培養肉の社会実装に向けた細胞性食肉製造技術の最新動向
★2025年4月24日WEBでオンライン開講。株式会社矢野経済研究所 廣瀬 愛 氏、インテグリカルチャー株式会社 川島 一公 氏、石川県立大学 古澤 和也 氏の3名が培養肉の社会実装に向けた細胞性食肉製造技術の最新動向について解説する講座です。
■注目ポイント
★代替タンパク質に関するフードテックの最新事例等を紹介!
★細胞性食肉の技術的課題、最新の研究開発成果、安全性の確保について進めている成果について紹介!
★食肉の食感を定量的に評価するための基礎知識や実際の細胞性食肉の物性結果、食肉の食感を再現するための今後の課題について解説!
- 第1部 株式会社 矢野経済研究所 フード&ライフサイエンスユニット アグリ・食糧グループ 上級研究員 廣瀬 愛 氏
- 第2部 インテグリカルチャー株式会社 取締役 CTO/COO 川島 一公 氏
- 第3部 石川県立大学 生物資源環境学部 食品科学科 古澤 和也 氏
【1名の場合】49,500円(税込、テキスト費用を含む)
2名以上は一人につき、16,500円が加算されます。
定員:30名
※ お申し込み後、受講票と請求書のURLが自動で返信されます。基本的にはこちらで受付完了です。開催前日16:00までに再度最終のご連絡をいたしますので、しばらくお待ちください。請求書と受講票は郵送ではないため必ずダウンロードください。また、同時に送られるWEBセミナー利用規約・マニュアルを必ずご確認ください。
※ セミナー前日夕方16:00までにWEB会議のURLについては、別途メールでご案内いたします。事前の配布資料につきましては紙テキストで郵送にてお送りいたします。
※ 請求書の宛名の「株式会社」や「(株)」の「会社名の表記」は、お客様の入力通りになりますので、ご希望の表記で入力をお願いします。
※ お支払いは銀行振込、クレジット決済も可能です。銀行振込でお支払いの場合、開催月の翌月末までにお支払いください。お支払いの際は、社名の前に請求書番号をご入力ください。
※ 領収書のご要望があれば、お申込み時、領収書要にチェックを入れてください。
※ 2名以上でお申し込みをされた場合は、受講票と請求書を代表者様にご連絡します。
※ 当講座では、同一部署の申込者様からのご紹介があれば、何名でもお1人につき16,500円で追加申し込みいただけます (申込者様は正規料金、お2人目以降は16,500円となります)。追加の際は、申し込まれる方が追加の方を取りまとめいただくか、申込時期が異なる場合は紹介者様のお名前を備考欄にお書きくださいますようお願いいたします。
※ なお、ご参加手続きの際、自宅住所やフリーアドレス、個人携帯番号のみで登録された場合は、ご所属確認をさせいただくことがございます。
セミナーに関するQ&Aはこちら(※キャンセル規定は必ずご確認ください)
【第1講】 フードテックで実現する持続可能な食の未来
【時間】 13:00-14:00
【講師】株式会社 矢野経済研究所 フード&ライフサイエンスユニット アグリ・食糧グループ 上級研究員 廣瀬 愛 氏
【講演主旨】
【プログラム】
【第2講】 細胞性食肉製造に向けた培養技術と安全性への取り組み
【時間】 14:15-15:30
【講師】インテグリカルチャー株式会社 取締役 CTO/COO 川島 一公 氏
【講演主旨】
「細胞性食肉」は、持続可能な未来の食品として注目されています。私たちは、ニワトリやアヒルなどの家禽類から細胞を採取し、動物細胞の培養技術を活用することで、肉を構成する細胞を生産する技術開発に取り組んでいます。この講演では、細胞性食肉の技術的課題、最新の研究開発成果、そして安全性の確保について現在進めている成果についてお話しします。
【プログラム】
1.細胞性食肉
1.1 細胞性食肉の製造について
1.2 培養技術について
1.3 体内環境に近い環境を維持するために必要なもの
1.4 栄養成分について ―全原料を食品化―
1.5 血液成分について ―臓器間相互作用を活用した技術―
1.6 培養装置の課題と今後の進め方
2.食品としての安全性の確認と社会受容に向けた取組み
2.1 食品としての安全性の確認
2.2 社会受容に向けた取組み
【質疑応答】
【キーワード】
培養肉、細胞性食品、培養、食品、肉
【習得できる知識】
・細胞培養肉に関する知識
・動物細胞の生産に係る知見
【第3講】 食肉の食感を再現した細胞性食肉製造技術の開発
【時間】 15:45-17:00
【講師】石川県立大学 生物資源環境学部 食品科学科 古澤 和也 氏
【講演主旨】
細胞性食肉が社会に受け入れられるためには、何よりも食肉としておいしいと感じてもらえるような食べ物である必要があります。食べ物のおいしさのうち硬い、やわらかい、粘っこい、さらさらしているなどの言葉で言い表される物理的な味は食感としてよく知られています。よりおいしい細胞性食肉を実現するためには、食肉の食感を再現する必要があります。この講演では食肉の食感を定量的に評価するための基本的な知識について知ることができます。また、実際の細胞性食肉の物性を調べた結果や、食肉の食感を再現するための今後の課題についても言及します。
【プログラム】
1.食品の食感の評価法
2.粘弾性
3.簡単な粘弾性模型
4.食肉の食感を再現する試み
【まとめ・質疑応答】
【キーワード】
細胞性食肉(培養肉)、食感、粘弾性
【講演のポイント】
・細胞性食肉(培養肉)の食感を定量的に評価するための基本的な知識を学ぶことができます。
・実際の細胞性食肉(培養肉の)粘弾性評価の実例を知ることができます。
・細胞性食肉の食感を実際の食肉に近づけるために今後どのような課題があるのかのヒントが得られます。
【習得できる知識】
・粘弾性特性を調べるためのレオロジーの基礎
・細胞性食肉のような複雑な素材の粘弾性特性の実例とデータの解釈の方法論