはオーナーシップを持って大きな構想を描くこと、その上で小さな成功例を早く産み出すことが重要である。その手法や推進体制について実例を交えて解説する。
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★研究開発プロジェクトを立上げるために、我々は何を考え、何をすべきか!?
第2部 研究開発プロジェクトを立上げるために必要なこと ~カガクでネガイをカナエルために~
【14:25-15:40】
講師:(株)カネカ Material Solutions New Research Engine 所長 小澤 伸二 氏
【ご経歴】
1994年 京都大学大学院工学研究科分子工学専攻博士課程修了
株式会社カネカ 入社 (旧社名:鐘淵化学工業株式会社)
主に研究テーマ企画に従事
2013年 先端材料開発研究所 研究テーマ企画室長
2017年 Material Solutions Research Institute 基盤技術協働研究所長
大阪大学大学院工学研究科 特任教授(2017年~ )
2020年 Material Solutions New Research Engine Fundamental Technology Groupリーダー 兼 基盤技術協働研究所長
2021年 Material Solutions New Research Engine Planning Teamリーダー
2022年 Material Solutions New Research Engine 所長
現在に至る
【講演主旨】
研究開発プロジェクトの立上げは新製品開発や新規事業創出の出発点であり、プロジェクト期間を通して最も重要な部分の1つである。最初の一歩を間違えるとプロジェクト進行中に変更(中止)することは容易ではなく、変更(中止)できても時間的・費用的なロスが大きくなる。研究開発プロジェクトを立上げるために必要なことは外部環境や内部環境によって異なるが、カネカで経験してきた事例を紹介しながら、何が必要で、なぜ必要か、どうしたらいいか、を考えていく。また『イノベーションとは何か』について受講生とともに考える。
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第3部 グループ討論会およびグループ発表会
【15:50-17:30】
1.グループ討議(15:50-17:30)
参加者をグループ分け後、講師または主催側(ファシリテーター)が提案する議題(各回のテーマ)について、グループ内で討議を行っていただきます。
第2回 5月9日(金): プロジェクトテーマ選定と推進
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★定性的なものを、いかに定量化していくか?
第1部:プロジェクトテーマと推進
【13:00-14:15】
講師:デクセリアルズ(株) コーポレートR&D本部 開発戦略企画部 統括部長 田中 芳人 氏
【講演主旨】
商品開発、研究開発を行ってきた技術者側が新規ビジネス創出を考える時に、“これが作れればビジネスになるだろう”という開発テーマを考える。その場合、何があれば達成できるのか、何が抜けてしまいがちかについて紹介する。
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★イノベーションとは何か? グローバル企業の新製品管理手法(フレームワーク)を学ぶ!
第2部:グローバルでのイノベーションの潮流と3M社の新製品開発の考え方とイノベーションを支える仕組み
【14:25-15:40】
講師:(株)AndTech 顧問 古藤 健二郎 氏
(元スリーエムジャパンヘルスケアカンパニー(株) 代表取締役 元スリーエムジャパン(株) カスタマーテクニカルセンター長)
【ご経歴】
1970年 3月 早稲田大学卒業
1970年 4月 住友スリーエム(株) 入社
1990年 4月 在庫管理部門、製造計画部門に従事後、生活用品機能材事業部マーケッティング部長
1995年 4月 生活用品機能材事業部長:顧客志向のビジネスモデルを構築、紙おむつテープ事業で、コスト・品質を追求しマーケットシェア100%を達成
1997年 4月 ヘルスケア部門に異動し、医療用製品事業部長
2005年 4月 スリーエムヘルスケア(株) 代表取締役:病院向けビジネスモデルを構築
2008年 4月 住友スリーエムカスタマーテクニカルセンター長:3M技術や企業文化の紹介を行い、3M社のイノベーションの仕組みを世に紹介
2015年 3月 住友スリーエム(株) 退職
2017年 7月 (株)AndTech 顧問 兼 経営アドバイザーに就任
現在に至る
【講演主旨】
イノベーションとは、発明やブレークスルーアイデアを指すのではない。スリーエム社では、イノベーションを“新製品を出すこと”と定義している。二桁を超える企業成長のためには、既存事業の拡大だけでは成し遂げることができないため、新製品の発売が必須となり、それを成長の柱とすることが要求される。そのためにスリーエム社では、売り上げに占める、過去4年間に発売開始された新製品比率が40%以上と数値化され、事業部の経営指標として採用されている。イノベーションは、開発部門だけの責任ではなく、事業部門の最終ゴールと位置づけられ、事業部門長がその責を負うことになる。
講演では、スリーエム社のイノベーションを起こすための仕組みや文化についても詳説し、プロジェクトの進捗管理についての仕組みと新規ビジネスを探すためのフレームワークについても実施例をもとに、企画部門・開発者向けにわかりやすく説明する。
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第3部 グループ討論会およびグループ発表会
【15:50-17:30】
第3回 6月13日(金): 製品化・事業化への道筋
★事業化のための勘所を理解して研究開発を製品化・商品化して世の中に役立てよう!
