【 LIVE配信・WEBセミナー】

食品・容器包装のバリア性付与に向けた各種技術・材料の開発動向

★2026年1月29日WEBでオンライン開講。キリンホールディングス株式会社 大久保氏、土屋特許事務所 土屋氏、ユニチカ株式会社 黒澤氏、三菱ガス化学株式会社 小林氏が、【食品・容器包装のバリア性付与に向けた各種技術・材料の開発動向】について解説する講座です。

■注目ポイント

★サステナブルパッケージのひとつであるモノマテリアル包材の基礎とその課題について解説!

セミナー番号
S260164
セミナー名
バリア材
講師名
  • 第1部  キリンホールディングス株式会社  R&D本部 パッケージイノベーション研究所  大久保 辰則 氏
  • 第2部  土屋特許事務所  弁理士  土屋 博隆 氏
  • 第3部  ユニチカ株式会社  大阪本社 包装フィルム統括営業部 市場開発グループ  黒澤 彰子 氏
  • 第4部  三菱ガス化学株式会社  グリーン・エネルギー&ケミカル事業部門 ハイパフォーマンスプロダクツ事業部HPケミカルグループ 兼 企画開発部 製品開発グループ   小林 菜穂子 氏
開催日
2026年01月29日(木) 11:00-17:05
会場名
※会社やご自宅のパソコンで視聴可能な講座です
受講料(税込)

【1名の場合】60,500円(税込、テキスト費用を含む)
2名以上は一人につき、16,500円が加算されます。

詳細

定員:30名

※お申し込み後、受講票と請求書のURLが自動で返信されます。基本的にはこちらで受付完了です。開催前日16:00までに再度最終のご連絡をいたしますので、しばらくお待ちください。請求書と受講票は郵送ではないため必ずダウンロードください。また、同時に送られるWEBセミナー利用規約・マニュアルを必ずご確認ください。

※セミナー前日夕方16:00までにWEB会議のURL、事前配布資料のパスワードについては、別途メールでご案内いたします。基本的には、事前配布資料はマイページからのダウンロードの流れとなります。なお、事前配布資料については、講師側の作成完了次第のお知らせになりますので、この点、ご理解のほどお願い申し上げます。

※請求書の宛名の「株式会社」や「(株)」の「会社名の表記」は、お客様の入力通りになりますので、ご希望の表記で入力をお願いします。

※お支払いは銀行振込、クレジット決済も可能です。銀行振込でお支払いの場合、開催月の翌月末までにお支払いください。お支払いの際は、社名の前に請求書番号をご入力ください。

※領収書のご要望があれば、お申込み時、領収書要にチェックを入れてください。

※2名以上でお申し込みをされた場合は、受講票と請求書を代表者様にご連絡します。

※当講座では、同一部署の申込者様からのご紹介があれば、何名でもお1人につき16,500円で追加申し込みいただけます (申込者様は正規料金、お2人目以降は16,500円となります)。追加の際は、申し込まれる方が追加の方を取りまとめいただくか、申込時期が異なる場合は紹介者様のお名前を備考欄にお書きくださいますようお願いいたします。

※なお、ご参加手続きの際、自宅住所やフリーアドレス、個人携帯番号のみで登録された場合は、ご所属確認をさせいただくことがございます。


キャンセルポリシー・特定商取引法はこちら
セミナーに関するQ&Aはこちら(※キャンセル規定は必ずご確認ください)

全てを見る

【本セミナーの主題および状況・本講座の注目ポイント】

■本セミナーの主題および状況(講師より)

★環境規制が厳しくなる中で、プラスチック使用量削減やモノマテリアル包材といったサステナブルパッケージへの期待が高まっている。サステナブルパッケージのひとつであるモノマテリアル包材はリサイクルが比較的容易であるものの、ガスバリア性が十分と言えず、実使用上の観点で課題がある。

★包装の機能は、内容物の保護、利便性の付与及び情報伝達と言われています。特に、内容物の保護は最も重要な機能です。保護機能は、内容物により要求性能が異なります。要求性能に従って、包装材料の構成を設計します。保護機能も様々ありますが、包装材料の構成を決定する最大因子はガスバリア性です。ガスバリア性とは、酸素及び水蒸気に対するものが中心です。

■注目ポイント

★サステナブルパッケージのひとつであるモノマテリアル包材の基礎とその課題について紹介!

講座担当:苅谷樹弘

≪こちらの講座は、WEB上での開催のオンライン講座になります≫

【第1講】 キリンホールディングスにおける容器包装・環境対応とガスバリア性付与

【時間】 11:00-12:00

【講師】キリンホールディングス株式会社 R&D本部 パッケージイノベーション研究所 大久保 辰則 氏

【講演主旨】

 ※現在、最新のご講演主旨を講師の先生にご考案いただいております。完成次第本ページを更新いたします。

【プログラム】

 ※現在、最新のご講演プログラムを講師の先生にご考案いただいております。完成次第本ページを更新いたします。

【第2講】 軟包装におけるガスバリア性能の基礎とコーティング技術および測定評価

【時間】 13:00-14:15

【講師】土屋特許事務所 弁理士 土屋 博隆 氏

【講演主旨】

 包装の機能は、内容物の保護、利便性の付与及び情報伝達と言われています。特に、内容物の保護は最も重要な機能です。保護機能は、内容物により要求性能が異なります。要求性能に従って、包装材料の構成を設計します。保護機能も様々ありますが、包装材料の構成を決定する最大因子はガスバリア性です。ガスバリア性とは、酸素及び水蒸気に対するものが中心です。
包装材料にガスバリア性を付与するために、内容物が要求するガスバリアレベルに合わせ、材料を選択します。現在使用されているガスバリア材料の特徴、製造方法等について、特許情報を交えて説明します。また、ガスバリア性の測定方法についても説明します。

