【 LIVE配信・WEBセミナー】

サーマルインターフェースマテリアル(TIM)・高放熱材料の開発動向と要求特性・車載電子機器などへの応用展開

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★車載電子製品の特長に合わせた事例に基づきTIMに必要な特性を理解いただけるよう解説!

★シリコーンの特性や放熱材料を扱う上で必要な知見、そして高性能化へのアプローチについて紹介し、開発展開する放熱材料のラインナップを紹介!

セミナー番号
S230423
セミナー名
TIM・放熱材料
講師名
  • 第1部  信越化学工業株式会社  シリコーン電子材料技術研究所 第二部開発室 TIMグループ グループマネージャー  手塚 裕昭 氏
  • 第2部  古河電工パワーシステムズ株式会社  第二事業部 エフコ製造部 開発課 課長  野村 伸吾 氏
  • 第3部  DIC株式会社  総合研究所 新事業統括本部  藤田 明 氏
開催日
2023年04月27日(木) 13:00-17:30
会場名
※会社やご自宅のパソコンで視聴可能な講座です
受講料(税込)

【1名の場合】55,000円(税込、テキスト費用を含む)
2名以上は一人につき、11,000円が加算されます。

詳細

定員:30名

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【第1講】 シリコーン放熱材料の技術・開発動向

【時間】 14:25-15:40

【講師】信越化学工業株式会社 シリコーン電子材料技術研究所 第二部開発室 TIMグループ グループマネージャー 手塚 裕昭 氏

【講演主旨】

 放熱材料(TIM: Thermal Interface Material)は、電子部品の発熱部位と冷却システム間に介在し、熱を効率よく逃がすことで電子部品の性能低下・破損・誤作動など防ぐために用いられる。

 電子機器の小型化・高集積化に伴い実装部品の発熱量は増加傾向にあり、熱対策として放熱材料の需要は非常に高まっている。さらに、車の電動化や自動運転化により電装部品の搭載が進み、その用途がら高い信頼性の要求に耐える材料が求められるようになった。

 当社は耐熱性・耐候性・耐寒性・柔軟性といった特徴を有するシリコーンをベースとした放熱材料を開発を推進している。本講座では先ず、ベースとなるシリコーンの特性や放熱材料を扱う上で必要な知見、そして高性能化へのアプローチについて紹介する。次に、材料設計思想(コンセプト)とそれに基づいて当社が開発展開する放熱材料のラインナップ(グリース、プリキュアード、ギャップフィラー、シート等)について説明する。

【キーワード】

低熱抵抗率、高熱伝導率、熱伝導性フィラー、耐熱性

【プログラム】

1.シリコーン放熱材料の概要

 1-1 放熱材料とは

 1-2 シリコーンの特性

 1-3 放熱特性について

2.放熱材料の高性能化

 2-1 高熱伝導率化(フィラーの最適化)

 2-2 接触熱抵抗の低減

3.シリコーン放熱材料の技術・開発動向

 3-1 材料の設計(コンセプト)

 3-2 当社液状放熱材料(グリース、プリキュアード、ギャップフィラー)の紹介

 3-3 当社加工品(高硬度シート・低硬度パッド・フェイズチェンジマテリアル)の紹介

【質疑応答】


【第2講】 高熱伝導放熱シート(TMシート)の開発動向と課題

【時間】 15:50-16:20

【講師】古河電工パワーシステムズ株式会社 第二事業部 エフコ製造部 開発課 課長 野村 伸吾 氏

【講演主旨】

 一見平滑に見えるICチップなどの発熱体や、ヒートシンクなどの放熱部材もミクロにみると微小な凹凸が存在する。この微小な凹凸部に入り込む空気は断熱性が高いため、発熱体から放熱部材へのスムーズな熱の移動を阻害する要因となる。この微小な凹凸を、空気よりも熱伝導性の高い素材で埋めるためにTIM(Thermal Interface Material)が存在する。

 本セミナーではユーザーから実際に集めた要望事項からTIMの開発動向を示す。また、基本的なTIMの設計思想を解説しながら、ユーザーの要望を満たすための技術的な課題を示し、TIMに用いられる材料に対する要望事項を解説する。

【キーワード】

TIM、放熱、放熱シート、ゴム、熱伝導、TIM設計

【講演ポイント】

ユーザーのVOC(Voice Of Customer)から得られたTIM(Thermal Interface Material)に対する要望と、それをベースとした開発動向及び技術的な課題を解説する。ゴム状TIMに用いられる材料への要求事項を理解することができる。

【習得できる知識】

・基本的なTIMの役割と種類

・TIM材料の設計思想

・VOCから得られる技術動向

・TIM材料に求められる開発要件

【プログラム】

1.導入

 1-1 古河電工パワーシステムズ 会社概要

 1-2 電線接続部材メーカーが放熱シートを開発した背景

2.TIM(Thermal Interface Material)とは

 2-1 TIMの役割

 2-2 TIMの種類

3.古河電工パワーシステムズ製TIM TMシート?

 3-1 TMシート?の特徴

 3-2 TMシートが活躍する業界

4.TMシートの開発動向と課題

 4-1 顧客の要望と変化

 4-2 基本的な熱伝導の概念

 4-3 基礎特性の向上に関する課題

 4-4 暗黙要求事項とのトレードオフに関する課題

5.まとめと質疑応答


【第3講】 特殊形状多面体アルミナフィラーを用いた高熱伝導シートへの応用

【時間】 16:30-17:30

【講師】DIC株式会社 総合研究所 新事業統括本部 藤田 明 氏

【講演主旨】

 近年,種々の電子デバイスにおいてモジュール製品の小型化,高集積化,高性能化が著しく進展している。それに伴い内部で発生する熱量は増加の一途をたどっている。発生した熱をいかに効率よく機器外部に放熱するかが機器の性能や寿命を決める要因となるため放熱技術の重要性が高まっており、これらに用いられる部材には高放熱化が求められている。

 当社ではフィラーの開発を推進しており、放熱フィラーの1種であるアルミナの開発について紹介し、それを用いた放熱シートへの応用について紹介する。この紹介の中で金属ベース基板や材料について説明する。

【キーワード】

放熱、放熱シート、熱伝導、アルミナ

【習得できる知識】

・金属ベースについて

・放熱フィラーについて


【プログラム】

1.導入

 1-1 会社概要

2.金属ベース基板とは

 2-1 放熱基板について

 2-2 熱伝導フィラーについて

3.特殊形状多面体アルミナについて

 3-1 特殊形状アルミナの開発

 3-2 特殊形状アルミナの紹介

4.高熱伝導シートへの応用

 4-1 目標値設定

 4-2 材料設計と物性値の紹介

 4-3 まとめ

【質疑応答】


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