第1部 より良い未来社会を創るための製品化・事業化への道筋
~仕組みの設計、推進する人・組織、イノベーターの特性、実践プロセス~
【13:00-14:15】
講師:メルクエレクトロニクス(株) エレクトロニクス 薄膜ソリューションズ SOD開発部 部長 宗像 基浩 氏
【ご経歴】
1994年3月 京都大学大学院工学研究科石油化学専攻(現 物質エネルギー化学専攻)修士課程修了
1994年4月 三菱化成(株)(現 三菱化学(株))に入社後、ポリエステル樹脂の開発に従事。
2008年4月 米国の関係会社勤務を経て、開発グループマネジャー
2010年5月 三菱樹脂(株)に出向し、研究開発の企画・管理を担当
2012年4月 新規事業部門の企画管理グループマネジャーその後、研究開発戦略および次世代事業企画のグループマネジャーを経て
2016年12月 情電・デイスプレイ部門 ポリエステルフィルム開発センター長
2020年4月 三菱ケミカル(株) 大阪研究所長
2023年6月 三菱ケミカル(株) 退職
2023年7月 メルクエレクトロニクス株式会社 入社 現職
【著書】
江戸時代のハイテクイノベーター(共著)
【講演主旨】
企業における研究開発は世の中に必要かつ適切なソリューションを提供してより良い未来社会を創るためにあると考えています。その活動が事業化と言えますが、その事業から収益を得て事業を維持成長させて、繰り返し世の中にソリューションを提供することが大切です。そこで、事業化のための重要なポイントである「マーケティングと商品設計の関係」や「研究開発テーマと製品化ロードマップ」、「テーマ推進の観点でのステージゲートの設計」といった仕組みの話と、それを推進する人や組織、さらにはイノベーターの特性について、演者の30年にわたる経験を元に話をします。実践できる内容を織り込みますので、是非、皆さんもトライして事業化を推進してほしいと思います。
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★「失敗は成功の母」とどう向き合うか?
第2部 成功するために考えるべき製品化・事業化への道筋
【14:25-15:40】
講師:三菱ガス化学(株)開発営業部 部長 博士 (工学) 加藤 宣之 氏
【ご経歴】
1998年 3月31日 京都大学 工学部 工業化学科卒業
2000年 3月31日 京都大学大学院 工学研究科修士課程修了
2000年 4月1日 三菱ガス化学株式会社入社 総合研究所配属
2005年 4月1日 同 東京研究所
2018年 10月1日 同 機能化学品カンパニー 企画開発部
2019年 4月1日 同 機能製品グループ 光学材料事業部 開発営業部部長
至 現在
【受賞歴】
市村産業賞 本賞
日本化学会 化学技術賞
日化協技術賞 総合賞
【講演主旨】
皆の生活で実際に使われる物になる、いわゆる社会実装は、技術開発の成果を実際に役立てるという非常に重要なことです。これにより技術が社会問題の解決に貢献し、持続可能な発展を促進することにもなります。私はこれまで三菱ガス化学で透明ポリマーの開発に携わってきました。開発初期のプロジェクトは全く上手くいかなかったのですが、それら失敗続きの、社会実装されなかった技術開発が、実は様々な技術、知識の蓄積となり、それらが新たな課題を解決することに繋がっていきました。そのポリマー技術開発と社会実装の具体例について紹介し、その時に考えたこと、やったこともお話したいと思います。
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第3部 グループ討論会およびグループ発表会
【15:50-17:30】
第4回 7月18日(金): 事業拡大と経営戦略との連携
★事業環境の変化や、技術開発の成功確率など不確実性の高い状況を如何にマネージメントするか?