【プログラム】

1. ガスバリアの必要性
 1-1 軟包装の構成とガスバリア
 1-2 求められるガスバリア(酸素、水蒸気、ヘリウム)

2. アルミニウム箔

3.蒸着
 3-1 アルミニウム
 3-2 酸化アルミニウム
 3-3 酸化ケイ素

4.樹脂
 4-1 樹脂によるガスバリア性発現メカニズム
 4-2 エチレンービニルアルコール共重合体
 4-3 芳香族ポリアミド
 4-3 ポリ塩化ビニリデン

5.樹脂コーティング
 5-1 エチレンービニルアルコール共重合体
 5-2 ポリ塩化ビニリデン

6.クレイ/樹脂コーティング

7.反応性樹脂コーティング
 7-1 PVOH/ポリアクリル酸
 7-2 変性PVOH/ポリアクリル酸金属塩

8.無機/有機反応性コーティング
 8-1 シリケート/PVOH
 8-2 リン酸アルミ/PVOH

9.酸素バリア測定方法

10.水蒸気バリア測定方法

【質疑応答】


【キーワード】

ガスバリア、透明蒸着、EVOH、PVOH、クレイ、無機/有機反応性コーティング


【講演のポイント】

ガスバリア材料、ガスバリアフィルムの製造方法について基礎的な事項、及び関連する特許を例示して技術内容を説明します。


【習得できる知識】

①    ガスバリア材料
②    透明蒸着
③    バリアコーティング
④    ガスバリアフィルムの製造法
⑤    ガスバリア性測定方法


【第3講】 食品包装におけるガスバリア性の重要性と酸化防止効果による賞味期限の延長

【時間】 14:25-15:40

【講師】ユニチカ株式会社 大阪本社 包装フィルム統括営業部 市場開発グループ 黒澤 彰子 氏

【講演主旨】

 食品に広く使用されているプラスチック包材では、製造・流通工程での突き刺しや摩擦等で稀にピンホールが発生する。包材にピンホールが発生した食品は腐敗しやすく、周辺の正常品と併せて廃棄される傾向がある。また、酸素バリア性能が低い包材では、侵入した酸素により内容物が酸化され、色や味が変化することがある。これらの食品は本来食べることができるが、廃棄された場合は食品ロスになる。本講座では、ナイロンフィルムのピンホール抑制効果と、ガスバリアフィルムの酸化防止効果について述べる。

【プログラム】

1.軟包材の食品ロス抑制への取り組み

2.ナイロンフィルムによる賞味期限の維持

3.バリアナイロンフィルムによる賞味期限の延長
 3-1 【ミドルバリア領域】酸素透過率_20℃×65%RH:10~100ml/(m2・day・MPa) 
 3-2 【ハイバリア領域】 酸素透過率_20℃×65%RH:1~10ml/(m2・day・MPa)  

【質疑応答】

【キーワード】

賞味期限延長、食品ロス削減、バリアフィルム、退色防止、保存料、着色料、食品添加物


【講演のポイント】

ガスバリアフィルムを使用した包材では、加工や流通工程でバリア性能が変化する場合がある。本公演では、実際に店頭に並ぶ状態を想定した包材のバリア性能について紹介する。


【習得できる知識】

食品包装におけるガスバリア性の重要性
食品包装に用いられるプラスチックフィルムの特性


【第4講】 ガスバリア性接着剤「マクシーブ」の開発とモノマテリアル包材への展開

【時間】 15:50-17:05

【講師】三菱ガス化学株式会社 グリーン・エネルギー&ケミカル事業部門 ハイパフォーマンスプロダクツ事業部HPケミカルグループ 兼 企画開発部 製品開発グループ  小林 菜穂子 氏

【講演主旨】

 環境規制が厳しくなる中で、プラスチック使用量削減やモノマテリアル包材といったサステナブルパッケージへの期待が高まっている。サステナブルパッケージのひとつであるモノマテリアル包材はリサイクルが比較的容易であるものの、ガスバリア性が十分と言えず、実使用上の観点で課題がある。
本講演では、モノマテリアル包材の基礎とその課題について、また弊社製品であるガスバリア性接着剤「マクシーブ®」によるモノマテリアル包材のミドル/ハイバリア化についてご紹介する。

【プログラム】

1.食品包装関連製品 紹介 

2.ガスバリア性接着剤 「マクシーブ」 とは 

3.環境配慮型パッケージへのマクシーブの適用 
  3.1 モノマテリアル包材とその課題 
  3.2 モノマテリアル包材への適用
  3.3 コート剤としての適用 

【質疑応答】


【キーワード】

マクシーブ、軟包装、食品包装、バリア接着剤、モノマテリアル、リサイクル、フードロス削減、脱アルミ


【講演のポイント】

サステナブルパッケージのひとつであるモノマテリアル包材の基礎とその課題について、また弊社製品であるガスバリア性接着剤「マクシーブ®」によるモノマテリアル包材のミドル/ハイバリア化についてご紹介する。


【習得できる知識】

モノマテリアル包材について
ドライラミネート接着剤について


お申込み

お申込み人数
支払い方法
領収書
小計
60,500円
セミナー回数券

回数券をお持ちの場合は使用する回数券を選択してください

セミナー回数券購入希望の方はこちら
クーポンコード

クーポンコードをお持ちの場合は入力してください

備考

※セミナーへのお申し込みには事前に会員登録 が必要です。

※会員登録がお済みの方は、こちら よりログインしてください。