【 LIVE配信・WEBセミナー】

プリント基板用エポキシ樹脂・硬化剤・硬化促進剤の種類と特徴および新技術

―各種エポキシ樹脂・硬化剤・促進剤の特徴と新技術を知り、課題解決へ―

2025年4月9日開講。WEBでオンラインLive講義にどこからでも参加できます。横山技術事務所 代表 (元・新日鉄住金化学(株) 総合研究所) 横山先生によるご講演。プリント基板用エポキシ樹脂・硬化剤・硬化促進剤の種類と特徴および新技術について解説いたします。

■本講座の注目ポイント

★高周波通信用プリント基板向け低誘電性エポキシ樹脂および硬化剤:嵩高い分子構造を有する低誘電性エポキシ樹脂に関する知識を習得できる!

★同基板向け低誘電性硬化剤:硬化反応時に水酸基を生成しない低誘電性活性エステル型硬化剤に関する知識を習得できる!

セミナー番号
S250401
セミナー名
プリント基板用エポキシ樹脂
講師名
  • 横山技術事務所  代表  (元・新日鉄住金化学(株) 総合研究所)  工学博士   横山 直樹 氏
開催日
2025年04月09日(水) 10:30-16:30
会場名
※会社やご自宅のパソコンで視聴可能な講座です
受講料(税込)

【1名の場合】49,500円(税込、テキスト費用を含む)

2名以上は一人につき、16,500円が加算されます。

詳細

定員:30名

※ お申し込み後、受講票と請求書のURLが自動で返信されます。基本的にはこちらで受付完了です。開催前日16:00までに再度最終のご連絡をいたしますので、しばらくお待ちください。請求書と受講票は郵送ではないため必ずダウンロードください。また、同時に送られるWEBセミナー利用規約・マニュアルを必ずご確認ください。

※ セミナー前日夕方16:00までにWEB会議のURL、事前配布資料のパスワードについては、別途メールでご案内いたします。基本的には、事前配布資料はマイページからのダウンロードの流れとなります。なお、事前配布資料については、講師側の作成完了次第のお知らせになりますので、この点、ご理解のほどお願い申し上げます。

※ 請求書の宛名の「株式会社」や「(株)」の「会社名の表記」は、お客様の入力通りになりますので、ご希望の表記で入力をお願いします。

※ お支払いは銀行振込、クレジット決済も可能です。銀行振込でお支払いの場合、開催月の翌月末までにお支払いください。お支払いの際は、社名の前に請求書番号をご入力ください。

※ 領収書のご要望があれば、お申込み時、領収書要にチェックを入れてください。

※ 2名以上でお申し込みをされた場合は、受講票と請求書を代表者様にご連絡します。

※ 当講座では、同一部署の申込者様からのご紹介があれば、何名でもお1人につき16,500円で追加申し込みいただけます (申込者様は正規料金、お2人目以降は16,500円となります)。追加の際は、申し込まれる方が追加の方を取りまとめいただくか、申込時期が異なる場合は紹介者様のお名前を備考欄にお書きくださいますようお願いいたします。

※ なお、ご参加手続きの際、自宅住所やフリーアドレス、個人携帯番号のみで登録された場合は、ご所属確認をさせいただくことがございます。

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【【本セミナーの主題および状況  本講座の注目ポイント】】

■習得できる知識

2成分系および多成分系のフラッシュ蒸留および多段蒸留の理論について基礎知識を学習した後、蒸留計算式を埋め込んだExcelシートを作成し、そこに原料組成、多段蒸留の場合は蒸留塔の理論段数および操業条件(原料組成、温度、圧力、装入量、抜出量、還流比)をインプットして、塔頂液、塔底液の成分組成および各成分の回収率をシミュレーションする方法を習得できる。


講座担当:青木良憲


≪こちらの講座は、WEB上での開催のオンライン講座になります≫

【時間】 10:30-16:30

【講師】横山技術事務所 代表  (元・新日鉄住金化学(株) 総合研究所)  工学博士  横山 直樹 氏

【講演主旨】

プリント基板およびプリント基板用材料メーカーの事業企画部門、研究開発部門、生産技術部門、製造部門、技術サービス部門の技術者・研究者の皆様、大学・公的研究機関の研究者の皆様を対象に、エポキシ樹脂・硬化剤・硬化促進剤の基礎から新技術までを詳しく解説いたします。


【習得できる知識】 

(1) プリント基板の概要

プリント基板の種類・構造・製造工程、エポキシ樹脂の使用箇所、エポキシ樹脂に求められる機能についての知識が得られる。

(2) プリント基板用エポキシ樹脂の種類と特徴

エポキシ樹脂の製造法、エポキシ当量、粘度、軟化点などの基本特性に関する知識が得られる。プリント基板用エポキシ樹脂としては、汎用の臭素含有型難燃性エポキシ樹脂、クレゾールノボラック型エポキシ樹脂、ハロゲンフリー難燃性のリン含有型エポキシ樹脂、低線膨張係数のナフタレン型エポキシ樹脂、低誘電性のジシクロペンタジエン型エポキシ樹脂、ビルドアップ基板用接着フィルムに用いられるフェノキシ樹脂などに関する知識が、各々習得できる。

