【 LIVE配信・WEBセミナー】

大容量・高耐熱フィルムコンデンサにおける最新技術・フィルム開発と信頼性向上

~蒸着技術と信頼性向上技術 ・コンデンサ用PPフィルムの高耐熱薄膜化~

★2024年5月28日WEBでオンライン開講。特定非営利活動法人サーキットネットワーク  梶田氏(元村田製作所)、元東レ 伊藤氏、エーアイシーテック株式会社 飯田氏が大容量フィルムコンデンサの 技術・部材開発動向と市場・将来展望について解説する講座です。

★今回は会場(東京都)とWebのハイブリッド形式です。≪こちらはWEBセミナーのお申し込みURLになります≫

会場参加での申し込みは下記URLよりお願いいたします。

 https://andtech.co.jp/seminars/1ef1021a-26d1-6360-bae2-064fb9a95405

※こちらの講座は、講師の要望により、ご所属によっては参加後、受講をお断りするケースがございます。この点ご了承ください。また質疑応答の内容によっては、回答が難しい側面があることをご了承くださいませ。


■本講座の注目ポイント

★インバータ向けコンデンサにPPフィルムが必要とされた技術的背景、並びに、採用要件となったこれまでに無い高耐熱化と薄膜化のために確立したPP樹脂設計・表面粗さ設計、製膜技術を紹介!

★本講演では、パワーエレクトロニクスに使われるフィルムコンデンサの特徴と機能をアルミ電解コンデンサと比較しながら説明!さらにコンデンサを選ぶポイントやフィルムコンデンサの今後の技術動向にも触れる!

セミナー番号
S240506Web
セミナー名
フィルムコンデンサ(Web)
講師名
  • 第1部  特定非営利活動法人 サーキットネットワーク  理事長  梶田 栄 氏
  • 第2部  無所属  (元東レ株式会社)  伊藤 達也 氏
  • 第3部  エーアイシーテック株式会社(AICtech Inc.)  ゼネラルアドバイザー  飯田 和幸 氏
開催日
2024年05月28日(火) 13:30-17:30
会場名
※会社やご自宅のパソコンで視聴可能な講座です
受講料(税込)

【1名の場合】49,500円(税込、テキスト費用を含む)

2名以上は一人につき、16,500円が加算されます。

詳細

定員:30名

※ お申し込み後、受講票と請求書のURLが自動で返信されます。基本的にはこちらで受付完了です。開催前日16:00までに再度最終のご連絡をいたします。請求書と受講票は郵送ではないため必ずダウンロードください。また、同時に送られるWEBセミナー利用規約・マニュアルを必ずご確認ください。

※ セミナー前日夕方16:00までにWEB会議のURL、事前配布資料のパスワードについて、別途メールでご案内いたします。基本的にはマイページからのダウンロードの流れとなります。なお、事前配布資料については、講師側の作成完了次第のお知らせになりますので、この点、ご理解のほどお願い申し上げます。

※ お支払いは銀行振込、クレジット決済も可能です。銀行振込でお支払いの場合、開催月の翌月末までにお支払いください。お支払いの際は、社名の前に請求書番号をご入力ください。

※ 領収書のご要望があれば、お申込み時、領収書要にチェックを入れてください。

※ 2名以上でお申し込みをされた場合は、受講票と請求書を代表者様にご連絡します。

※ 当講座では、同一部署の申込者様からのご紹介があれば、何名でもお1人につき16,500円で追加申し込みいただけます (申込者様は正規料金、お2人目以降は16,500円となります)。追加の際は、申し込まれる方が追加の方を取りまとめいただくか、申込時期が異なる場合は紹介者様のお名前を備考欄にお書きくださいますようお願いいたします。

※ なお、ご参加手続きの際、自宅住所やフリーアドレス、個人携帯番号のみで登録された場合は、ご所属確認をさせいただくことがございます。

キャンセルポリシー・特定商取引法はこちら

セミナーに関するQ&Aはこちら(※キャンセル規定は必ずご確認ください)

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【【本セミナーの主題および状況  本講座の注目ポイント】】

■本セミナーの主題および状況

★近年、気候変動対策として自動車の電動化が加速している。電動化を支えるキーデバイスが、電池から供給される直流電力を交流に変換し、自在に電動モータを駆動するインバータである。

★特にパワーエレクトロニクスに使われるコンデンサは、エネルギー貯蔵やノイズフィルター、DCリンクなどに使われる必要不可欠のデバイスであり、インバータを構成する上でパワー半導体と共に信頼性の高いコンデンサが必要となり、その一つがフィルムコンデンサである。

■注目ポイント

★インバータ向けコンデンサにPPフィルムが必要とされた技術的背景、並びに、採用要件となったこれまでに無い高耐熱化と薄膜化のために確立したPP樹脂設計・表面粗さ設計、製膜技術を紹介!

★本講演では、パワーエレクトロニクスに使われるフィルムコンデンサの特徴と機能をアルミ電解コンデンサと比較しながら説明!さらにコンデンサを選ぶポイントやフィルムコンデンサの今後の技術動向にも触れる!


