プラスチックレンズの成形・加工技術と要求特性に対応する光学材料の最新動向
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★軽くて形状自由度が高く、量産性に優れ、様々な用途で使用されるプラスチックレンズの最新技術について第一人者が解説!
★光学素子の成形、加工技術の基本と、事業化実績・経験に基づいた技術的知識を解説!
★光学レンズに用いられる透明ポリマー特性を解説!
- 第1部 加藤技術士事務所 所長 加藤 秀昭 氏
- 第2部 芝浦機械株式会社 工作機械カンパニー エキスパート 福田 将彦 氏
- 第3部 三菱ガス化学株式会社 光学材料事業部 開発営業部長 加藤 宣之 氏
【1名の場合】44,000円(税込、テキスト費用を含む)
2名以上は一人につき、11,000円が加算されます。
定員:30名
※ お申込み時に送られるWEBセミナー利用規約・マニュアルを必ず、ご確認ください。
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※ 2名以上でお申し込みをされた場合は、請求書受講票を代表者様にご連絡します
※ 領収書の要望があれば、申込時、備考欄へ記載ください。
※ ご参加手続きの際、自宅住所やフリーアドレス、個人携帯番号のみで登録された場合は、ご所属確認をさせいただくことがございます
※ 当講座では、同一部署、申込者のご紹介があれば、何名でもお1人につき11,000円で追加申し込みいただけます。(申込者は正規料金、お二人目以降は11,000円となります)。追加の際は、申し込まれる方が追加の方を取り纏いただくか、申込時期が異なる場合は紹介者のお名前を備考欄にお書きくださいますよう、お願いいたします。
【第1講】 プラスチックレンズなどを中心とした光学素子の加工技術における最新動向
【時間】 13:00-14:15
【講師】加藤技術士事務所 所長 加藤 秀昭 氏
【講演主旨】
レンズなどの光学素子は、超高精度の加工技術が必要である。その超高精度のプラスチックレンズを製造するためには、金型加工技術、成形加工技術の高度化・高精度化が不可欠である。
また、プラスチック樹脂の高屈折率化は長年の間 待ち続けられている樹脂材料であり、プラスチックレンズを高屈折率樹脂にすることでさらに高機能な光学素子部品開発の可能性が広がる。そのためのプラスチック光学素子のレンズや回折光学素子などの射出成形、金型加工などの技術的課題やの開発のポイントについて解説する。
【キーワード】
プラスチックレンズ、光学素子、金型加工技術、射出成形技術、超精密加工
【講演ポイント】
超精密、超高精度の光学素子のプラスチック化に対応するための考え方や具体的な実績などから技術的な解説をする。
【習得できる知識】
プラスチックによる光学素子の成形、金型の加工技術の基本と、事業化実績・経験に基づいた技術的知識が習得できる。
【プログラム】
1.光学的プラスチック材料とその特性
1-1 プラスチックとガラスの対比
1-2 求められる光学特性
2.プラスチック光学素子の種類
2-1 プラスチックレンズ
2-2 プラスチック回折格子
3.プラスチック光学素子の成形加工
3-1 成形加工上の課題
3-2 成形機の周辺設備
3-3 成形技術の課題
4.プラスチック光学素子の金型加工
4-1 金型加工の課題
4-2 金型設計上の考慮
4-3 超高精度金型加工技術
【質疑応答】
【第2講】 プラスチックレンズ金型加工技術の最新動向
【時間】 14:30-15:45
【講師】芝浦機械株式会社 工作機械カンパニー エキスパート 福田 将彦 氏
【講演主旨】
【キーワード】
【講演ポイント】
【習得できる知識】
【プログラム】
1. 超精密非球面加工機
2. 0.1nm制御分解能による加工
3. 形状計算エンジン
4. サーボ走査式機上測定システム
【質疑応答】
【第3講】 熱可塑性樹脂の高屈折率化、低複屈折化と、それらレンズの薄型化
【時間】 16:00-17:15
【講師】三菱ガス化学株式会社 光学材料事業部 開発営業部長 加藤 宣之 氏
【講演主旨】
スマートフォンなどに搭載される小型精密カメラレンズの材料としては、高屈折率・低複屈折材が不可欠である。本講座では、レンズ用途に適応し得る、高屈折率・低複屈折特殊ポリカーボネート樹脂について、分子設計からその構造を明らかにしつつ、主要光学特性の屈折率・アッベ数と複屈折に焦点を当てて解説する。また、レンズにおける特性評価についても述べ、一例を紹介する。
【キーワード】
光学ポリマー、高屈折率、低複屈折、成形加工性、非球面レンズ
【講演ポイント】
プラスチックレンズの重要性は近年ますます大きくなっており、スマートフォンのカメラを始めとした小型カメラ、ウェアラブルデバイス、車載カメラなどの最新機器に搭載されている。それらに用いられる光学ポリマーの特性について解説する。
【習得できる知識】
・光学レンズに用いられる透明ポリマーに関する知識について
・高性能な光学レンズに必要なポリマー特性について
【プログラム】
1.特殊ポリカーボネート樹脂の構造
1-1 光学ポリマーについて
1-2 ポリカーボネートについて
1-3 エステル交換法とは
2.分子構造による屈折特性の制御
2-1 複屈折の制御
2-2 高屈折率化と低屈折率化
2-3 波長分散特性の制御
3.レンズの複屈折
3-1 レンズ面内複屈折の評価
3-2 配向複屈折と応力複屈折
3-3 分子構造による各複屈折のコントロール
4.様々な市場における高屈折率材の展開
【質疑応答】