第1部 事業マネジメントと市場開拓~研究開発の立場から見た事業マネージメントと技術マネージメント~
【13:00-14:15】
講師: AGC(株) 技術本部 先端基盤研究所 所長 神谷 浩樹 氏
【ご経歴】
1986年 名古屋大学合成化学科修士課程修了
同 旭硝子(株)入社 中央研究所(当時、研究開発部)配属
一貫して含フッ素高分子材料開発に従事
2007年 化学品カンパニー 開発部長
2012年 AGC Chemicals Americas Inc. President & CEO
2018年 技術本部企画部長
2020年 執行役員 技術本部 先端基盤研究所長
現在にいたる
【講演主旨】
AGCにおける両利きの経営、すなわちコア事業の成長と新規事業創出の両立に貢献する技術マネージメントの現状を紹介しつつ、課題と対応方法の考え方を受講者と議論したい。事業のフェーズによるマネージメントの考え方、技術開発の考え方の違いはどこか。市場開拓と事業成長、新事業創出の関係についても言及する。また、技術が良ければ事業として成功するとは限らない。このように事業の成功の道筋に正解はない中で、如何に成功確率を高めるのかを考えてみたい。
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★企業のR&D部門に属する研究員は自分の業務をどこまでと捉えて、どう活動すべきか?
第2部 企業におけるR&D部門に求められる役割
【14:25-15:40】
講師: 一般財団法人バイオインダストリー協会 企画部 部長 博士(農学) 小泉 英樹 氏
【ご経歴】
1999年3月 京都大学大学院理学研究科化学専攻 修士課程修了
1999年4月 キリンビール(株)基盤技術研究所入社
2020年4月 キリンホールディングス(株)経営企画部健康事業推進室主幹
2021年10月 キリンホールディングス(株) R&D本部 研究開発推進部 主幹
2024年4月 一般財団法人バイオインダストリー協会に出向
【講演主旨】
企業における研究開発活動の目的は、研究開発に資源を投資することにより、新たなビジネスチャンスを生み出す機会を得て、競争力を獲得することです。つまり経営から見たR&D組織の存在意義は「企業が投資した金額に見合うリターンをいつの日か得られる事」に尽きます。この極めて当たり前のことを当たり前と捉える事の大切さを再認識し、日々の活動に活かしていただけるような内容を、自らの経験を交えてお話させていただければと思います。
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第3部 グループ討論会およびグループ発表会
【15:50-17:30】
1.グループ討議(15:50-17:30)
参加者をグループ分け後、講師または主催側(ファシリテーター)が提案する議題(各回のテーマ)について、グループ内で討議を行っていただきます。
2.発表・議論(17:30-18:30)
グループ討議後、議題についてグループ毎に代表者が発表を行い、発表後、ファシリテーターおよび講師等から発表内容について議論のまとめを行っていただきます。
※グループ討論会の進行スケジュールは当日の議論の推移によって、時間が多少、前後する場合がございますので予めご了解くださいませ。
第5回 9月11日(木): イノベーションとプロジェクトマネジメント
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★社会にはまだなかった働き方改革含め、中堅化学メーカーとして実践してきた生の事例をご紹介!
第1部 イノベーションとプロジェクトマネジメント
【13:00-14:15】
講師:日華化学(株) 取締役 執行役員 CTO 化学品部門 界面科学研究所長 稲継 崇宏 氏
【ご経歴】
1997年 日華化学入社、約6年間、研究所の新規分野(樹脂・特殊塗料開発)に従事
2003年 外資との合弁(ローディア日華/ソルベイ日華)に出向。欧米外資流の応用開発~事業開拓手法、技術マネジメントを約10年間経験。2007年社内賞、2010年JEC Innovation Award他。
2012年 日華化学に研究部長として復帰(合弁の取締役は以後継続)、特殊化学品本部 副本部長(研究開発担当)兼 事業企画室室長
2017年 執行役員、界面科学研究所長
2019年 取締役執行役員 CTO
【講演主旨】
一般的に企業の平均寿命は30年程度と言われている通り、企業の永続性を担保する上で新事業創出に取り組むことは過去から変わらない重要な経営課題となっている。一方、会社の規模を問わず、失敗の法則は見えるものの、各社における成功事例の再現性が低く、テーマ選定・推進において属人的な点が悩みの種となっている。中堅企業として既存対応に追われ、新規への取組み機運が中々高まらない中、どの様なコンセプトで2017年にイノベーションセンターを作り、個人・組織両面での目利き力強化やイノベーション創発に向けた挑戦を行っているのかを中堅企業の視点から紹介し、多面的な切り口からイノベーションに直結したプロジェクトマネジメントを考える端緒としたい。
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★ネットワーキングから始めるイノベーションとは?
第2部 マインドセットを変えることで真のイノベーションが始まる
【14:25-15:40】
講師:(株)クラレ イノベーションネットワーキングセンター長 中野 一郎 氏
【ご経歴】
1988年 ㈱クラレ入社
2009年 同エバール事業部フィルム販売部長
2015年 同ポバール事業部副本部長
2018年 同経営企画室マーケティンググループ長
2022年 同イノベーションネットワーキングセンター長
【講演主旨】
1.戦後復興時のチャレンジ風土と今必要なチャレンジ風土の違いとは?
