ウェブハンドリング技術の基礎・ウェブの力学的性質および搬送・巻取のトラブル対策法
★2025年9月10日WEBでオンライン開講。東海大学 砂見氏が、【ウェブハンドリング技術の基礎・ウェブの力学的性質および搬送・巻取のトラブル対策法】について解説する講座です。
■注目ポイント
★ウェブの基礎的な力学的性質、フィルム、紙、不織布などのウェブを製造する過程における不具合の原因・対策案、ウェブハンドリングのトライボロジーを解説・紹介!
- 東海大学 工学部 機械システム工学科 / 准教授 砂見 雄太 氏
【1名の場合】49,500円(税込、テキスト費用を含む)
2名以上は一人につき、16,500円が加算されます。
定員:30名
※ お申し込み後、受講票と請求書のURLが自動で返信されます。基本的にはこちらで受付完了です。開催前日16:00までに再度最終のご連絡をいたしますので、しばらくお待ちください。請求書と受講票は郵送ではないため必ずダウンロードください。また、同時に送られるWEBセミナー利用規約・マニュアルを必ずご確認ください。
※ セミナー前日夕方16:00までにWEB会議のURL、事前配布資料のパスワードについては、別途メールでご案内いたします。基本的には、事前配布資料はマイページからのダウンロードの流れとなります。なお、事前配布資料については、講師側の作成完了次第のお知らせになりますので、この点、ご理解のほどお願い申し上げます。
※ 請求書の宛名の「株式会社」や「(株)」の「会社名の表記」は、お客様の入力通りになりますので、ご希望の表記で入力をお願いします。
※ お支払いは銀行振込、クレジット決済も可能です。銀行振込でお支払いの場合、開催月の翌月末までにお支払いください。お支払いの際は、社名の前に請求書番号をご入力ください。
※ 領収書のご要望があれば、お申込み時、領収書要にチェックを入れてください。
※ 2名以上でお申し込みをされた場合は、受講票と請求書を代表者様にご連絡します。
※ 当講座では、同一部署の申込者様からのご紹介があれば、何名でもお1人につき16,500円で追加申し込みいただけます (申込者様は正規料金、お2人目以降は16,500円となります)。追加の際は、申し込まれる方が追加の方を取りまとめいただくか、申込時期が異なる場合は紹介者様のお名前を備考欄にお書きくださいますようお願いいたします。
※ なお、ご参加手続きの際、自宅住所やフリーアドレス、個人携帯番号のみで登録された場合は、ご所属確認をさせいただくことがございます。
【本セミナーの主題および状況・本講座の注目ポイント】
■本セミナーの主題および状況
★ウェブハンドリングとは、柔軟な薄膜材料である連続媒体(ウェブ)を張力によって搬送し、ウェブの破損や損失を生じることなく、大量生産するための科学技術です。
★フィルム、紙、不織布などのウェブを製造する過程において、搬送時には折れしわやスリップ、巻取り時には巻き締り、スリップ、ゲージバンドなどの予期せぬ不具合が生じることが多々あると思います。これを防止する手法としては、経験と勘を基に製造条件を試行錯誤的に検討していると耳にすることが多くあります。これらの不具合は製品の品質と直結することであり、不具合防止は極めて重要な課題です。
■注目ポイント
★ウェブの基礎的な力学的性質を解説!
★フィルム、紙、不織布などのウェブを製造する過程における不具合の原因・対策案について学問的な立場からアプローチして不具合の未然の防止を図る知識を解説!
★ウェブハンドリングのトライボロジーを紹介!
講座担当:牛田孝平
≪こちらの講座は、WEB上での開催のオンライン講座になります≫
【時間】 10:30-16:30
【講師】東海大学 工学部 機械システム工学科 / 准教授 砂見 雄太 氏
【講演主旨】
フィルム、紙、不織布などのウェブを製造する過程において、搬送時には折れしわやスリップ、巻取り時には巻き締り、スリップ、ゲージバンドなどの予期せぬ不具合が生じることが多々あると思います。これを防止する手法としては、経験と勘を基に製造条件を試行錯誤的に検討していると耳にすることが多くあります。これらの不具合は製品の品質と直結することであり、不具合防止は極めて重要な課題です。
本セミナーでは、上記不具合の原因・対策案について学問的な立場からアプローチして、不具合の未然の防止を図る知識を養うことを目的としています。本セミナーを受講したからといって全ての問題を解決することができるとは限りませんが、解決の糸口を見つけることができるでしょう。
【プログラム】
1.はじめに
1-1. ウェブの種類について
1-2. ウェブハンドリング技術の基礎について
1-3. ウェブハンドリング技術についてどう学ぶべきか
1-4. ウェブハンドリングの将来性
1-5. まとめ
2.ウェブの力学的性質
2-1. ウェブに作用する力とその変形
2-2. フックの法則
2-3. ウェブ素材の構造と弾性の関係
2-4. 液体の構造と粘性
2-5. 粘弾性体とその力学的モデル
2-6. ウェブの曲げ
2-7. ウェブの座屈
2-8. ウェブの折れしわ
3.ウェブハンドリングのトライボロジー
3-1. ウェブ搬送とトライボロジー
3-2. 摩擦力と摩擦係数
3-3. 摩擦係数の測定
3-4. オイラーのベルト公式
3-5. 固体の接触と摩擦
3-6. 摩擦のメカニズム
3-7. 摩擦係数のコントロール
3-8. マクロスリップの発生条件と抑止方法
3-9. 搬送不具合をどのように防止するか
4.ウェブの巻取り問題
4-1. ウェブの巻取り方式
4-2. ロール内部の応力状態
4-3. 巻取りに関するアルトマンモデル
4-4. 巻取りロール内部のヤング率の異方性
4-5. Hakielの巻取り理論
4-6. 巻取り張力の最適化
4-7. (株)SUNAMIの巻取りシミュレーション【WINDMASTER】の紹介
4-8. 巻取りの不具合についてどう対応するか
5.最近の研究内容
6.フリーディスカッション
【質疑応答】
【習得できる知識】
・ウェブの基礎的な力学的性質
・ウェブの不具合メカニズム
・ウェブの不具合の防止法