■講座担当:青木良憲

≪こちらの講座は、WEB上での開催のオンライン講座になります≫

【第1講】 フィルムコンデンサの基礎と課題・耐熱性向上と将来展望

【時間】 13:30-14:45

【講師】特定非営利活動法人 サーキットネットワーク 理事長 梶田 栄 氏

【講演主旨】

パワーデバイスが注目されるのと期を同じくして再度見直されたフィルムコンデンサであるが、その特徴、使われ方、など他のコンデンサと比較しながら、理解しやすく解説する。

【プログラム】

1.コンデンサの基本
 1-1 コンデンサの基本性質
 1-2 コンデンサの働き
 1-3 コンデンサの種類
2.フィルムコンデンサ
 2-1 フィルムコンデンサの構造と原理
 2-2 フィルムコンデンサの外形形状
 2-3 フィルムコンデンサの特徴
3.フィルムコンデンサの技術課題
 3-1 使用上の注意事項
 3-2 技術課題
4.フィルムコンデンサの動向
 4-1 小型大容量化
 4-2 高耐熱化
 4-3 低騒音化
5.まとめ
【質疑応答】

【第2講】 高耐熱薄膜PPコンデンサーフィルム

【時間】 14:55-15:40

【講師】無所属 (元東レ株式会社) 伊藤 達也 氏

【講演主旨】

 近年、気候変動対策として自動車の電動化が加速している。電動化を支えるキーデバイスが、電池から供給される直流電力を交流に変換し、自在に電動モータを駆動するインバータである。

 インバータを構成する上でパワー半導体と共に信頼性の高いコンデンサが必要となる。

 本講座では、インバータ向けコンデンサにPPフィルムが必要とされた技術的背景、並びに、採用要件となったこれまでに無い高耐熱化と薄膜化のために確立したPP樹脂設計・表面粗さ設計、製膜技術を紹介する。

【プログラム】

1.コンデンサの種類とフィルムコンデンサ

2.蒸着フィルムコンデンサ

3.xEV向けパワートレイン用コンデンサへの展開

4.BOPPフィルムの薄膜化

 4‒1 薄膜化による静電容量密度向上効果

 4‒2 高BDV化の樹脂設計

 4‒3 表面粗さの制御

5.xEV用極薄ポリプロピレンフィルム

おわりに

【質疑応答】

【キーワード】
電動化、xEV、インバータ、コンデンサ、高耐熱、薄膜、ポリプロピレンフィルム


【講演ポイント】
・世界で初めてHEV用インバータ向けに高耐熱薄膜PPフィルムが採用されるに至った技術要素を解説する。
・講演者は開発チームの中核として技術開発を推進し、20年度高分子学会賞(技術)、21年度大河内記念技術賞をそれぞれ受賞している。


【習得できる知識】
・フィルムコンデンサの長所短所と誘電体フィルムの特徴
・蒸着フィルムコンデンサの構造と信頼性向上技術
・コンデンサ用PPフィルムの高耐熱薄膜化のためのPP樹脂並びにフィルム設計


【第3講】 フィルムコンデンサのアプリケーションと使い方

【時間】 15:50-17:05

【講師】エーアイシーテック株式会社(AICtech Inc.) ゼネラルアドバイザー 飯田 和幸 氏

【講演主旨】

 フィルムコンデンサは、誘電体に薄いプラスチックフィルムを使ったコンデンサです。特性の経時変化が少なく、自己インダクタンスやESRが小さく、絶縁抵抗が高く、極性がなく、容量が温度や周波数に対して極めて安定であるなどの多くの特長を持ちます。

このため、交流信号用や電源用、通信機器、パワーエレクトロニクスのエネルギーバッファーやノイズフィルター、DCリンクなどに使われています。本講では、これらのフィルムコンデンサの特長を活かしたアプリケーションを紹介し、その信頼性と安全な使い方について概説します。


【習得できる知識】
コンデンサの基本的な知識

パワーエレクトロニクスにおけるコンデンサの機能と役割

フィルムコンデンサの信頼性と使い方


【講演キーワード】
フィルムコンデンサ、パワーエレクトロニクス、インバータ、電源、信頼性、故障モード、故障メカニズム


【講演のポイント】
フィルムコンデンサは回路の高機能化と信頼性に大きく影響するデハイスです。本講座では、フィルムコンデンサ特徴とアプリケーション、故障モードとメカニズムを通じてコンデンサの選定と使い方を概説します。

【プログラム】

1. フィルムコンデンサの概要(構造, 種類, 性質)

2.フィルムコンデンサのアプリケーション

 2-1 モータードライブ

 2-2 再生可能エネルギーシステム

 2-3 パルス電源

 2-4 トラクション コントロール

 2-5 その他

3.フィルムコンデンサの故障モードとメカニズム

4.フィルムコンデンサの信頼性と使い方

【質疑応答】


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