食品容器包装向け透明バリアフィルム・環境配慮型バリア材料の最新動向と用途展開
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★透明バリア(蒸着)フィルムを含めた最近のパッケージにおける特徴や機能性について紹介!
★ガスバリア性と優れた生分解性を併せ持つポリグリコール酸の製法と特性、その発現機構について解説!
★各国の規制動向、食品包装用材料への影響、バイオマス、リサイクル、減容化など環境配慮設計への対応について解説!
- 第1部 TOPPAN株式会社 生活・産業事業本部 SX推進センター SXパッケージ開発本部 西日本開発部 部長 吉永 雅信 氏
- 第2部 株式会社クレハ 樹脂加工研究所 所長 鈴木 義紀 氏
- 第3部 東洋紡株式会社 パッケージング開発部 マネージャー 清水 敏之 氏
【1名の場合】44,000円(税込、テキスト費用を含む)
2名以上は一人につき、11,000円が加算されます。
定員:30名
※ お申込み時に送られるWEBセミナー利用規約・マニュアルを必ず、ご確認ください。
※ 銀行振り込みをご選択ください。お支払いは会社のご都合で講座前日に間に合わない場合、開催月翌月末あたりまでお待ち申し上げます。
※ お申し込み後、受講票と請求書が自動で返信されます。請求書記載の銀行口座に沿って、お振り込みをお願いします。また請求書に記載の「株式会社」や「(株)」「会社名」はお客様の記入通りの表記になりますので、ご希望の形式で記載をお願いします。
※ 2名以上でお申し込みをされた場合は、請求書受講票を代表者様にご連絡します
※ 領収書の要望があれば、申込時、備考欄へ記載ください。
※ ご参加手続きの際、自宅住所やフリーアドレス、個人携帯番号のみで登録された場合は、ご所属確認をさせいただくことがございます
※ 当講座では、同一部署、申込者のご紹介があれば、何名でもお1人につき11,000円で追加申し込みいただけます。(申込者は正規料金、お二人目以降は11,000円となります)。追加の際は、申し込まれる方が追加の方を取り纏いただくか、申込時期が異なる場合は紹介者のお名前を備考欄にお書きくださいますよう、お願いいたします。
【第1講】 透明バリアフィルムの最新技術動向と容器包装の事例紹介
【時間】 13:00-14:30
【講師】TOPPAN株式会社 生活・産業事業本部 SX推進センター SXパッケージ開発本部 西日本開発部 部長 吉永 雅信 氏
【講演主旨】
【プログラム】
【第2講】 ポリグリコール酸系樹脂の特性と生分解性バリア材としての応用
【時間】 14:40-15:55
【講師】株式会社クレハ 樹脂加工研究所 所長 鈴木 義紀 氏
【講演主旨】
ポリグリコール酸(PGA)は、最も単純な分子構造を有する脂肪族ポリエステルであり、生分解性樹脂として広く使用されている。その存在は古くから知られていたが、量産化技術に数多くの課題があり、従来は医療用途での小規模生産に留まっていた。(株)クレハでは、PGAが高いガスバリア性や高強度を有することを見出したとともに、世界で初めて工業的な製造方法を確立し、これまでにはない高機能型の生分解性樹脂としてPGA樹脂Kuredux®を開発した。本講演では、Kuredux®の特性とガスバリア材としての応用について、用途例を交えつつ紹介する。
【キーワード】
バイオプラスチック,ポリグリコール酸,生分解性,ガスバリア性,食品包装材料,多層ボトル,多層収縮フィルム,循環型経済
【講演ポイント】
既存樹脂の中でトップクラスのガスバリア性と強度,優れた生分解性を併せ持つポリグリコール酸の製法と特性,その発現機構について解説するとともに,循環型経済の実現に向けたバリア材としての可能性について事例を交えて紹介する。
【習得できる知識】
ポリグリコール酸の合成と性質
ポリグリコール酸の特性発現メカニズム
ポリグリコール酸の特性を活かした用途
食品包装材料の循環型経済への対応
【プログラム】
1.はじめに
2.ポリグリコール酸の原料と製法
3.ポリグリコール酸の特性
3.1 基本特性
3.2 生分解性
3.3 ガスバリア性
3.4 機械特性
3.5 成形加工性
4.ポリグリコール酸の用途例
4.1 共押出多層ボトル
4.2 共押出多層フィルム
4.3 その他
5.ポリグリコール酸の環境適性
6.おわりに
【質疑応答】
【第3講】 バイオマスプラスチックフィルム・環境配慮型包装用フィルムの開発とバリア特性
【時間】 16:05-17:20
【講師】東洋紡株式会社 パッケージング開発部 マネージャー 清水 敏之 氏
【講演主旨】
気候変動対策でプラスチック廃棄物のリサイクルが注目されるなか、長期的な材料移行の過程においてバイオマスプラスチックの果たす役割は重要である。本セミナーにおいては、プラスチックに対する各国の環境規制全般について紹介し、特に食品包装に使用されるフィルムなどで使用されるバイオマスプラスチックの動向について紹介する。また、食品包装用ではバリア性は食品の消費期限延長の面からも重要だが、バリア性を有するバイオマスプラスチックとそのフィルム特性についても紹介する。
【キーワード】
食品包装 バイオマスプラ バリア 環境配慮設計 プラスチック資源循環 プラスチック資源循環推進法
【講演ポイント】
気候変動対策についての各国の規制動向、食品包装用材料への影響、バイオマス、リサイクル、減容化など環境配慮設計への対応について解説する。
食品消費期限延長の面からバリア性材料の利用拡大が見込まれるが、フィルム各社の動向とバイオマスプラスチックのバリア性などについて紹介する。
【習得できる知識】
・成型加工用に使用されるバイオマスプラスチックの最近の動向
・環境規制の動向、それらに対する対策
・バリア性バイオマスプラの最近の動向
・バイオマスプラスチックのバリア性
【プログラム】
0.はじめに
1.バイオマスプラスチックの動向
1.1 従来からのバイオマスプラスチックの動向
1.2 最近のバイオマスプラスチックの動向
1.3 今後のバイオマスプラスチックの動向
2.バイオマスプラスチックフィルムの動向
2.1 現状、課題
2.2 最近のバイオマスプラスチックフィルムの動向
2.3 各社の動向
3.バリア性を有するバイオマスプラスチックとそのフィルム特性
3.1 バイオマスプラスチックのバリア性へのニーズ
3.2 バイオマスプラスチックのバリア性
4.まとめ
【質疑応答】