当社を一例にオペレーションモデルを紹介します!
2.岩盤層を打ち壊せ!
失われた30年を取り戻すべく、チーム日本が世界でサバイブすべく提案を検討中!
【聴き所】
人は幸せになりたい。でも幸せの定義が人によって異なる、または年を追うごとにその定義は正義からダークサイドへ行ってしまうこともある。
【当テーマで受講生に問いたい・考えて欲しい課題】
現在抱えている課題とチャレンジについて、当日教えてもらえませんでしょうか?
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第3部 グループ討論会およびグループ発表会
【15:50-17:30】
1.グループ討議(15:50-17:30)
参加者をグループ分け後、講師または主催側(ファシリテーター)が提案する議題(各回のテーマ)について、グループ内で討議を行っていただきます。
2.発表・議論(17:30-18:30)
グループ討議後、議題についてグループ毎に代表者が発表を行い、発表後、ファシリテーターおよび講師等から発表内容について議論のまとめを行っていただきます。
※グループ討論会の進行スケジュールは当日の議論の推移によって、時間が多少、前後する場合がございますので予めご了解くださいませ。
第6回 10月10日(金): 技術・ビジネスの目利きとオープンイノベーション
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★具体的なオープンイノベーション事例をや実際に行っている各プロジェクトのマネジメントについて解説!
第1部 技術・ビジネスの目利き力とオープンイノベーション
【13:00-14:15】
講師:住友化学(株) 経営企画室・研究企画統括 岡本 敏 氏
【ご経歴】
1995年6月 東京工業大学 博士課程 高分子工学専攻修了
1995年9月~ ポリテクニック工科大学(現NYU)(ニューヨーク)博士研究員
1996年4月~ 住友化学工業(株)入社 精密化学研究所に配属
2001年10月~ 住友化学(株) 情電研 主任研究員
2007年4月~ 住友化学(株) 情電研 上席研究員・スーパーエンプラグループ・グループマネージャー
2013年1月~ 住友化学(株) 情電研 上席研究員・新規テーマ探索グループ・グループマネージャー
2013年4月~ 先端材料開発研究所・新規テーマ探索グループを兼務
2017年4月~ 住友化学(株) 技術・研究企画部(東京本社)担当部長(オープンイノベーションを担当)
2022年4月~ 住友化学(株) 経営企画室(東京本社)特命事項統括
2023年2月~ 住友化学(株) 経営企画室(東京本社)研究企画統括
2024年7月~ 住友化学(株) 技術・研究企画部(東京本社)研究企画統括
現在に至る
【講演主旨】
近年オープンイノベーションが盛んに行われてきている背景には、①技術革新のスピードが速く、製品の技術が陳腐化しやすい ②顧客や市場ニーズの変化が激しい、③コモディティ化しやすい ④業界が過当競争に陥っている などの理由によりプロダクトライフサイクルの短期化が起こっていることがあります。当社はオープンイノベーションを勃興するスタートアップ企業をホライズン・スキャニングに捉え、グローバルの地域で能動的に協業することで、事業創出に必要なアセット・ケイパビリティの複雑化、求められるスピード感への対応などを目的として、事業部門研究の経験を活かして目利きし、研究開発戦略に埋め込んでいくことを積極的に推進しています。大幅な開発コストがかかるディープテックのR&D初期段階における投資の抑制や、開発期間の大幅な短縮、専門家・専門知識の有効活用などを実現している、具体的な協業事例を、現場目線でご紹介します。
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★目利き力の縦糸を、オープンイノベーションの横糸で繋ぎ、社会課題解決の共創を!
