【 LIVE配信・WEBセミナー】

軟包装パッケージングの国内外の最新動向とモノマテリアル化に向けた取り組み

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★循環型パッケージの必要性と対応策や今後の軟包装材料の開発方向について解説!


★機能性コーティング剤、接着剤、フィルムによるモノマテリアル化、減層化や紙構成への転換、低環境負荷・低ランニングコストを実現する革新的な無溶剤型接着剤「DUALAM」や植物由来資源を活用した製品群による温室効果ガスの削減策を紹介!

★製品開発の中での3R+リニューアブルの実践事例、様々なステークホルダと取組む使用済み製品・容器の回収とその課題について解説!

セミナー番号
S230425
セミナー名
軟包装モノマテリアル包材
講師名
  • 第1部  住本技術士事務所  所長  住本 充弘 氏
  • 第2部  DIC株式会社  パッケージ技術本部 パッケージ技術2グループ  久保田 貴之 氏
  • 第3部  株式会社湘南貿易  機械事業部 係長  菊地 剛 氏
  • 第4部  味の素トレーディング株式会社  機材調達事業部 事業部長  金子 晴海 氏
開催日
2023年04月27日(木) 11:00-17:30
会場名
※会社やご自宅のパソコンで視聴可能な講座です
受講料(税込)

【1名の場合】55,000円(税込、テキスト費用を含む)
2名以上は一人につき、11,000円が加算されます。

詳細

定員:30名

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※ 当講座では、同一部署、申込者のご紹介があれば、何名でもお1人につき11,000円で追加申し込みいただけます。(申込者は正規料金、お二人目以降は11,000円となります)。追加の際は、申し込まれる方が追加の方を取り纏いただくか、申込時期が異なる場合は紹介者のお名前を備考欄にお書きくださいますよう、お願いいたします。


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【第1講】 軟包装パッケージ材料の国内外の最新動向

【時間】 11:00-12:00

【講師】住本技術士事務所 所長 住本 充弘 氏

【講演主旨】

 軟包装材料の再生再利用に向けて海外では着々と体制が整ってきている。Recycled plasticsが欧州市場で食品接触用にOKとなり、世界への影響は大きい。PE recycling streamを有する欧州は、オレフィン仕様が第三者認証を得て顧客に採用されてきている。国内では認証制度はないが、包装食品の輸出には認証が必要である。日本は今後どのように対応していくか大きな課題を抱えてる。メカニカルリサイクル利用のRecycled plastics製造では脱臭対応及び無色の樹脂製造のアップサイクリングが進んでいる。包装製品のサプライチェーンで一貫したtrack & traceのシステム確立も進んでいる。海外事例を理解して国内対応を模索する。
【キーワード】
循環型パッケージ、循環型ポリマー、モノマテリアル、機能性フィルム、蒸着技術、小ロット生産、追跡技術
【講演ポイント】
世界の全ての包装材料は基本的にはrecyclable適性が必須となる。軟包装においては、包装設計の段階で内容物の保護性や機能性だけではなく再生再利用適性を考慮することになる。モノの開発において包装材料の原料から再生再利用までを見通した包装が求められてきている。事例を参考にしてより良い対応の軟包装材料を開発していきたい。
【習得できる知識】
循環型パッケージの必要性と対応策を理解できる。
これから必要な小ロット生産システムの考え方が理解できる。
Recycled Plasticsの利用についての配慮事項が分かる。
脱インク、デラミネーションの必要性が理解できる。
今後の軟包装材料の開発方向が把握できる。