(3) プリント基板用硬化剤の種類と特徴

通常用いられるジシアンジアミドの基本特性、低吸水率化に用いられるフェノールノボラックおよび酸無水物の特性に関する知識が、各々習得できる。

(4) プリント基板等用硬化促進剤の種類と特性

3級アミン類、イミダゾール類、有機ホスフィンの特性に関する知識を得ることができる。

(5) エポキシ樹脂・硬化剤の分析

エポキシ当量、塩素分、1,2-グリコールなどエポキシ樹脂についての分析法、アミン価、水酸基当量、活性水素当量など硬化剤についての分析法に関する知識が、各々得られる。

 (6) 硬化物の構造と特性の測定・解析

DSCによる硬化開始温度・硬化発熱量・Tgの測定・解析、TMAによる線膨張係数・Tg、TG-DTAによる加熱重量減少率の測定・解析、動的粘弾性(DMA)によるTg、架橋密度の測定・解析、曲げ試験による力学特性(弾性率、破断強度、破断伸度)の測定・解析、破壊靭性試験によるK1C値の測定・解析、電気特性(表面抵抗・体積抵抗、誘電率・誘電正接)の測定・解析に関する知識が、各々習得できる。

(7) 有害性

エポキシ樹脂の急性・慢性毒性、局所刺激性、感作性に関する知識が、各々得られる。

(8) 変性・配合改質

ゴム変性、エンジニアリングプラスチック配合改質およびフィラー配合改質によるエポキシ樹脂の強靭化とその機構に関する知識が習得できる。

(9) トラブルと対策

吸湿によるTg低下、一液型組成物の保存中発熱、ボイドとヒケ、揮発性・昇華性への対策に関する知識が習得できる。

(10) 新技術

a) 高周波通信用プリント基板向け低誘電性エポキシ樹脂および硬化剤:嵩高い分子構造を有する低誘電性エポキシ樹脂に関する知識を習得できる。

   b) 同基板向け低誘電性硬化剤:硬化反応時に水酸基を生成しない低誘電性活性エステル型硬化剤に関する知識を習得できる。

c) 微細配線フレキシブルプリント基板(FPC)用接着剤向け高絶縁信頼性およびハロゲンフリー難燃性エポキシ樹脂組成物:リン含有フェノキシ樹脂を配合したエポキシ樹脂組成物に関する知識を習得できる。


【プログラム】

1. プリント基板の概要

 プリント基板の種類と構造、エポキシ樹脂の使用箇所、エポキシ樹脂に求められる機能

2. プリント基板等用エポキシ樹脂の種類と特徴

2-1. ビスフェノールA型

  2-2. ビスフェノールF型

2-3. フェノールノボラック型

  2-4. クレゾールノボラック型

  2-5. 臭素含有型

  2-6. リン含有型

   2-7. ナフタレン型

  2-8. ジシクロペンタジエン型

  2-9. グリシジルアミン型

  2-10. グリシジルイソシアヌレート型

  2-11. フェノキシ樹脂


3. プリント基板等用硬化剤の種類と特徴

3-1. ジシアンジアミド

3-2. フェノールノボラック

3-3. 酸無水物


4. プリント基板等用硬化促進剤の種類と特性

4-1. 3級アミン類

4-2. イミダゾール類

4-3. 有機ホスフィン系


5. エポキシ樹脂・硬化剤の分析

5-1. エポキシ樹脂の分析

エポキシ当量、塩素分、1,2-グリコール

5-2. 硬化剤の分析

アミン価、水酸基当量、活性水素当量


6. 硬化物の構造と特性の評価解析

6-1. 熱分析 

DSC:硬化開始温度、硬化発熱量、Tg

TMA:線膨張係数、Tg

TG-DTA:Td1、Td5、Td10

6-2. 動的粘弾性 (DMA)

Tg、架橋密度、相構造

6-3. 力学特性

曲げ試験:弾性率、破断強度、破断歪

破壊靭性試験:破壊靭性値 (K1C)

6-4. 電気特性

表面抵抗・体積抵抗

誘電率・誘電正接

7. 有害性

急性・慢性毒性、局所刺激性、感作性

8. 変性・配合改質

 8-1. ゴム変性

 8-2. エンジニアリングプラスチック配合改質

 8-3. フィラー配合改質

9. トラブルと対策


10. 新技術

 10-1. 高周波通信用プリント基板向け低誘電性エポキシ樹脂

 10-2. 同基板向け低誘電性硬化剤

 10-3. 微細配線フレキシブルプリント基板(FPC)用接着剤向け高信頼性およびハロゲンフリー難燃性エポキシ樹脂組成物


11. まとめ

 【質疑応答】


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