第2部 技術・ビジネスの目利き力とオープンイノベーション
【14:25-15:40】
講師:積水化学工業(株) コーポレート 新事業開発部 部長 吉岡 忠彦 氏
【ご経歴】
大阪大学基礎工学部化学工学科卒。
積水化学工業入社後、機能性フィルムの開発、技術サービスを国内外で担当(内、米国駐在5年)
自動車関連材料のマーケティンググループ長、自動車関連材料企画室長などを歴任。
2012年 インドでの樹脂成型事業合弁会社取締役、CEO
2016年 高機能プラスチックスカンパニー 開発研究所 開発企画部長兼開発管理部長として水無瀬イノベーションセンターの立上げ。
2020年より現職。
2021年 イノベーション推進グループ(C.O.B.U.)立上げ。
情報経営イノベーション専門職大学 客員教授
【講演主旨】
良いものを作れば売れる時代は過去となり、イノベーションを起こし続ける事が企業の持続的成長には不可欠となった。特にCOVID、戦争等で不確実性が加速する中、開発責任者やリーダーは、技術や事業の将来を見通しながら、日々の意思決定を迫られている。そこに必要な能力は、ズバリ「目利き力」であり、この能力を鍛えることがリーダーの必須条件と言えよう。本セミナーでは、目利き力とは何か、どうすれば鍛えられるのか、組織的に目利き力を高めるには何をすべきか、更には、異なる観点を持つ他者とのオープンイノベーションの重要性等の観点から議論を進め、イノベーションへの示唆とする。参加者と共に考え、次の行動につながる知恵を共有したい。大幅な開発コストがかかるディープテックのR&D初期段階における投資の抑制や、開発期間の大幅な短縮、専門家・専門知識の有効活用などを実現している、具体的な協業事例を幾つか紹介しながら、実際に行っている各プロジェクトのマネジメントについても説明します。
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第3部 グループ討論会およびグループ発表会
【15:50-17:30】
1.グループ討議(15:50-17:30)
参加者をグループ分け後、講師または主催側(ファシリテーター)が提案する議題(各回のテーマ)について、グループ内で討議を行っていただきます。
2.発表・議論(17:30-18:30)
グループ討議後、議題についてグループ毎に代表者が発表を行い、発表後、ファシリテーターおよび講師等から発表内容について議論のまとめを行っていただきます。
※グループ討論会の進行スケジュールは当日の議論の推移によって、時間が多少、前後する場合がございますので予めご了解くださいませ。
【第1講】 第1部 研究・事業プロジェクトの立上から事業化までの仕掛けづくり
【時間】 13:00-14:15
【講師】株式会社たすきづな 代表取締役 柳原直人 氏
【講演主旨】
デジタル化の普及とともに富士フイルムは屋台骨とする写真事業を急速に失ったが、第二の創業を掲げて新規事業の開拓を進めてきた。本講では早期事業創出に有効とされるM&Aを前提としない自社アセットの価値を最大化する仕掛けづくりを取り上げる。 研究者はとかく自分のドメインを決めて活動範囲を狭くする傾向があるが、新規事業を創出するためにはオーナーシップを持って大きな構想を描くこと、その上で小さな成功例を早く産み出すことが重要である。その手法や推進体制について実例を交えて解説する。
【キーワード】
着眼大局着手小局、オーナーシップ、オープンイノベーション 、技術たな卸し
【プログラム】
・新規事業vs新規製品、妄想vs構想 これらの共通点と相違点
・課題のボトルネックを探すという作業
・自社アセットのたな卸し
・オープン/クローズ戦略と無形資産
【第2講】 第2部 研究開発プロジェクトを立上げるために必要なこと ~カガクでネガイをカナエルために~
【時間】 14:25-15:40
【講師】株式会社カネカ Material Solutions New Research Engine 所長 小澤 伸二 氏
【講演主旨】
研究開発プロジェクトの立上げは新製品開発や新規事業創出の出発点であり、プロジェクト期間を通して最も重要な部分の1つである。最初の一歩を間違えるとプロジェクト進行中に変更(中止)することは容易ではなく、変更(中止)できても時間的・費用的なロスが大きくなる。研究開発プロジェクトを立上げるために必要なことは外部環境や内部環境によって異なるが、カネカで経験してきた事例を紹介しながら、何が必要で、なぜ必要か、どうしたらいいか、を考えていく。また『イノベーションとは何か』について受講生とともに考える。
【プログラム】
あなたが考える『イノベーション』とは?
【第3講】 グループ討論会およびグループ発表会
【時間】 15:50-18:30
【講師】公益社団法人 高分子学会 高分子同友会 氏
【講演主旨】
1.グループ討議(15:50-17:30)
参加者をグループ分け後、講師または主催側(ファシリテーター)が提案する議題(各回のテーマ)について、グループ内で討議を行っていただきます。
2.発表・議論(17:30-18:30)
グループ討議後、議題についてグループ毎に代表者が発表を行い、発表後、ファシリテーターおよび講師等から発表内容について議論のまとめを行っていただきます。
※グループ討論会の進行スケジュールは当日の議論の推移によって、時間が多少、前後する場合がございますので予めご了解くださいませ。
※グループ発表後、公式スケジュールは終了といたします。
【プログラム】
アクセスマップ
人形町・日本橋方面よりB4出口徒歩4分
◆都営新宿線 馬喰横山駅 地下通路経由B4出口徒歩5分
◆JR総武快速線 馬喰町駅 東口改札経由地下歩道C1出口徒歩6分
◆JR総武線 浅草橋駅 東口徒歩7分