【プログラム】

1.循環型パッケージに向けて
 1-1 EU市場で食品接触用にRecycled Plastics使用がOK
    EU2022/1616が発効された。日本への影響も大きい。発表内容の概略
 1-2 Recycled Plasticsの第三者認証
    EFSA申請は第三者認証が必要となる。日本からの輸出包装製品も対象。
2.Recycled Plasticsの供給体制が着々と進む海外
  EU 市場では2030年には包装は全てrecycle適性が必要となる。日本の供給体制はどのようになるか。
 2-1 メカニカルリサイクルに向けてのデラミネーション
 2-2 デラミネーション用の印刷プライマー
 2-3 脱インク技術
 2-4 PCRの利用事例
 2-5 国内のrecycled plasticsへの対応
3.機能性包材への対応
 3-1 蒸着技術の展開
 3-2 アルミ箔代替のバリア性及び遮光性対応
 3-3 Bio-based Polymersの利用促進
     循環型パッケージにおいて循環型ポリマーの利用が進み、石油由来のポリマーが減少の傾向となり、recycled plasticsやbio-based plasticsの利用が増加する。
4.新しい機能のフィルム
 4-1 耐熱性アップのフィルム
 4-2 Recycled Films
5.小ロット対応の生産技術
 5-1 水性インクジェットデジタル印刷 
 5-2 ノンソルベントのDualシステム
 5-3 モノマテリアル仕様の動き
6.Track & trace
 6-1 ブロックチェーン技術
 6-2 CO2排出量削減
まとめ
【質疑応答】

【第2講】 サステナビリティパッケージに貢献する DICグループのグローバルソリューション紹介

【時間】 13:00-14:00

【講師】DIC株式会社 パッケージ技術本部 パッケージ技術2グループ 久保田 貴之 氏

【講演主旨】

 DICは、資源循環、温室効果ガス削減、カーボンニュートラル、省資源化によるパッケージのサステナビリティを推進すべく、ソリューション開発を進めています。本講演では、機能性コーティング剤、接着剤、フィルムによるモノマテリアル化、減層化や紙構成への転換、低環境負荷・低ランニングコストを実現する革新的な無溶剤型接着剤「DUALAM」や植物由来資源を活用した製品群による温室効果ガスの削減策をご紹介します。

【キーワード】

モノマテリアル、モノウェブ、バリア接着剤、バリアコーティング剤、耐熱コーティング剤、吸着低減、紙パッケージ、耐水性、耐油性、DUALAM、無溶剤、バイオマスインキ・接着剤・フィルム、マテリアルリサイクル、ケミカルリサイクル、脱墨、コンポスト、グローバル

【講演ポイント】

DICは、一般的な「3R」の取組みに、新たな2つの取組みを加えた「5R」の切り口で、サーキュラーエコノミーの実現にチャレンジしています。これまでよりも多角的な視点から社会に必要なサステナブルパッケージをグローバルで創り上げていきます。インキや接着剤、コーティング剤のみならず、フィルムや樹脂などパッケージに必要となるあらゆる素材を複合的なサステナブルソリューションとして提供可能な、世界でも数少ないメーカーとなります。

【習得できる知識】

グローバルでのサステナブルパッケージトレンド

パッケージのモノマテリアルのモノマテリアル化に必要な機能や役割とそれらの代替手法

新たな無溶剤型ラミネート技術

紙パッケージング、コンポストパッケージングの最新動向

新たなケミカルリサイクル技術

脱墨(脱インキ)による資源循環への貢献

【プログラム】

1.パッケージのサステナビリティ

 1-1 パッケージの目的、サステナビリティのグローバルトレント

 1-2 DICが考える5Rとそのアプローチ

2.モノマテリアルパッケージ

 2-1 バリア接着剤とバリアコーティング剤

 2-2 耐熱コーティング剤

 2-3 モノマテリアル多層フィルム

 2-4 モノウェブ対応ヒートシール剤

3.紙パッケージング

 3-1 耐水・耐油コーティング剤

4.無溶剤、バイオマス、CO2削減

 4-1 新たな無溶剤型ラミネート接着剤「DUALAM」

 4-2 バイオマスインキ、バイオマス接着剤

 4-3 バイオマスフィルム

5.新たなサステナブルソリューション

 5-1 ポリスチレンのケミカルソリューション

 5-2 脱墨(脱インキ)ソリューション

6.グローバルでのソリューション対応(Sun Chemical)

 6-1 モノマテリアルパッケージの最新動向と事例

 6-2 紙パッケージの最新動向と事例

 6-3 コンポストパッケージングの最新動向と事例

【質疑応答】


【第3講】 モノマテリアル化における機械装置の国内外の動向、使用上のポイント

【時間】 14:10-15:10

【講師】株式会社湘南貿易 機械事業部 係長 菊地 剛 氏

【講演主旨】

 弊社では、昨今ニーズが高まっておりますモノマテリアルフィルム開発のための縦延伸装置や、従来の電子照射装置と比較し、省スペース・低ランニングコストを実現した特許取得済の電子線照射装置等、ラボレベルから生産機まで様々なラインナップの装置を取り揃えております。

