硬質ポリウレタンフォーム断熱材の基礎と 高機能化および関連法令の動向
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■本セミナーの主題および状況
→ポリウレタンは、ポリマー(高分子)の一種であり、その特性により広く使用される多目的な合成材料であります。
→硬質ポリウレタンフォームは、ポリウレタンの一種であり、軽量で断熱性の高いフォーム材料を得ることが可能となることから、建築、自動車産業、電子機器の包装、冷蔵庫や冷凍庫、航空宇宙産業など、さまざまな分野で利用されております。
■注目ポイント
★35年間硬質ポリウレタン断熱材メーカーに所属し、JIS規格改正や行政の諸制度検討に携わり、退職後はウレタンフォーム工業会専務理事を5年間務め、諸制度の制定にあたり業界と行政の調整を担ってきた講師による「ウレタン断熱材」セミナー!
★硬質ポリウレタンフォーム断熱材の原料から製造・施工までの基礎的な事項、吹付ウレタン断熱工事の品質管理体制の強化対策、省エネ基準の動向および省エネ基準義務化に向けた方向性を解説!
★発泡剤のノンフロン化や断熱性能の高性能化に係る政策関連、JIS規格の動向等についても説明!
- コンサルティングオフィスEIJI 代表 大川 栄二 氏
【1名の場合】39,600円(税込、資料作成費用を含む)
2名以上は一人につき、11,000円が加算されます。
定員:30名
※ お申込み時に送られるWEBセミナー利用規約・マニュアルを必ず、ご確認ください。
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※ お申し込み後、受講票と請求書が自動で返信されます。請求書記載の銀行口座に沿って、お振り込みをお願いします。また請求書に記載の「株式会社」や「(株)」「会社名」はお客様の記入通りの表記になりますので、ご希望の形式で記載をお願いします。
※ 2名以上でお申し込みをされた場合は、請求書受講票を代表者様にご連絡します
※ 領収書の要望があれば、申込時、備考欄へ記載ください。
※ ご参加手続きの際、自宅住所やフリーアドレス、個人携帯番号のみで登録された場合は、ご所属確認をさせいただくことがございます
※ 当講座では、同一部署、申込者のご紹介があれば、何名でもお1人につき11,000円で追加申し込みいただけます。(申込者は正規料金、お二人目以降は11,000円となります)。追加の際は、申し込まれる方が追加の方を取り纏いただくか、申込時期が異なる場合は紹介者のお名前を備考欄にお書きくださいますよう、お願いいたします。
【時間】 13:00-17:00
【講師】コンサルティングオフィスEIJI 代表 大川 栄二 氏
【講演主旨】
2022年6月に公布された建築物省エネ法改正により、2025年4月から全ての新築住宅・非住宅に省エネ基準適合が義務付けられます。硬質ポリウレタンフォーム断熱材はRC造集合住宅の屋上・壁部、木造住宅の外張り・充填断熱に広く使用されています。ここで、硬質ポリウレタンフォーム断熱材の原料から製造・施工までの基礎的な事項、吹付ウレタン断熱工事の品質管理体制の強化対策、省エネ基準の動向について説明し、省エネ基準義務化に向けた方向性を整理します。
その他、発泡剤のノンフロン化や断熱性能の高性能化に係る政策関連、JIS規格の動向等についても説明します。
【プログラム】
1. 硬質ポリウレタンフォーム断熱材の基礎
1.1 ポリウレタンとは
1.2 ポリウレタンフォーム種類と特性
1.3 硬質ポリウレタンフォーム断熱材の種類と製造方法
1.4 硬質ポリウレタンフォーム断熱材の特性
1.5 硬質ポリウレタンフォーム断熱材の施工方法
2. 硬質ポリウレタンフォーム断熱材の規格
2.1 JIS A 9521:2022「建築用断熱材」
2.2 JIS A 9526:2022「建築物断熱用吹付け硬質ウレタンフォーム」
3. 関連法令と諸制度
3.1 脱炭素社会の実現に資するための建築物のエネルギー消費性能の向上に関する法律(建築物省エネ法)
⇒省エネ基準
3.2 エネルギーの使用の合理化及び非化石エネルギーへの転換等に関する法律(省エネ法)
⇒建材トップランナー制度
3.3 フロン類の使用の合理化及び管理の適正化に関する法律(フロン排出抑制法)
⇒硬質ポリウレタンフォーム用原液の製造業者等の判断の基準
3.4 建築基準法 ⇒防耐火構造認定、防火材料認定
4. 住宅の省エネ基準
4.1 住宅の省エネ基準の概要
4.2 住宅の仕様基準の概要(硬質ポリウレタンフォーム断熱材の厚さ)
5. 硬質ポリウレタンフォーム断熱材の高機能化
5.1 高断熱化
5.2 不燃化
6. 発泡剤のノンフロン化動向
7. 吹付ウレタン断熱工事の品質管理体制強化対策
7.1 吹付ウレタン断熱工事の品質管理の必要性
7.2 吹付ウレタン断熱工事の品質管理基準
7.3 吹付技能者の認定資格
7.4 吹付事業者の認証制度
7.5 (一社)日本ウレタン断熱協会の取り組み
【質疑応答】
【キーワード】
断熱材、硬質ウレタンフォーム、吹付ウレタン、改正省エネ基準、ノンフロン、建材トップランナー制度、不燃化、品質管理
【講演のポイント】
講演者は2014年6月まで35年間硬質ポリウレタン断熱材メーカーに所属し、JIS規格改正や行政の諸制度検討に携わってきました。また、退職後はウレタンフォーム工業会専務理事を5年間務め、諸制度の制定にあたり業界と行政の調整を担ってきました。これらの経験を踏まえ、現状の把握と今後の動向を整理し解説します。
【習得できる知識】
硬質ポリウレタンフォーム断熱材の基礎、硬質ポリウレタンフォーム断熱材の規格、住宅の省エネルギー基準
硬質ポリウレタンフォーム断熱材の高機能化技術、吹付ウレタン断熱工事の品質管理、