 本講演では、モノマテリアル化における機械装置の国内外の最新動向や用途例、各装置の特徴・使用上のポイント等を紹介させて頂きます。

【キーワード】

モノマテリアル化関連装置、モノマテリアルフィルム開発、環境配慮型フィルム製膜関連装置、電子線照射、縦収縮の少ない耐熱PEフィルム製造、卓上小型機から少量生産機

【講演ポイント】

モノマテリアルフィルム開発のための縦延伸装置や電子線照射装置の性能や特長、使用方法・用途例等を欧州の最新事情も踏まえてご説明し、モノマテリアルフィルム開発時の課題等に対し、弊社装置がどのようにお役に立てるかご説明致します。

【習得できる知識】

・モノマテリアルフィルム開発装置に関する知識

・モノマテリアル化のための電子線照射技術に関する知識

・欧州メーカーの各種フィルム製造技術

・モノマテリアル化における機械装置の国内外の最新動向や用途例、各装置の特徴・使用上のポイント

【プログラム】

1.はじめに

2.MDO付小型テスト装置紹介(ドイツ:COLLIN社)

3.MDOフィルム製造技術の紹介(オーストリア:SML社)

4.超多層ダイスによるモノマテリアルブローフィルムの製造技術紹介(イタリア:GAP社)

5.電子照射によるオレフィンフィルムの改質(スイス:SKAN社、米国:PCT社)

【質疑応答】


【第4講】 食品メーカーから見た軟包装設計の考え方と環境・リサイクルへの要望

【時間】 15:20-16:20

【講師】味の素トレーディング株式会社 機材調達事業部 事業部長 金子 晴海 氏

【講演主旨】

 食品に使われる包装材料の基礎知識を解説し食品流通のために包装が必要な理由を理解して頂く。食品を安全・安心に使用して頂くために必要な包装であるが、一方使われた後はゴミとして排出され環境に悪い影響を与える事がある。環境に悪い影響を与えないようにするためリサイクルを検討するが、その方法と課題について及び包装材料のユーザーとしての複合包装資材のリサイクル適正など資材メーカーに検討して頂きたい要望事項を話す。

 プラスチック材料の紙化における包装設計の実例を紹介し設計における課題を共有する。

【キーワード】

包装、包材、環境、環境負荷低減、リサイクル、単一素材、複合包材、食品包材の課題、モノマテリアル、包装設計、プラスチックの紙化、

【講演ポイント】

味の素株式会社における環境対応を考慮した包装設計の基本的な考え方を解説し、食品包装における包装資材リサイクルにおける課題と要望を述べる。またプラスチック廃棄物ゼロ化に向けた薄肉化のための高機能樹脂の開発事例、プラスチックの紙化を目的とした開発事例を2例、消費者視点での包装設計について紹介する。

【習得できる知識】

食品に使用する包装資材の基礎知識。

包装材料のリサイクルの方法と課題を習得し、解決方法について知識を得る。

食品に使用される複合包装材料に対するリサイクル課題と要望を知る。

プラスチック包装材料の紙化に向けた包装設計。

【プログラム】

1.会社紹介

 1-1 味の素株式会社 紹介

 1-2 味の素株式会社 環境ビジョン

2.軟包材の基礎知識

 2-1 軟包材に使われる材料とその特性

 2-2 積層包材に使われる各層の機能

3.環境負荷低減のための包装材料

 3-1 包装材料が環境に与える影響

 3-2 環境負荷を低減する包装材料とデザイン:リサイクル

 3-3 環境負荷を低減する包装材料とデザイン:

           バイオマス, 溶剤フリー, 生分解性物質、森林認証紙

4.包装設計事例

 4-1 「ほんだし® 」8g小袋品種:薄肉化のための高機能樹脂の開発

 4-2 「Pal Sweet® Slim Up Sugar®」:紙化における包装設計

 4-3 「味の素®」「ハイミー®」袋品種:紙化検討

 4-4 「アミノバイタル® アミノショット®」:顧客視点での包装設計

【質疑応答】


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